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公開日2024.01.31

【体験記】溜池山王駅ナカの完全無人書店「ほんたす ためいけ 溜池山王メトロピア店」を利用してみた

弊社アクセスコントロールシステム「TOBIRA」を活用した完全無人書店「ほんたす ためいけ 溜池山王メトロピア店」(以下、「ほんたす」)が、溜池山王駅構内に新しくオープンしました。オープンから2か月が経過した2023年11月中旬、RemoteLOCKメンバーが「ほんたす」へ取材に行ってきました。特徴や利用方法などをまとめて報告いたします!

「ほんたす ためいけ 溜池山王メトロピア店」とは?

「ほんたす」は日本出版販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥村 景二氏)が運営する完全無人書店です。全国的に書店が減少する中で、生活の中に本と人とのリアルなタッチポイントがなくなるという現状に対し、「人と本の接点を生み出したい」という想いを形にした店舗としてオープンしました。

労働人口の減少に伴い、スタッフなしで運営する先進的な事例となっています。

『ほんたす』の詳細情報

「ほんたす」は東京メトロ銀座線・南北線の溜池山王駅8番出入口付近(山王パークタワー方面) に位置しています。

以前まで「ほんたす」が位置する溜池山王駅周辺には、書店が少ないという事情がありました。駅構内に新たに書店を作ることで、「溜池山王駅を利用されるビジネスパーソンや近隣の住民の方と本の接点を生み出すこと」を想定しているそうです。

営業時間は平日は7:00〜22:00 、土日祝日は10:00〜20:00 となっております。普段溜池山王駅を利用されていない方も、「ほんたす」へぜひお越しください!

なぜこれまで「ほんたす」が注目されるのか

「ほんたす」の特徴はなんといっても店内にスタッフがいない点にあります。利用者の方に事前の会員登録をしてもらうことで、店舗への入室から退出までの完全無人管理を実現しています。

会員登録の際はLINEアプリが必要ですが、すでにLINEアプリをインストール済みであれば、新たなアプリをインストールすることなく登録いただくことが可能です。

「ほんたす」立ち上げ秘話

「人と本の接点を生み出したい」「人件費高騰・後継者問題・人手不足の解決」を同時に満たすための解決策が「完全無人書店」の立ち上げにつながったとのことです!
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完全無人書店の入室方法とは

無人店舗

完全無人書店の『ほんたす』。実際どのような方法で入退出し、決済するのかを解説していきます!

会員証の発行

「ほんたす」の入退室に必要なQRコードは、LINEアプリから発行することができます!

事前登録をする場合

事前に登録を行う際は、「ほんたす」ホームページに掲載されている以下のQRコードをLINEアプリにて読み取ってください。

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流れに従って登録を完了すると、入室で利用できるQRコードを発行することができます。

現地で登録をする場合

「ほんたす」の店舗の前で登録をする場合は、壁面や自動ドアに掲載されているQRコードを読み取ってください。

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流れに従って登録を完了すると、入室で利用できるQRコードを発行することができます。

事前登録時に生成したQRコードを、TOBIRAのリーダーに向けると、登録済みのQRコードと認証され、自動ドアが開きます。

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店内の仕組み

完全無人書店の店内にも工夫が施されています。
どんな工夫がされているのか解説していきます!

内装・設備

一般的な書店と比べると、壁に面していない本棚が低くなっています。こちらも防犯面を考慮した結果だそうです。また、以前入店していただいたお客様から「店の外から見られている気がして気になる」という意見を受けたことから、商品を探す際になるべく店の外に背を向けるようなレイアウトに変更をしているとのことです。

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防犯カメラ

完全無人書店「ほんたす」には、万引きや器物破損等の違法行為の抑止力となるスタッフがいません。そのため、対策として防犯カメラが複数設置されています。

また防犯カメラに加え、LINE会員証による入退店管理を行っていることも、違法行為の抑止力に繋がっているようです。

会計・退店

キャッシュレスにのみ対応しています。各種クレジットカード、交通系ICカード、各種非接触決済等によるお支払いが可能です。

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TOBIRAを発見!!

『ほんたす』の入り口にTOBIRAが設置してあります!

「ほんたす」の解錠システムは、自動ドアに連携したアクセスコントロールシステム「TOBIRA」と、LINEアプリ上で予約を行える「Lメンバーズカード」(合同会社Oblivion様)の連携によって実現しています。

初回は、店頭サインまたは「ほんたす」ホームページのQRコードを読み込んで会員証を発行し、アクセスコントロールシステム「TOBIRA」のリーダーに会員証のQRコードをかざして入店します。次回以降は、LINEから会員証を開くことができ、入店時・退店時にリーダーへかざします。

出口と入口が別の自動ドアになっております。出る際もQRコード解錠が必要です。動線にそって「出口」から出ましょう!

店内の様子・使ってみた感想

Mental health protection and care

『ほんたす』を使ってみて内装や本のラインナップにもこだわりを感じました。私も実際に本を2冊購入しました!

実際の陳列の様子

書籍・文具

店内の書籍の割合としてはビジネス書が7割、漫画などのその他の種類の書籍が残り3割を占めています。

一般的には駅構内の書店での売れ筋は漫画が中心と言われていて、ほんたすでも開店当初は漫画の割合が高かったそうです。ただ、運営をしていくことでビジネス書のニーズが高いことが分かり、現在の割合にしているとのことです

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また、「ほんたす」では、ボールペンやノートなど、文房具も販売されていました。また、レジの横にエコバッグもあり、社会環境の改善、生活者のより豊かで持続的なくらしの実現を目指す「ほんたす」らしさを感じます。

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その他

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レジの下には踏み台なども準備されています

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植物も設置されていました🌲

実際に使ってみた感想

完全無人書店と言えど、入ってみると一般的な書店と大きく差はないように感じました。LINEアプリやキャッシュレス決済に慣れている方であれば、会員登録から商品選び、購入までをスムーズにできるかと思います。

【まとめ】完全無人書店の『ほんたす』、ぜひご利用下さい

「ほんたす」がお客様の要望や動向を踏まえながら日々アップデートをしているということがわかりました。これからもどんどんお客様の要望にマッチした店舗づくりを進めていく「ほんたす」から目が離せませんね。

全国的に書店が減少が進む昨今、「新しい書店の形」を模索する「ほんたす」では、今後も店舗を増やしていく予定とのこと。いつか皆様の街にも無人書店ができるかも?

溜池山王駅で少し時間を潰したい、溜池山王駅付近で本をお探しの際はぜひ、「ほんたす」をご利用ください!

無人店舗運営をご検討されている方必見

今回のご紹介しました『ほんたす』のような無人店舗をご検討されている方はぜひご相談ください!

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