ホテル滞在を安心安全に・自宅のようにくつろげるハイグレードカプセルホテル
株式会社横手開発興業 様
充実した施設と真心のおもてなし
秋田県横手市・横手駅前に3つのホテルと日帰り温泉
さまざまなニーズにお応えするプラザグループ
2024年7月に横手駅西口に新設された「ホテルレディースプラザ横手」は、非対面・セルフチェックイン・セルフチェックアウトにより、気軽にまるで自宅にいるかのようにくつろいで滞在できる女性専用ハイグレードカプセルホテルです。秋田県横手駅前に立地する新設の同施設に、自動ドアの入室管理システム「TOBIRA」および、ゲストアプリ一体型のホテル管理システム「aipass」(提供:aipass株式会社)を導入した理由を伺いました。
インタビュイー:柿崎 恵 様(株式会社横手開発興業 ホテルマネージャー)
(掲載内容は取材日:2024年10月10日時点の情報です)
課題 |
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解決策 |
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効果 |
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- Q.ホテルレディースプラザ横手の立ち上げ経緯について教えてください
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全国的に女性の一人旅・グループ旅行が増えています。女性が気軽に利用できるカプセルホテルがあればいいなと思い、施設をオープンしました。非対面セルフチェックイン・チェックアウトの女性専用ハイグレードカプセルホテルで、別館ホテルプラザ迎賓 の天然温泉とサウナが無料でご利用いただけます。
こだわりのドライヤーや、リラックスできる高い天井など、女性目線で考えた設備内装となっているのも特徴です。
- Q.ホテルレディースプラザ横手の施設概要・コンセプトについて教えてください
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横手駅西口に立地し、急なお泊り出張、気ままな一人旅など、リーズナブルな料金で、快適にお過ごしいただけます。自分で予約からチェックアウトまでできるため、滞在中は、まるで自宅にいるかのようにお過ごしいただけます。
お客様は、インターネットで予約・カード決済を行い、現地のタブレットでチェックイン操作を行います。チェックイン後、タブレットに表示される暗証番号で自動ドアの解錠ができます。解錠用の暗証番号は登録したメールアドレスにも届くため、滞在中はスマホのみで入退室が可能です。
- Q.非対面セルフチェックインを検討した経緯について教えてください
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宿泊業界全体として、今後人材の確保が難しくなっていきます。人がやらなくてもよいことはDX化し、人はよりお客様にご満足いただけるようなサービスができる環境を作っていく必要があると考えています。スタッフが対応する部分はおもてなしを手厚くしていきたい一方で、鍵の受け渡し に関しては、非対面化し省人化できるのではないかと考えました。
- Q.TOBIRAとaipass(アイパス)を採用いただいた理由を教えてください
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弊社が運営している他の施設では自動チェックイン機を使っていますが、初期導入費・保守費ともに結構な費用が掛かっています。
コストを抑えながら、かつ操作しやすい形で、非対面セルフチェックイン・チェックアウトを実現したいと考えていました。 比較的若い利用者層を想定していたため、タブレット操作で問題ないだろうと思い、タブレット操作とスマートロックによる非対面セルフチェックイン・チェックアウトを実現できる「TOBIRA」「aipass」を採用しました。
ホテル管理・スマートチェックインシステムとして「aipss」を選んだ理由は、弊社の要望に対して親身に対応し、柔軟に開発を進めていただける点です。また、データが扱いやすいこともポイントです。日々のホテル運営のDX化を進める中で、ホテル運営にかかわる必要なデータを収集できることは重要です。
自動ドアの入室管理システムとして「TOBIRA」を選んだ理由は、aipassとの連携実績が豊富であり、またRemoteLOCKの営業さんの説明がわかりやすく、安心感があったからです。このシステムを導入すれば大丈夫だろう!と思いました。
- Q.TOBIRAとaipass(アイパス)の導入効果を教えてください
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フロントスタッフによるサポートが必要な場合は、電話でお問合せいただき、必要に応じてスタッフがフロントにお伺いし対応します。
また、開業当初はタブレット1台で運営を開始しましたが、チェックイン・チェックアウトのピーク時には順番待ちの列ができてしまうこともあったため、タブレットを2台に増やしました。実際に運営を始めてから、状況に応じてハードウェアを柔軟に増減できる点も非常に魅力的だと感じています。
- Q.省人化運営を実現する上で大変だったポイントを教えてください
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お客様が一人で予約からチェックアウトまでできるので、わずらわしさがなくスムーズに滞在できるのが良い点である一方で、年配のお客様にとって操作が難しい場合がある、というのが課題でした。
タブレットの操作や、設備の利用方法に関する説明ポスターを作るなどして、お客様からの当日の電話問い合わせの数は減っていきました。どのような説明文を書けば、お客さまにスムーズに施設をご利用いただけるかの試行錯誤が大変だったポイントです。
- Q.今後の展望を教えてください
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ポイントカード機能を持ったアプリ「横手プラザグループアプリ」の運用を開始します。昔からプラザグループのポイントカードはありましたが、より利便性の高いアプリへと移行することになりました。横手プラザグループでの宿泊、飲食、お買い物の際にはぜひご利用いただきたいです。
ホテルのオペレーションについては、スタッフには新しいことに注力してほしい、という思いで改善を進めてきました。今後も、人がやらなくてもよいことはDX化し、人はよりお客様にご満足いただけるようなサービスができる環境を作っていきたいと思います。