サイトコントローラー『ねっぱん!』とスマートロック『RemoteLOCK』でホテル運営を効率化しませんか?
業界トップシェアのサイトコントローラー『ねっぱん!サイトコントローラー++』とホテルや旅館でも多数ご利用いただいているテンキー式スマートロック『RemoteLOCK』がシステム連携を開始しました。
本記事では『ねっぱん!』と『RemoteLOCK』をあわせて利用することで、宿泊運営がどのように効率化できるのかといったメリットをご紹介するとともに、PMSや、無人運営の必須アイテムでもあるセルフチェックインシステムとの組み合わせのパターンについても解説します。
この記事の目次
- 1.業界トップシェアのサイトコントローラー『ねっぱん!』とテンキー式スマートロック『RemoteLOCK』がシステム連携を開始
- 1-1.『ねっぱん!サイトコントローラー++』とは?
- 1-2.『ねっぱん!』と『RemoteLOCK』の連携メリット
- 2.サイトコントローラー、PMS、セルフチェックインシステム、スマートロックの組み合わせ
- 2-1.小規模・物理鍵運用のホテル様におすすめのパターン
- 2-2.フロント業務の効率化!PMSを活用するパターン
- 2-3.無人ホテル運営の必勝パターン
- 3.『ねっぱん!』×『RemoteLOCK』でホテル運営を効率化しませんか?
(掲載内容は2021年8月時点の情報です)
1.『ねっぱん!』とRemoteLOCKがシステム連携を開始!
このたび、当社が提供するスマートロック『RemoteLOCK』は、業界トップシェアの『ねっぱん!サイトコントローラー++(以下、ねっぱん!)」とシステム連携を開始しました。システム連携により、『ねっぱん!』が保持する予約情報(宿泊期間、部屋)に対して、宿泊期間、予約した部屋にのみ有効な客室キー(暗証番号)を自動で発行できます。
サイトコントローラー業界トップシェアの『ねっぱん!』と連携することで、国内旅行需要も見込んだ幅広い予約サイトからの集客を支援します。(2021年8月5日発行のニュースリリースより)
1-1.『ねっぱん!サイトコントローラー++』とは?
サイトコントローラーでトップシェアを誇る『ねっぱん!』ですが、まだご存じでない方向けに改めてご紹介します。『ねっぱん!』は、株式会社クリップスが提供するクラウド型サイトコントローラーです。複数の予約サイトの在庫、料金、予約情報を一括で管理することで、販売チャンスを増やすとともに、予約管理業務の効率化を実現できます。
『ねっぱん!』が提供する機能
- ◆基本機能
- 在庫管理機能:複数の予約サイトの在庫を管理
- 料金管理機能:全予約サイトのプラン料金を一括で更新
- 予約情報管理機能:予約一覧の参照や宿泊者カードを印刷
- 料金管理機能:全予約サイトのプラン料金を一括で更新
- ◆付加価値機能
- ノーショー対策機能:Booking.comの現地決済機能を事前に集金
- サンクスメール機能:ゲストの宿泊前後にウェルカムメールやサンクスメールを自動配信
- プラン自動延長:楽天トラベル、じゃらんnetなどの予約プロの販売期間を自動延長
詳細はねっぱん!公式サイトをご覧ください。
『ねっぱん!サイトコントローラー++』はサイトコントローラーの基本的な機能を網羅しているほか、『ねっぱん!』独自の強みとして、連携サイトの豊富さがあります。
サイトコントローラー(海外はチャネルマネージャーと呼ばれます)とは、複数の予約サイトを一元管理できるシステムです。客室を複数の予約サイトで販売する際、宿泊料金の設定を一括で変更したり、在庫管理を一元化できることでダブルブッキングを防ぐことが可能です。
ホテルの稼働率アップのためには、複数のチャンネルで客室を販売し、露出数を増やしたり、ターゲットに対して効率的にアプローチすることが重要です。
その点、『ねっぱん!』は国内予約サイトが37サイト、海外予約サイトが13サイト(2021年8月17日『ねっぱん!』公式サイト掲載ベースの情報)に対応しているほか、自社サイト設置型予約システムも多数連携可能なため、主要な予約サイトは、『ねっぱん!』でほぼすべてカバーできると言えるでしょう。
さらには、“ITが苦手な担当者でも容易に操作ができる予約管理システム”をコンセプトに設計されているため、せっかくシステム導入しても「使い勝手が悪くて使いこなせない」、「操作がわかりづらくて逆に業務の負担になってしまう」といった心配はなく、どなたでも操作性高く使えることも『ねっぱん!』ならではの強みです。
1-2.『ねっぱん!』と『RemoteLOCK』の連携メリット
多数の予約サイトと連携して、予約情報や在庫の一元管理を行うサイトコントローラー『ねっぱん!』と、オンラインで鍵の管理が行えるテンキー式電子錠『RemoteLOCK』は、一見すると何の関連もないように思えますが、システム同士を連携することで宿泊運営を大きく効率化することができるのです。
そもそもホテルでスマートロックを活用するメリットとは?
