事例

子育て支援拠点におけるスマートな入退室管理

自動ドア・電気錠を制御するRemoteLOCKで安心と利便性を両立

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株式会社アソシエ・インターナショナル 

https://associe-international.co.jp/

株式会社アソシエ・インターナショナルは1991年設立、東京都目黒区に本社を構える子育て支援・保育事業の会社です。認可保育園や学童クラブ、病後児保育、子育てひろばの運営を中心に、訪問保育や人材研修、保育関連書籍の発行まで幅広く展開。地域に根差した安心・安全な保育と働きやすい環境づくりを重視しています。

東京都港区にある「あっぴぃ高輪・あっぴぃパーク高輪」「アソシエとりつだいベビーラボ」では電気錠を制御できる「E06A」を導入頂いております。

 

インタビュイー:株式会社アソシエ・インターナショナル 代表取締役社長 内山恵介様

 

(掲載内容は取材日:2025年9月24日時点の情報です)

課題

既存オペレーションを残しつつ、後付施工でセキュリティシステムを導入したかった

  • イベント予約や案内は従来からSNS運用が中心
  • 新システムが追加されることで二重運用になるリスク
解決策

RemoteLOCKを既存の警備会社の電気錠・自動ドアに後付け導入し、予約と入館を連動

  • 自動ドア・電気錠をRemoteLOCKクラウドで制御可能になるE06Aを採用
  • 将来的にLINEミニアプリ「Lメンバーズカード」と連携し予約~入館を一体化
効果

受付業務の平準化と利用者の自律的な入館を実現

  • 正当な予約者のみがスムーズに入館可能
  • 利用者満足度向上と受付負荷削減を両立
Q.今回最初に「あっぴぃ高輪・あっぴぃパーク高輪」「アソシエとりつだいベビーラボ」の概要・コンセプトについて教えてください。

A.「あっぴぃ高輪・あっぴぃパーク高輪」は子育て家庭を支える多機能拠点として安心・発育を重視した環境を整え、「アソシエとりつだいベビーラボ」は地域に根ざし親子のふれあいと共育を育む少人数制の子育てひろばです。

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▲あっぴぃ高輪・あっぴぃパーク高輪

「あっぴぃ高輪・あっぴぃパーク高輪」は、子育て家庭の“ゆとり”を支えることを目的に、保護者と乳幼児が安心して過ごせる場として設計されている公共の子育て広場です。
1・3階に「子育てひろば」「乳幼児一時預かり」、4階には屋内遊び場を備え、天候・季節を問わず子どもが思いきり身体を動かせる環境を提供しております。子育ての負担を軽減しつつ、子どもの発育・運動能力の促進も重視する施設となっております。

「あっぴぃ高輪・あっぴぃパーク高輪」

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▲アソシエとりつだいベビーラボ

「アソシエとりつだいベビーラボ」は、親子・子ども同士・保護者同士のふれあいと共育を大切にする、地域に根ざした“ふれあい子育てひろば”です。令和5年4月に開設され、目黒区を中心に3歳未満の子どもとその保護者、妊娠中の方などを対象に、笑顔がつながる場づくりを目指しています。
予約制で少人数運営を行い、安心感のある空間を提供することが特徴です。

アソシエとりつだいベビーラボ

Q.新たにスマートロックを選定される中での障壁や工夫点などはございましたか?

A「(既存の仕組みを活かしつつ、現場に負担をかけないシステムを導入することがポイントでした。

公共施設であるあっぴぃでは、対面での本人確認や紙申請、外部SNSの不使用など情報セキュリティ上の制約が存在します。そこで既存の機械警備会社の電気錠・自動ドアを活かし、後付けで自動ドア・電気錠を制御できるスマートロックを選定することが必須でした。

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また、従来からSNSでのイベントの告知や予約などをしていたので、新しいシステムを導入したことによる現場オペレーションの煩雑化は絶対に避けなければならないポイントの一つでした。そのためスマートロックの選定は慎重に行いました。


導入段階では、既設警備との接点調整、施工手順の見直しを重ねながら、現場のオペレーションを崩さない段階導入を徹底しました。結果として、受付対応のピーク負荷を平準化しつつ、入退室の確実性を高める運用へと移行できました。

Q.
Q.RemoteLOCKを採用いただいた理由を教えてください

A.低価格かつ後付で施工で自動ドア・電気錠を制御できることが一番のポイントでした

めざしたのは「予約」と「入館」を一連の体験としてつなぐことでした。
RemoteLOCKはシステム連携の幅が広いので時間や枠に紐づく入館権限の設計がしやすく、既存の警備システムと併存でき、自動ドアや電気錠へも対応している製品があることは大きな魅力でした。

本文

▲入口に取り付けられたE06A

また、後付施工にもできるので既存設備を活かした構成は施工コストや工期の圧縮にも寄与しました。受付の常時対応を前提とせず、正当な予約者は自律的に入館できるため、セキュリティと回転率の両立が可能になります。検討タイミングとご紹介時期が合致したことも後押しとなり、早期の実装と検証へ踏み切る判断に繋がりました。

Q.各園の利用方法を教えて下さい

A.発行方法は各園によって異なりますが、QRコードで入室できる仕組みになっております。

あっぴぃでは、まず窓口での本人確認を経て利用者登録を行い、利用者証を発行します。来館時は受付でバーコードを読み取り、入退館を記録。外部SNSでの利用が難しいため、館内運用と紙様式を組み合わせ、裏面のQRでスムーズに入館します。

一方、アソシエとりつだいベビーラボは法人LINEで予約を受け付け、理想として「予約確定と同時に該当枠のみ有効なQRを自動発行」という流れを想定しています。

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▲利用方法のイメージ

現状は連携基盤の制約により一部手動を残しつつも、正当な予約者が自律入館できる仕組みを整え、受付負荷を大幅に削減しました。両施設とも既存業務を尊重しながら、段階的に自動化の比率を高めていきたいです。

Q.RemoteLOCKを通じた御社の今後のさらなる展開やご要望を教えてください

A.今後は、予約システム連携を強化し、利便性とセキュリティの両立を進めたいと考えています。

今後は、予約システムとの自動連携をより強化し、イベント枠の一斉公開や時間帯に応じた自動発番など、現場で使いやすい仕組みを整えていきたいと考えています。
あわせて、公共仕様や情報セキュリティ条例に対応した標準フローの整備や、既存警備との併用最適化も継続して取り組んでいきたいと思います!

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