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公開日2017.08.28

最終更新日2024.10.10

【よくある質問】RemoteLOCKに最適な電池は?電池切れ間近のRemoteLOCKの動きもご紹介

RemoteLOCKは電源工事の必要がなく、電池で手軽に運用可能です。電池だと停電時も安心というメリットもある一方、電気切れの場合はテンキーでの解錠ができなくなる※ため、事前の電池対策は非常に重要です。今回は「電池切れ間近のRemoteLOCKの動き」と、最適な電池についてご紹介します。

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RemoteLOCK(リモートロック)には何の電池がおすすめ?

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RemoteLOCK(リモートロック)4本の「単三電池」を使用するスマートロックです。電源を引くための工事をするのにはお金がかかりますので、代替可能な電池での駆動が特長です。

とはいっても電池には寿命があるので効率的に使いたいと思いませんか?まずはRemoteLOCK(リモートロック)におすすめの単三電池とその理由についてお話します。

RemoteLOCK(リモートロック)にはエボルタ(アルカリ乾電池)!

先に結論を申し上げますと、中の人たちは「パナソニック社のエボルタ(アルカリ乾電池)」を使っています。いくつか試してみたのですが一番持ちが良いと感じましたし、実際にまとめサイト等でも実証されているようです。逆に、Amazon等で購入できるオリジナルブランドの電池はあまり長持ちしませんでした。

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こうやって推奨することでアフィリエイト収入もらえないかしら…笑
という冗談はさておき。

RemoteLOCK(リモートロック)に非推奨な電池は?

他方、RemoteLOCKを駆動させる際に「非推奨な電池」も存在します。それは「ニッケル水素電池」つまり「充電式電池」です。非推奨の最大の理由は「とても緩やかに電圧が落ちていき、いきなり使えなくなる」からです。

もう少し丁寧に説明すると…
RemoteLOCKは通信タイミング時点で電池の残量をクラウド画面に反映します。

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▲RemoteLOCKクラウドによる管理画面

重要なポイントは「通信タイミング毎に反映」ということです。KKEが推奨している通信タイミング(ハートビート間隔は12時間ですので、充電式電池の場合この間にいきなり電池が無くなってしまい、クラウド画面にも反映されず、メールによる電池残量低下アラートも無いまま、ボタン操作ができなくなってしまう可能性があるのです。

RemoteLOCKは上述の通り、メールによる電池残量低下アラートがあるので交換タイミングを逃すことを回避する機能があります。また、最終的にはフェイルセーフとして物理的な鍵があるため、万が一電池切れや故障があっても開けられますが、暗証番号(PINコード)しか知らないゲストの人が解錠しようとして開けられなかったら現地に行かなければなりません。

話が若干それましたので戻しますと…
パナソニック社のエボルタのようなアルカリ電池の場合、電圧が分かりやすく落ちていきます。そのためハートビート間隔で電圧低下を適切に捉えられ、画面反映やメール通知で残量低下を把握出来るのです。

リチウム乾電池は持ちが良いが注意すべき点も…

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製品ラインナップのなかでもRemoteLOCK 9jや、販売終了したRemoteLOCK 8jおよびRemoteLOCK 8j-Fは、タッチパネルを採用している仕様上、消費電力が高いです。電池持ちの目安としてはアルカリ乾電池で2〜4ヶ月、リチウム乾電池で5〜6ヶ月なので、交換頻度はリチウム乾電池のほうが楽である一方で、こちらも電圧の低下が急激なため、推奨はしておりません。

また、QRコードを使った解錠が可能なRemoteLOCK 9j-Qについては、読み取りのためのリーダー部を常に待機状態にさせる必要があることから、外部電源化による取り付けが必須になっています。

なお、弊社のサポート宛のお問合せでは、「急に電池が切れたんだけどどうして?」というご質問がよくあります。大半がリチウム乾電池を利用しているユーザー様です。1-2項で述べたように、電池残量が減ってくると急に電圧が低下してしまうので、アルカリ乾電池よりも電池切れのタイミングを予期しにくいのです。こうした理由から、弊社はアルカリ乾電池を推奨しています。

もちろん、電池の交換頻度が少ない方が良い施設 様もいらっしゃれば、急に電池が切れてしまうトラブルを防ぎたい施設 様もいらっしゃいます。導入前にぜひ電池についてもご相談いただければ幸いです。(9jシリーズは外部電源化も可能です。)

RemoteLOCKの電池が少なくなるとこういう動きをします

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早速ですが以下の動画をご覧ください。RemoteLOCK 5iRemoteLOCK 7i両方の電池切れ間近の動きをご覧いただけます。5iについては既に販売終了しておりますが、後継機種のRemoteLOCK 500iも電池切れ時の挙動は同じです。

RemoteLOCK 5iの電池残量低下の時の動き

弱々しいモーター音が確認出来ます。この状態になると解錠出来ないことがありますので、こうなる前に電池を交換ください。

RemoteLOCK 7iの電池残量低下の時の動き

緑×2、赤×2の点滅で電池切れを表しています。この状態になるとボタン押下が出来ませんので、こうなる前に電池を交換ください。

【まとめ】残量低下のシグナルを見落とさないようにご注意を!

いかがでしょうか?今回は中の人が使っているRemoteLOCK(リモートロック)の電池とその理由についてご紹介しました。RemoteLOCKは単三電池4本を利用したスマートロックです。電源を電池にすることによって工事費を大幅に抑えることに成功しています。

もちろん、電池利用をするため電池切れリスクはあるのですが、それを以下の機能で回避できるようになっています。

電池の残量を確認できる、RemoteLOCKクラウドの機能

  • メールによる電池切れアラート
  • 管理画面の電池残量表示

そして、万が一電池が切れてしまっても付属の物理鍵による解錠で緊急時対応が可能です。残量低下アラートメールを受信した時点では動画のような挙動にはなっていません。この状態になる前にぜひ早めに交換をお願いします。

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