ホテルや旅館の客室の鍵というと、シリンダーキーやカードキーをフロントで受け渡すことが一般的ですが、そこには課題も多く、鍵の受け渡し・預かり・返却対応のためにフロントスタッフを常駐させる必要があったり、鍵の用意のための作業と時間が生じ、それによりゲストはフロントでの行列待ちを強いられることにもなりかねません。
そうした課題を解決するのが暗証番号などのバーチャルな鍵で解錠が行えるスマートロックです。ゲストは事前に鍵(暗証番号)を受け取り、現地では宿泊名簿への記入をするだけでチェックインができるほか、キーレス化によって手ぶらで館内移動や外出ができたり、鍵の紛失の心配もなくなることで、ゲストにとってのホテル利用の快適性が各段に向上します。
宿泊施設でのRemoteLOCKの利用イメージや導入メリット、実際の運用事例をご介
『ねっぱん!』と『RemoteLOCK』の連携によりゲスト用の鍵を自動で発行・受け渡し
フロント業務の効率化のみならず、ゲストへの利便性の提供など、ホテルにおけるスマートロック活用にはさまざまなメリットがありますが、では、そのゲスト用の鍵はどのように発行と受け渡しを行うのか?この鍵の発行と受け渡しを自動で行えるようになるところに本連携のポイントがあります。
『ねっぱん!』と『RemoteLOCK』の連携では、『ねっぱん!』が保持する予約情報(宿泊期間、部屋)に対して、『RemoteLOCK』の鍵(暗証番号)が自動で発行され、ゲストには暗証番号がメールやSMSで送られます。暗証番号はゲストが泊まる客室のみ解錠できるように制限され、その番号で解錠できる期間も予約期間限定の有効期限付きなのでセキュリティ面でも安心です。
▲『ねっぱん!』×『RemoteLOCK』の連携イメージ
スマートロック活用によるキーレス化とゲスト用の鍵(暗証番号)の自動発行により、ホテル運営者はフロント業務のさらなる削減による人的コストのカットや業務負荷の低減を実現しつつ、安心で利便性の高いホテル運営を実現できます。
2.ホテル運営を効率化できるサイトコントローラー、PMS、セルフチェックインシステム、スマートロックの組み合わせパターンを解説
ここからは施設の形態や目的別にどんなシステムを組み合わせて運用するとよいのか、そのおすすめパターンを解説します。
2-1.小規模・物理鍵運用のホテル様におすすめのパターン~『ねっぱん!』×『RemoteLOCK』~
最初に紹介するのは『ねっぱん!』と『RemoteLOCK』で運用するパターンです。上記の『ねっぱん!』×『RemoteLOCK』の連携イメージの図にある通り、シンプルな構成で客室キーの発行と受け渡しの自動化が可能となります。
なお、すでに『ねっぱん!』と連携可能なPMS(プロパティ・マネジメント・システム)や、セルフチェックインシステムを活用している場合については、後述のPMSやセルフチェックインシステムを介した連携になります。
『ねっぱん!』×『RemoteLOCK』での運用が
おすすめのホテル様の例
・『ねっぱん!』を使っていてPMSは利用していないホテル様
・サイトコントローラーの利用や変更を検討している小規模ホテル様
・物理鍵からキーレス化をお考えの小規模ホテル様
2-2.フロント業務の効率化!PMSを活用するパターン
~『ねっぱん!』× PMS ×『RemoteLOCK』~
次に紹介するのは『ねっぱん!』× PMS ×『RemoteLOCK』という3つのシステムを併用して運用するパターンです。サイトコントローラーでは各予約サイト上の在庫や料金を一元管理できますが、宿泊者情報や部屋割りなどの予約・客室管理、清掃ステータスの把握、顧客情報の集約・保管・活用などといったフロントまわりの業務については別途、管理していく必要があります。
そして、これらのフロントまわりの業務を強力にサポートして業務の効率化をしてくれるのがPMS(プロパティ・マネジメント・システム)と呼ばれるシステムです。
