地方の人手不足を無人運営で解決!

地域活性化と雇用促進にも貢献する熊野古道の無人宿

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株式会社日本ユニスト 
「SEN.RETREAT TAKAHARA」

https://sen-retreat.com/takahara/

付加価値の高い不動産を提供し、社会に貢献することを理念に、不動産デベロッパーとして「不動産開発事業」「地方創生事業」を行う。「SEN」は熊野古道の「山」「川」「道」を表し、「RETREAT」は、日常の自分と距離を置き、素直な心と自由な私に再会できる「リトリート体験」を意味する宿泊施設ブランド。「SEN.RETREAT」の第1棟目の施設である「SEN.RETREAT TAKAHARA」を2021年10月にオープン。熊野古道参詣の拠点となる「SEN.RETREAT TAKAHARA」の建物には空き家と地元の木材を活用。熊野古道そして地元の魅力を存分に味わえる。

「SEN.RETREAT TAKAHARA」では、宿泊棟の入口(引き戸)、建物内の各客室、シャワールーム、チェックインボックスなど計10ドアでRemoteLOCK 8jをご利用いただいています。本インタビューでは熊野古道では珍しい「完全無人」という形態での宿泊施設運営の狙いやスマートロックを活用するに至った背景についてお伺いしました。

 

(掲載内容は取材日:2021年11月23日時点の情報です)

課題

人手不足が発端となり無人運営を検討

トレーサビリティを確保できることと引き戸にも設置できることが導入の決め手

効果

チェックインおよび鍵の受け渡しを無人で実現できる仕組みを構築

無人でも細やかな入室管理を実現

 

「SEN.RETREAT」について教えてください。

Q.

熊野古道そして地域の観光産業の持続的な発展を支援したいという想いのもと、運営する4つの宿泊施設のブランドです。

 

当社、日本ユニストでは不動産ディベロッパーとして、主にホテルやマンション、商業施設といった事業用に使う土地の「収益プランニング」、そのプランとともに不動産をセットで販売する「企画販売」、実際に建物まで建設して販売する「開発販売」といった事業を手がけています。中でもホテル開発については、今年2021年には227室のビジネスホテルを建設して、自社でオペレーションまで実施するなど、強みを持っています。そうした都市型のホテルと並行して現在は地方型の宿泊施設にも力を入れていて、そのひとつに「SEN.RETREAT TAKAHARA」があります。

「SEN.RETREAT TAKAHARA」は熊野古道の中辺路ルート、高原地区に2021年10月8日オープンした宿泊施設で、今後、中辺路ルートにオープン予定の歩きながら転泊もできる4つの宿泊施設の第1棟目の施設にあたります。「SEN.RETREAT」事業の発端としては、現地の方から、熊野古道沿いで宿泊施設が不足しているという問題を伺ったことです。コロナ前は特にインバウンド需要が多い一方で、高齢化や事業承継が難しいなどの理由で宿泊施設が不足し、観光やトレッキング客の受け入れができないことも多かったようです。

そこで、当社の不動産ディベロッパーの経験を活かした宿泊施設の企画、開発を通じて安定的に観光客の方に来ていただき、熊野古道の観光産業そして熊野古道そのものを維持していくことに貢献していければと考えています。

 

 

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「SEN.RETREAT TAKAHARA」のコンセプトは「Re Mind」。静かな自然の中で自分を見つめなおしたり、自分らしさを再確認できる

A.

スマートロックを活用しようと考えた背景について教えてください。

Q.

もともとは有人運営を予定していましたが、移住希望者や近隣のスタッフも見つかりづらかったため有人から無人へ方針転換しました。


もともとは有人運営を前提に地元での採用や、移住者の募集もかけましたが、なかなか人が集まりませんでした。そうした状況下では無人運営せざるを得なかったことが発端です。この人材確保の難しさは地方だとわりと起こりうる問題で、①移住してくれる人がいるか、もしくは、②その事業に興味を持ってくれる現地在住者がいるかどうか、この2択しかないことが地方創生を阻むひとつの要因だと考えています。今回の事業を通じて、今後の地方創生のカギは無人で事業をできる仕組みを作ることにあり、そしてその無人化を実現するためにはスマートロックは必要不可欠だと感じています。

実はスマートロックを検討する以前に、物理キーを専用のボックスで保存するキーボックスの提案を受けたこともあったのですが、物理キーがあると紛失や持ち帰りの問題が残るため、運用がまわらないことが容易に想像できました。また、万一トラブルが起きたときにキーボックスだと誰が入ったかまではわかりません。無人の場合はトレーサビリティの確保が大事ですが、その点、スマートロックであればログからどの時間に誰が開けたかを特定できるので、入室管理の面でもスマートロックは無人運営に最適だと考えています。

A.

