事例

鈴鹿医療科学大学の2つのキャンパスにも導入

無人店舗「Maxマート」のセキュリティ強化をTOBIRAで実現

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マックスバリュ東海株式会社 

https://www.mv-tokai.co.jp/

 

1948年設立。イオングループに所属し、お客さまの日々の暮らしを支える生活インフラとしての役割を果たすスーパーマーケット「マックスバリュ」を展開。2022年3月には無人店舗「Maxマート」の提供を開始、2024年2月時点で47店舗まで拡大しています。

無人店舗「Maxマート」はマックスバリュの新しい店舗形態として静岡、愛知、三重県内に展開されており、そのうち鈴鹿医療科学大学内の千代崎キャンパス店・白子キャンパス店の入口にはTOBIRAをご導入いただいております。オフィスの福利厚生として導入が進むMaxマートの概要と、TOBIRAを活用したセキュリティ強化の考え方について伺いました。(掲載内容は取材日:2024年11月15日時点の情報です)

 

インタビュイー:マックスバリュ東海株式会社 江浜 佑一 様
(経営企画本部 ノンストア事業推進部 新規事業推進G マネージャー)

 

 

課題

不特定多数が出入りする施設でのMaxマート展開

  • 無人運営のためにはセキュリティの強化が必要

解決策

TOBIRAを活用した、入店部分のセキュリティ強化

  • 鈴鹿医療科学大学ではLINE上で会員登録からQRコードの発行まで完結
  • 毎日変わるQRコードでセキュリティを担保
Q.Maxマートについて教えてください

A.オフィスの空いているスペースに提供可能な「無人店舗」です。

「Maxマート」は静岡・愛知・三重県内の法人様向けに、マックスバリュ東海が独自に提供するサービスです。
マックスバリュならではの豊富な品揃えが特徴で、弁当や軽食、飲料、文具など、様々な商品をマックスバリュの通常価格で購入いただくことができます。お昼休みだけでなく、スキマ時間や買い出しなど多様なシーンで利用いただくことができます。主には「福利厚生」の充実」等を目的にご導入いただくことが多いです。

Maxマートは最小で約5㎡以上の空きスペースがあれば店舗設備を設置することが可能で、各店舗の営業時間は施設に合わせて自由に設定いただけます。
なかには24時間営業の店舗もあります。ちなみに、弊社のオフィス1FにもMaxマートがあり、多くの従業員に利用されています。

▲Maxマートの紹介動画

▶ 公式サイト:Maxマート

Q.無人店舗とのことですが、店舗での会計はどのように行うのでしょうか?

A.キャッシュレスに対応したセルフレジを導入しています。

Maxマートでは現金を店舗で扱わないことにより、金銭管理の手間を省き、効率的に無人運営を行っています。支払い方法についてはクレジットカードや各種電子マネー(交通系・iD・WAONなど)のほか、AEON Pay(イオンペイ)やイオンギフトカードなど、イオングループならではの方法にも対応しています。

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▲Maxマートのセルフレジ

皆さまにより便利に・安心してご利用いただける店舗づくりを意識して、無人運営のためのシステムは現在も試行錯誤をしています。

Q.鈴鹿医療科学大学 様へのMaxマート出店背景について教えてください

A.売店の運営会社から撤退の申し出があり、売店の運営方法を再検討する過程で提案機会をいただきました

鈴鹿医療科学大学 様では以前までは有人売店がありましたが、契約等の関係で新たな運営方法を模索されていました。情報収集の中で、スタッフ配置の制約がなく、利用者が気軽に利用できる無人運営に注目されたそうで、弊社にお声がけいただきました。

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▲Maxマート 鈴鹿医療科学大学千代崎キャンパス店
(画像提供元:鈴鹿医療科学大学 様)

とはいえ、Maxマートはオフィスの区画内に設置されることが多く、従業員の利用に限定されるため、「入店」に関してセキュリティをかける必要はありません。しかし、鈴鹿医療科学大学 様の売店は学生や教職員及び大学内に従事する方々が中心ですが、一般の来校者も見込まれるため、入店管理のためのセキュリティが必要でした。

Q.TOBIRAの導入背景を教えて下さい

A.不特定多数の施設入室があり、Maxマートの入店を制限したいシーンに合っていました。

TOBIRAを含むRemoteLOCKシリーズについては、以前にMaxマートの導入をご提案した宿泊施設様にご紹介いただいたことがあり、店舗の入店セキュリティを強化する仕組みとして良いのではないかと考えていました。そのうえで、スマホの会員証で簡単に解錠・入店できる仕組みを希望され、QRコードでの解錠に対応している点でTOBIRAが鈴鹿医療科学大学 様に採用されました。

(鈴鹿医療科学大学 様の導入インタビューはこちら

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▲Maxマート 鈴鹿医療科学大学千代崎キャンパス店の入口
(筆者撮影)

鈴鹿医療科学大学の2つのキャンパスに無人店舗「Maxマート」をオープン
 (マックスバリュ東海株式会社 様 ニュースリリース)

Q.今回TOBIRAとあわせてMaxマートが導入されたのは大学の売店でしたが、他にどのような施設に導入できますか?

A.学校施設(大学・専門学校)のほか、宿泊施設の売店や病院などにも導入できそうです。

TOBIRAと組み合わせてMaxマートを導入する場合は大きく2つのパターンがあると思います。
①従業員以外に不特定多数の来訪・利用が見込まれる施設
②日中・夜間で利用者の制限が変わるなど、特別な運用が見込まれる施設

例えば利用者が従業員に限定され、オフィスへの入館時点でセキュリティゲートを通るような施設では、TOBIRAが無くてもMaxマートは運営可能です。逆に言えば、教育施設のように様々な利用者が見込まれる施設とは相性が良いのではないでしょうか。

また、RemoteLOCKの導入実績が豊富な宿泊施設においても、売店部分へのMaxマート導入余地がありそうです。
普段は扉を一般開放して宿泊客以外にも開放しつつ、夜間・朝は客室と同じQRコードを使って入室する、といった場合です。要ご相談ではありますが、Maxマートで地域の土産品等を扱う、といったことも実現できると、利便性や付加価値を高めることができると思います。

Q.Maxマートについて、今後の展望を教えてください

A.今後も地域の皆様の需要にお応えしながら、店舗数をさらに拡大していきたいです。

私たち小売業はもともと地域に根ざした産業なので、マックスバリュ東海として地域の方々やコミュニティ、地域特有の産品の発展を大事に考えています。

Maxマートの新規出店は、近隣にマックスバリュ店舗がある地域であれば可能です。
(マックスバリュ東海の出店エリアは神奈川・山梨・静岡・愛知・岐阜・滋賀・三重県)
従業員数やスペースに合わせて柔軟なご提案が可能なので、ぜひお気軽にご相談・お問い合わせいただければと思います。

▶ 公式サイト:Maxマート
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▲マックスバリュ東海株式会社 江浜 佑一 様

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