事例

短期から中長期滞在まで、多様なニーズに応える民泊×サービスアパートメントを提供

民泊×サービスアパートメント スマートロック導入により複数物件の運営効率化を実現

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 IN THE HOOD株式会社(Dash Living Japan)

https://www.dash.co/ja/

2015年に日本拠点を設立し、家具・家電付きホテル、民泊、サービスアパートメントの運営代行業務を展開。2022年に香港、シンガポール、オーストラリアで Co-living 住宅を提供する Dash Living の日本法人となった。

「TO EMPOWER LIVING IN A CONNECTED WORLD」を掲げ、シェアリングエコノミー、テクノロジー、ユニークなテナント体験を通じて、グローバルな宿泊コミュニティを創造し、つながった世界での生活を支援している。

IN THE HOOD株式会社(Dash Living Japan)様には、2018年からRemoteLOCKを長くご愛顧いただいており、現在では、累計19施設(合計378室)に導入いただいております。今回は、人気観光エリアの浅草にある Dash living Asakusa East (RemoteLOCK500i導入) にて、事業概要や当時のRemoteLOCK導入に至った背景、導入理由や効果などについて、下記のお二方にインタビューさせていただきました。

 

インタビュー:

IN THE HOOD株式会社(Dash Living Japan) 
 Assistant Asset Manager Gloria Liu 様 (写真 中央)
 Operations Executive    Yolanda Wu 様(写真 左)

 

 

(掲載内容は取材日:2025年7月10日時点の情報です)

 

課題

キーボックスによる物理鍵管理の非効率性

  • 離れた場所にある複数物件のキーボックスの暗証番号を手動で変更
  • 頻発する物理鍵紛失による再発行の手間・コストの発生

解決策

RemoteLOCKとAirHostとの連携により暗証番号を自動発行

  • 予約が入ると自動で暗証番号が発行されるため、現地での暗証番号の手動変更が不要に
効果

少人数で複数物件の運営効率化とコスト削減を図りながら、
ゲストにより快適で安心な滞在体験を提供

    • キーレス化により物理鍵紛失トラブルも解消
    • 入室履歴確認でより安心できる運用を実現

 


IN THE HOOD株式会社(Dash Living Japan)の事業概要について教えてください

A.東京を拠点とし、民泊、サービスアパートメント、ホテルの運営に携わっています

IN THE HOOD株式会社(Dash Living Japan)は、東京都内を中心に、民泊、サービスアパートメント、家具・家電付きホテル「Dash Living 」ブランドの20物件を運営しています。
コロナ禍で一般化した観光と出張を兼ねた長期滞在ニーズに応えるため、家具・家電や生活用品を完備した部屋やコワーキングスペースを有する物件など、中長期と短期滞在の両方に柔軟に対応できる宿泊先を提供しています。また、宿泊者にはイベントや交流会を通じ、滞在先の多様なエリアの魅力を伝えるサービスも提供しています。


Dash Living Asakusa East のコンセプトについて教えてください

A.観光人気エリアで短期~中長期滞在を提供する民泊×サービスアパートメントです

Dash Living Asakusa East は、日本の文化と技術の進化が調和する、観光客に人気の浅草エリアに位置し、成田国際空港や羽田空港へのアクセスも便利です。観光客だけでなく、長期滞在を希望するビジネスマンやノマドワーカーもターゲットとしています。
住宅宿泊事業法(民泊新法)に基づき、民泊とマンスリー賃貸を併用運営しており、短期滞在はもちろん、
1ヶ月から1年といった中長期滞在まで、ゲストに柔軟な滞在を提供できるよう、豊富なプランを用意しています。

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▲東京スカイツリーを眺めることができる Dash Living Asakusa East
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▲長期・短期問わず快適に滞在できるお部屋
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▲フルキッチンとダイニング。家具・家電完備
Q.スマートロックを検討した経緯を教えてください

A.煩雑で非効率な鍵管理業務を改善し、少人数でも複数物件をスムーズに運営できる体制を
検討したことがきっかけです

当時から、遠隔で複数物件を無人運営していましたが、鍵の受け渡しに関してはキーボックスを利用していました。ゲストの入れ替わるタイミングでスタッフが現地に出向き、キーボックスの暗証番号を手動で変更していました。少人数で運営していた我々にとって、手間と時間がかかる作業で、大きな負担でした。

