公開日2025.04.10
【体験記】ワンパスワードで全サービスを楽しむ!スプリングス白浜でのスムーズな宿泊体験
初めて訪れた白浜。出張でのインタビューを控え、ワクワクしつつもどこか緊張していました。そんな気持ちを和らげてくれたのが、スプリングス白浜での滞在です。心も体もリフレッシュできるこの場所は、新鮮な旅を楽しみたい方や、大切な愛犬と特別な時間を過ごしたい方にぴったり。
本記事では、チェックインから施設やサービスの魅力まで、実際に体験した様子を詳しくご紹介します。
スプリングス白浜とは?
スプリングス白浜は2024年に新しくオープンした複合商業施設です。ベーカリーホテル、ドッグホテル、ドッグラン、ドッグウォッシュ、行幸の湯で構成され、観光客だけでなく、地元住民の方々も楽しめる施設となっています。
スプリングス白浜の一つの特徴は、省人化経営です。スタッフの方々によるサービスも素晴らしいですが、ゆっくり休みたい時には、自分でチェックインをして、一人で温泉に浸かれる、そんな効率的で誰にも邪魔されない環境の方が、より心からリラックスできるのです。豊富なサービス内容と自由な経営モデルにより、ここで「暮らすように過ごす」ことができます。
スプリングス白浜のアクセス
所在地:和歌山県西牟婁郡白浜町1729-11
南紀白浜空港から:バスで10~15分、タクシーで8分
紀伊田辺駅から:バスで35分~1時間、タクシーで30分
スプリングス白浜の予約
スプリングス白浜の立地と外観
白浜温泉は日本三大古湯の一つで、スプリングス白浜は温泉源が最も集中している白良浜の近くに位置しています。ここに宿泊することで、白良浜の白い砂浜と青い海を徒歩で楽しめるだけでなく、ナトリウム豊富な温泉で旅の疲れを癒すことができます。
建物は白とグレーを基調とした明るいデザインで、海辺の街にふさわしい開放的な雰囲気を醸し出しています。日が沈むと、深い夜空と優しい照明が調和して幻想的な景色を作り出し、思わずカメラを取り出したくなるような美しさです。
施設の中でも一際目を引くのが、エントランスに設置されたドッグウォッシュです。砂浜で遊んだ愛犬(と飼い主さん)には嬉しい設備ですね!
利用方法も簡単で、オンラインで予約し、自動発行されたパスワードをRemoteLOCK 8j(販売終了、後継機種はRemoteLOCK 9j)に入力するだけで、充実した洗浄設備を利用できます。
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キーレスで実現した省人化サービスの体験
ホテルの省人・無人経営における最大の課題は安全面ですが、スプリングス白浜は宿泊客だけでなく、地元住民のレジャー施設としても機能しています。では、どのようにオープンさとプライバシーの両立を実現しているのでしょうか?ここでは、自動チェックインシステム「MujInn」と入退室管理システム「RemoteLOCK」が重要な役割を果たしています。
「MujInn」はフロントのセルフチェックインを提供し、「RemoteLOCK」はホテルの玄関、客室、温泉、ドッグランなどの施設入口に設置され、スプリングス白浜の各プライベート空間のセキュリティを確保し、キーレスでワンパスワードによる利用を実現しています。
セルフチェックイン・暗証番号で入室
今回は出張の予算でベーカリーホテルを予約しました。ホテルに到着すると、1階のパブリックエリアで多くの人々が談笑しており、とてもリラックスした雰囲気でした。ホテルのフロントは壁面に集約されており、「なんて省スペース!」と感心してしまいました。
チェックインは非常に簡単で、言語を選択し、オンライン予約時に発行されたチェックイン番号をタブレットに入力し、予約者情報を入力あるいは確認するだけでパスワードが発行されます。パスワードはタブレットに表示され、予約時に登録した連絡先にも送信されるので、忘れる心配はありません。このパスワードで、ホテル料金に含まれる全施設に入れます。
パスワードを受け取った後、すぐそばのRemoteLOCK TOBIRAに入力すると、宿泊エリアに入れます。自分の部屋に着いたら、同じパスワードでドアのロックを解除できます。客室のドアロックには全てRemoteLOCK 8j(販売終了、後継機種はRemoteLOCK 9j)が採用されており、デザインもホテルにぴったりです。緊急時の場合、通常の鍵でも開錠できるので、ドアが開かない、入れないという心配は不要です。
ベーカリーホテル・行幸の湯
ベーカリーホテルの最大の特徴は、1階にあるKey Bakeryです。Key Bakeryは時間帯によって異なる種類のパンを提供しており、どんなパンに出会えるか行ってみるのも楽しいでしょう。もし運試しをしたくないのであれば、客室の「地域カレンダー」(スマートテレビで流れる周遊観光のためのお役立ち情報)で、各時間帯に提供されるパンの種類を確認することもできます。もちろん、Key Bakeryでコーヒーも購入できます。
ここがヒント!
