Airbnb(エアビー)のリスティングをスマートロックで運用?
こんにちは、Airbnbホストの皆さん。今日はAirbnbの物件運用で課題になりがちな、鍵の受け渡し方法について、スマートロックでどのように実現するかをご紹介します。
物理的な鍵の受け渡しを楽にしたい
どうすれば日々の 手間やコストを下げて、鍵のトラブルから解放されるか。鍵の受け渡しに悩んだことがある方は一度は、一度はスマートロックを調べたことがあるかもしれません。まず、スマートロックでは物理的な鍵の受け渡しが不要なため、ゲストが鍵を紛失したり、持って帰ってしまったり、受け渡しの待ち合わせ等をする必要がありません。いわゆるセルフチェックインもこれで実現できてしまいますね!
スマートロックの魅力
- スマートロックだと物理的な鍵を渡さなくて良い
- 失くされたり、持ち帰られたりしない
- 鍵の受け渡しで、待ち合わせをする必要がない
ではスマートロックでどうやって受け渡しをするのか、方法は2通りです。
①ホストにスマートロックの専用アプリを入れてもらい、スマホアプリ上で物件のゲストに招待する。
②アプリ不要の暗証番号式のスマートロックを導入して、ホストに入り方をメールする。
現在販売中のakerun、qrioなど日本で最初に出てきたスマートロックが①のパターンです。②にはRemoteLOCK(リモートロック)という製品があります。既にお気づきの通り、この記事では②をおすすめします。理由はゲストとのコミュニケーションがとても簡単になるからです。
補足
・アプリ型のスマートロックは、アプリ認証によりセキュアな鍵の操作を実現しています。今回はAirbnb運用のコミュニケーションにフォーカスしていますが、このあたりは用途と商品設計のコンセプトの違いによる所が大きいです。
・アプリ型では、特定メンバーの利用を想定しており、例えばQrioを使って自宅をスマートホームにしたり(鍵の持ち歩き不要!スマホで完結)、AkerunではICカードオプション(Akerun touch)を使って、スマホやICカードを社員証替わりにできたりします
・一方でアプリ不要のケースは、不特定(いつも同じメンバーではない)多数の利用を前提にしていて、ここにコンセプトや製品特性の違いができます。
暗証番号式のスマートロックの運用方法について
では早速②の場合の運用方法をまとめてみます。Step2は自動なので、まとめるステップがないほど、ものすごく簡単になってしまいました。これで終わるとちょっと嘘っぽいので、少し仕組みを説明します。
暗証番号式スマートロックによる施設運用ステップ
- Airbnb上でゲストの予約を承諾
- 自動でゲストにメールが送られる。
RemoteLOCKの仕組み
RemoteLOCK(リモートロックと読みます)は、暗証番号式のスマートロックです。①のスマートロックだとBluetoothを使ったアプリ認証を行うため、ゲストにアプリをインストールしてもらうことが必須でした。
ところが暗証番号式だと暗証番号を伝えるだけで、アプリ等は不要になります。もちろん、暗証番号は期間限定なのでこのあたりは他のスマートロックと同じです。予約変更もお手のものです。
RemoteLOCKのシステム連携
RemoteLOCKはAPIを備えたスマートロックです。APIがあると今までは鍵でしかなかったものが外部のサービス・システムと繋がって様々な可能性が広がります。そして驚くべきことにRemoteLOCKはAirbnbとシステム連携しています。
そのため、一度RemoteLOCKとAirbnbを連携しておけば、Airbnbの予約成立と同時に勝手に暗証番号が発行され、Airbnbからゲスト宛に暗証番号を伝えるメールが届きます。これであなたは予約成立後に、鍵の渡し方を毎回連絡する必要がなくなります。
【まとめ】スマートロックを導入してAirbnbの運用を楽にしよう
さて、いかがでしょうか。スマートロックの導入でAirbnbの運用はここまで簡単になります。ぜひ検討してもらえると幸いです。
最後に1つ悲しいお知らせです、RemoteLOCKは他の後付け型スマートロックと異なり、取付は工事です。賃貸物件ではオーナーの許可が必要なため、導入ハードルが高いかもしれません。それでもちょっと良いかも、と思っていただけた方向けに、Airbnb連携の詳しいやり方をまとめました。
※LockState ConnectはRemoteLockを管理するクラウドサービスです