また、鍵の紛失も頻繁にあり、1件あたり錠前交換には約1ヶ月、費用として2〜3万円がかかりました。客室稼働率を下げるリスクにもなっていました。これらの非効率性を解消しながら、ゲストや入居者の利便性も向上させるため、スマートロックの導入を本格的に検討を開始しました。その際に、情報収集のために参加した展示会でRemoteLOCKを知りました。

Q.数あるスマートロックの中でRemoteLOCKを採用いただいた理由を教えてください

A.1.既に導入していた宿泊管理システム「AirHost」と連携できる、
2.シンプルで覚えやすい暗証番号を設定できる の2点です

RemoteLOCK を採用した決め手は、主に2点です。

1. 当時から使用していた宿泊管理システム「AirHost」との連携が可能だったことです。連携により、暗証番号発行からゲスト・入居者への通知までの一連の流れを自動化できると判断しました。以前の手動でのパスワード変更の煩雑さを解消できると期待しました。
また、利用者はスマートフォンでセルフチェックイン〜キーレス入室が可能になり、より快適な滞在を提供できると考えました。

2. シンプルな数字の暗証番号を設定できることです。他のスマートロックを使用した経験がありますが、パスワードが長すぎたり、数字以外の記号が含まれていたりして、利用者に非常にわかりにくく、入力ミスの可能性が高いと感じました。
RemoteLOCK は暗証番号を数字4桁※で設定でき、直感的で分かりやすく、頻繁な出入りにもストレスなく利用できる点が魅力的でした。
※4桁から6桁を指定することができます(詳しくはこちら)。ご利用場所に求めるセキュリティのレベル、利用する人数や出入りする頻度を踏まえて桁数・番号をご設定ください。

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▲お部屋に設置されたRemoteLOCK500i
Q.実際にRemoteLOCKを使った運営はいかがですか?

A.鍵管理の効率化だけでなく、柔軟なゲスト対応と安心・快適な滞在体験の提供に貢献しています

RemoteLOCKとAirHostの連携により、管理コストと労力を削減できました。また、キーレス入室を実現でき、ゲストの利便性が向上しました。ゲストからの反響も好意的です。「非対面で簡単かつスムーズにチェックイン〜入室できて便利」という声は特に多く、
到着後すぐに部屋に入れるのは大きなメリットです。また、シンプルな暗証番号は、覚えやすく、入力もスムーズなため、
ストレスなく利用できると好評です。

さらに、RemoteLOCKを導入したことで、下記のような柔軟な対応を実現しています。

非常時対応の強化: 万が一Wi-Fi通信が遮断された場合や急な来訪対応でも、RemoteLOCKはクラウド管理画面から
事前に緊急用暗証番号を作成できるため、その暗証番号を遠隔から電話やメールでお伝えするだけでスムーズに対応ができます。
ゲストが入室できないという事態を回避できるようになりました。

セキュリティ面の強化: RemoteLOCKは入室履歴が全て記録されます。物件ごとに異なる清掃事業者様に清掃を依頼していますが、
事業者ごとに専用の暗証番号を発行することで、いつ誰が入室したかを確認できます。万が一トラブルが発生した際にも、透明性の高い管理を実現しています。

柔軟な内覧対応:長期滞在を検討されている方が内覧を希望される場合でも、スタッフが現地で鍵を渡す必要がありません。
希望者にクラウド管理画面から有効期限付きの暗証番号を発行・通知することで、希望時間にスムーズに物件を内覧することができます。これにより、運営面では内覧対応にかかる時間を削減し、さらにゲストの利便性向上にも貢献しています。

Q.今後の事業展開におけるRemoteLOCKの活用方法を教えてください

A.グローバル展開している自社アプリとRemoteLOCKの連携により、
さらなる快適で便利な滞在体験の提供を検討しています

将来的にはRemoteLOCKとの連携をさらに強化させたいと考えています。 香港やシンガポールでは、すでに自社アプリ「Dash Living」をリリースしています。アプリの機能として、物件の検索や予約、イベントに関する情報提供、イベントへの参加予約、スマートルームキーなどを提供しており、自社アプリを日本にも展開することを検討しています。RemoteLOCKと連携することで、予約〜チェックイン〜入室やイベント参加まで、滞在中の活動をスマートフォンで完結でき、より快適で便利な滞在体験を提供できるのではないかと考えています。
また、自社アプリを通じ、Dash Livingのグローバル会員が日本国内においても利用できる環境を構築することで、我々のミッションである「TO EMPOWER LIVING IN A CONNECTED WORLD」の実現に貢献できると考えています。

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