『ねっぱん!』、『RemoteLOCK』はそれぞれに各社のPMS(アルメックスのinntoやタップのaccommodなど)とシステム連携可能なため、どちらも連動可能なPMSを利用することで間接的に『ねっぱん!』と『RemoteLOCK』が紐づいた状態になり、予約情報をもとにした鍵の自動発行が可能になります。
▲『ねっぱん!』× PMS ×『RemoteLOCK』の連携イメージ
※連携PMS:innto、AirHost、accommod、suitebook、Bed24、NASII、SmartPaw、ビズサイト・ナフェイス CLOUD
(『ねっぱん!』と『RemoteLOCK』のそれぞれと連携可能なPMSです(2021年8月17日時点))
▼『ねっぱん!』× PMS ×『RemoteLOCK』での
運用がおすすめのホテル様の例▼
・予約、清掃、顧客情報などを一元管理したいホテル様
・『ねっぱん!』を使っていて今後PMSの利用や変更を検討しているホテル様
・すでに上記のPMSを導入しているホテル様
そのほか、『ねっぱん!』× PMS ×『RemoteLOCK』の組み合わせにおいて、よくあるご質問について解説します。
2-3.無人ホテル運営の必勝パターン
~『ねっぱん!』× セルフチェックシステム ×『RemoteLOCK』~
最後に紹介するのは『ねっぱん!』× セルフチェックインシステム ×『RemoteLOCK』という3つのシステムを併用して運用するパターンです。フロント業務として主となるものには、鍵の受け渡しはもちろん宿泊者名簿の取得と本人確認があります。
前述のパターンの場合は、別途、宿泊者名簿の取得と本人確認を行う必要がありますが、フロントスタッフがこれらを実施するとなると、結局のところ人件費が発生し、業務の効率化も思うように進まないケースがあります。
そうした課題に対して、法令順守での無人チェックインを可能にし、かつ、ゲスト自身がタブレットやスマホなどの端末を通じてスタッフと対面することなく非接触でチェックインを行う仕組みが登場しています。
『ねっぱん!』、『RemoteLOCK』ともに、各社のセルフチェックインシステム(エイジィのHOTEL SMART、KeeylsのKEY STATIONなど)と連携でき、『ねっぱん!』× セルフチェックシステム ×『RemoteLOCK』の組み合わせでは、セルフチェックイン後の鍵の受け渡しが可能になるため、宿泊者名簿の取得漏れの心配もなく、安心な無人ホテル運営を実現できます。
▲『ねっぱん!』× セルフチェックインシステム ×『RemoteLOCK』の連携イメージ
※連携セルフチェックインシステム:minpakuIN、HOTEL SMART、MujInn、KEY STATION
(『ねっぱん!』と『RemoteLOCK』のそれぞれと連携可能なセルフチェックインシステムです(2021年8月17日時点))
▼『ねっぱん!』× セルフチェックインシステム ×『RemoteLOCK』での運用がおすすめのホテル様の例▼
ホテルの無人運営、省人運営を検討しているホテル様
非対面化により、感染症対策の実現やリラックスした空間をゲストへ提供したいホテル様
セルフチェックインを採用しているが鍵は対面で受け渡しているホテル様
【まとめ】『ねっぱん!』×『RemoteLOCK』でホテル運営を効率化しませんか?
本記事では『ねっぱん!』と『RemoteLOCK』のシステム連携について、ホテル運営で利用することの多いツール(サイトコントローラー、PMS、セルフチェックインシステム、スマートロック)の組み合わせ別に、3つパターンをご紹介しました。
運営中のホテルにおいて、サイトコントローラーは『ねっぱん!』を利用している場合、PMSを利用していなければ『RemoteLOCK』と『ねっぱん!』の連携が可能であり、PMSやセルフチェックインシステムをすでに利用している場合も『RemoteLOCK』が連携可能なシステムであれば、現状のシステムはそのままに、『RemoteLOCK』を導入してキーレス化、非対面での鍵の受け渡しを実現できます。
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