1階に置かれているオーブンは展示品ではありません。購入したパンを温めることができます!
ベーカリーホテルの客室は、睡眠を促す落ち着いたダークトーンのデザインですが、バルコニーから見える白い外壁は南国の雰囲気を演出しています。客室には充実した設備とアメニティが用意されており、プライベート旅行でもビジネス利用でも安心して滞在できます。
部屋でもお風呂に入れますが、白浜まで来たからには、ここの温泉も楽しまなければなりません。スプリングス白浜内の温泉施設「行幸の湯」は、ホテルの近くの源泉と同じ名前です。温泉施設も無人運営で、チェックイン時に発行されたパスワードで入浴できる便利な仕組みになっています。
温泉は加水せず、自然冷却により入浴に適した温度まで下げているため、本物の天然温泉を楽しむことができます。
行幸の湯の面白いポイントは、入口にあるシャンプーバーです!様々な香りやブランドのシャンプーを試すことができ、何度も訪れたくなる魅力があります!
ドッグホテル・ドッグラン
運営者様の言葉を借りると「犬OKのホテルは増えてきましたが、犬専用のサービスを提供しているのはおそらく私たちだけでしょう。」
ドッグホテルはスプリングス白浜のリゾートホテルで、人間の宿泊客にもワンちゃんにも贅沢な体験を提供します。客室は非常に広々としており(80~100平方メートル)、大型犬を連れていても快適に過ごせます。部屋には露天風呂が付いているため、ワンちゃんと離れることなくプライベートな温泉を楽しめます。
ドッグホテルには屋外と室内のドッグランが設置されており、天候に関係なく、愛犬に十分な運動を提供できます。チェックイン時に発行されたパスワードで、いつでもドッグランを利用できます。
ホテル内では犬専用リラグゼーションマッサージも提供しており、都会で暮らすペットも飼い主と同じようにリラックスできます!さらに、ドッグステイ、ドッグカフェ、ショップなど、様々な充実したサービスが用意されています。
ドッグホテルでのチェックインは、ベーカリーホテルと基本的な流れは同じです。ただし、お部屋には温泉やワンちゃんのための施設など、特別な設備がありますので、チェックイン時にはスタッフさんから設備の説明があります。
【まとめ】ワンパスワードで、ホテル業界の新たな可能性
スプリングス白浜では、リラックスした楽しい滞在を体験できました。カメラを持って外出しようとした時、鍵を持つ余裕がなかったのですが、「そういえば鍵は要らないんだ!」と気づき、安心して撮影に出かけました。これだけ多くの面白いサービスを提供するのに、毎回スタッフと調整する必要がないのは、とても便利です。
今回の体験で、ワンパスワード入室の魅力を実感しました。ここでは、ホテル業界の新しい可能性を見ることができました。オープンでありながら安全で、最小限の人員で妥協のないサービス品質を実現しています。プライベート旅行でまた来たいと思います!