数あるスマートロックの中でRemoteLOCKを採用した理由を教えてください。

Q.

引き戸に対応できるスマートロックはRemoteLOCKだけでした。

宿泊棟の入口のドアは引き戸なのですが、他社のスマートロックは引き戸に対応できず、RemoteLOCKが唯一引き戸に対応できました。実際にRemoteLOCKの施工パートナーに現地の引き戸を確認してもらい、問題なく設置できることがわかったため導入を決定しました。

 

 

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引き戸にも対応できるRemoteLOCK 8j。取り付けはRemoteLOCK施工パートナーの柏木ロック商会(和歌山県)が実施している

A.

無人運営の中でRemoteLOCKをどのように活用されていますか。

Q.

SQUEEZE社のPMS(suitebook)とチェックインシステムを活用してチェックインボックス内で無人チェックインができるようになっています。

「SEN.RETREAT TAKAHARA」の施設として、A棟は客室3室とリビング、キッチン付きの母屋、B棟はシャワールーム、C棟は客室2室の離れとなっています。加えて、チェックイン専用の建屋(チェックインボックス)があり、お客様は到着後まずはこのチェックインボックス内でチェックインと本人確認を行い、チェックインが完了したあとに、宿泊棟に入るための暗証番号が受け渡される仕組みになっています。

チェックインボックスの方もセキュリティ上、RemoteLOCKで常時施錠しています。そのため、お客様には予約段階で事前に宿泊棟に入る暗証番号とは別にチェックインボックス専用の暗証番号を案内しています。

鍵だけではなくチェックインもすべてIT化していて、SQUEEZE(スクイーズ)社のPMSである「suitebook(スイートブック)、チェックインサービス、そして、受付の遠隔対応もしてくれるクラウドコンシェルジュのサービスを使っていますこれにより、本人確認もSkypeをつないで遠隔から対応できています。(RemoteLOCKとsuitebookの連携の詳細はこちら


suitebookとRemoteLOCKがシステム連動できることは実は後になってから知りました。現在は宿泊棟に入るための暗証番号はsuitebookが保有する予約情報に合わせて自動発行しています。

 

 

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チェックインボックスで受け取った暗証番号で解錠して宿泊棟に入ることができる

A.

「SEN.RETREAT」の今後の展望とRemoteLOCKを検討している事業者様へメッセージなどあれば教えてください。

Q.

「SEN.RETREAT」の事業を通じて地域経済を活性化にも貢献できればと思います。ビジネスモデルとして完全無人運営を考えられている方はRemoteLOCK一択だと思います。


「SEN.RETREAT」の事業を通じて、地域経済を活性化するリファレンスモデルを作りたいと考えています。熊野古道を経済を運ぶ道としても捉え、宿泊プランでは和歌山県産のお菓子やお酒がセットになったプランを用意するなどして、今後も地元の生産者の方と連携しながら生産者の方の顔が見えるような形で地域の産業を盛り上げていきたいと思います。トレッキング目的で熊野古道に来ていただくことはもちろん、熊野古道の各地区の魅力を届けることでよりカジュアルに熊野古道を楽しんでいただければと思います。

 

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地元和歌山のお酒やお菓子、おつまみがオールインクルーシブで楽しめる。余ったお酒やお菓子はお持ち帰りも可能

 

 

無人運営ができているのはRemoteLOCKのおかげだと思っています。バーベキュー用食材やお酒やお菓子などはすべて地元の業者さんにお願いしているのですが、鍵はそれぞれ個別に暗証番号を発行しています。また、複数のドアがある場合にそのグルーピングができて入室権限を一括で付与できるなど、そうした細やかな管理は物理鍵やほかのスマートロックではできないRemoteLOCKの強みだと思います。

 

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開き戸に設置されたRemoteLOCK 8j。ホワイトのドアハンドルともマッチしている

A.

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