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公開日2020.01.09

最終更新日2024.08.20

無人運営の宿泊施設はチェックインがスムーズで快適だった件(ゲストハウス『ルームス水前寺』に泊まってみた)

RemoteLOCKスタッフが熊本県へ出張した際に宿泊した無人運営のゲストハウスの体験記です。はじめて経験する無人運営のホテル。果たして無事に泊まることができるのか!?そして、令和元年6月にニューオープンしたばかりの和を基調としたゲストハウス『ルームス水前寺』の魅力もお届けします。

熊本出張!宿はどうする!?ホテル探しから予約まで

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2019年12月。年の瀬も迫った時期に熊本へ行くことが決まったRemoteLOCKスタッフ。できるだけリーズナブルで、きれいで、そしてできればRemoteLOCKがついている宿泊施設に泊まりたいと欲張りなRemoteLOCKスタッフは、宿泊・民泊予約の大手サイト楽天&LIFULLのバケーションステイにて、宿探しをすることに…

そして見つけたのが、熊本市中央区の水前寺にある『ROOMS SUIZENJI(ルームス水前寺)』。3階建ての和風ゲストハウスで、各階にはお部屋が1つずつ。つまりワンフロア貸し切り状態なのです。

お値段も1泊5,000円~と非常にお手頃(RemoteLOCKスタッフが宿泊した際は1泊¥6,700でした!)、かつ2019年6月にニューオープンという新しさにも惹かれます。

そして、特筆すべきなのは、施設の概要に記載されている「当施設はセルフチェックインになります。」の文言。つまり、フロントにスタッフがいない形態の無人オペレーションのゲストハウスなのです!

筆者、アメリカに行った際にairbnbで民泊施設に泊まったことはありましたが、国内で無人運営の宿泊施設に泊まるのは実は初めて。

宿泊施設のセルフチェックインとは?

受付業務や、宿泊者台帳の作成、本人確認などの作業をフロントスタッフが行うのではなく、ITツールを使うことで宿泊者自身およびシステム上で自動でチェックイン作業を行います。

ホテルや民泊向けのセルフチェックインサービスであればパスポート情報の取得や、映像による対面に準じた形での本人確認なども行えるため法令に遵守した無人運営が可能になります。

はじめてのセルフチェックインの宿に胸を躍らせながら、早速、ネットでサクサク予約&クレジットカード決済。予約完了後、「ポンッ」。早速、予約完了メールが届きました!

すぐにメールが届いたので自動送信の各種メールのようです。

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(左)宿泊者情報の入力フォーム
(中)セルフチェックイン時に必要な予約コード
(右)ホストからセルフチェックインの方法の案内

まずは、宿泊者情報の入力フォームです。
メールにも記載のある通り、宿泊にあたっては日本の法令により、氏名、住所、職業等の提示が必要とのこと。

ビジネスホテルなどもフロントで紙に記入が必要ですよね!これを事前にPCやスマホからできるのだから便利です。早々にチェックインしたいのにフロントで住所などを記入する作業は地味に面倒なものです。

そして当日現地でチェックインする際に必要な6桁の予約コードです。
メールに案内のある通り現地のタブレット端末に予約コードを入力することでチェックインができるとのこと。入室の方法も事前に案内されているためセルフチェックインの不安もほとんどありません!

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セルフチェックインシステムの「minpakuIN(民泊イン)」は、民泊・ホテルのオンライン受付システムで、住宅宿泊事業法(民泊新法)や旅館業法での合法的な民泊運営をサポートしています。また、スマートロック『RemoteLOCK』ともシステム連動しています。

新規CTA

スタッフがいない無人ホテル初体験!!ドキドキのセルフチェックイン。

熊本の和風ゲストハウス『ルームス水前寺』に宿泊の当日。
RemoteLOCKスタッフは熊本空港から市内中心部に向かうバスに乗って直接、宿泊施設を目指します。

熊本空港からのバスはルームス水前寺の最寄り(徒歩1分)のバス停には泊まりませんが、バスを1回乗り換えることで、最寄りの停留所に停まるバスに乗ることができ、ほとんど歩かずに済みます。しかし、何を思ったのか、RemoteLOCKスタッフは乗り換えなくても歩けるのでは・・・と思いいたり、バスを降りて颯爽と歩きだしました。

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▲その距離、約2km。20分程度なので余裕だと思っていたのもつかの間。

その日の天候は雨。100mほど歩いて早々に後悔の波が押し寄せます。
スーツケースと手荷物と傘をもって、雨の中2km歩くのはさすがにしんどいものがありました…。

ということで熊本空港からはバスを1回乗り継いで、ほとんど歩かずに済む経路で向かわれることを強くお勧めします!

水前寺公園、熊本県庁、熊本動植物園にも近い和風ゲストハウス『ルームス水前寺』に到着

いよいよルームス水前寺に到着です。

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和風ゲストハウスということもあり、外観も和テイスト。ご覧の通り、到着は夜で、翌日も早朝のまだ暗い時間に出発したため、建物全体の外観はうまく撮影できずでした。

せっかくなので日中の建物外観もお見せしたいので、バケーションステイに掲載されている写真をお借りしました。夜とはまた趣が異なります。ポップでかわいらしい外観ですね。

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フロント無しでどうやってチェックインする!? いざ、セルフチェックインへ。

建物入口の玄関ドアを開くと、すぐにタブレット端末と操作マニュアルがお出迎えしてくれます。タブレット操作は簡単なのでマニュアルは読まなくても問題ありませんでした。(私は一切読みませんでした)

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まずは、4つの言語の中から日本語を選び、事前に送られてきたメールに案内がある通り、6桁の予約コードを入力します。

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『ようこそRemoteLOCKスタッフ様』というウェルカムメッセージに合わせてチェックインの流れが表示されました。次の画面に行くと、予約時の情報、事前にフォームから送信した予約情報が表示されています。

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次へ進むと、宿泊約款の確認画面です。同意して次に進むとパスポート情報の入力画面です。本人確認のために顔写真の撮影は必須ですが、日本国籍の方はパスポートの撮影の必要はありません。これでチェックイン作業が完了です。何か文字を打ち込んだりする必要もなく、ものの1分足らずでチェックインできました!

チェックイン完了の画面に表示されているのはわれらがスマートロック『RemoteLOCK』の解錠キーです。予約ごとのユニークな暗証番号であり、物理的な鍵の持ち歩きはもちろん必要ありません。画面上でカギの受け取りができるのは非常に便利でした。

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表示されている鍵番号を念のためにスマホでパシャリと撮影して、早速お部屋に向かいます。ということで、初めてのセルフチェックイン体験でしたが難なくどころか、大変スムーズに終えました!

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気になるお部屋の中は?ゆったり、まったりとくつろげる空間でした!

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セルフチェックインのタブレットに表示さたた客室の鍵の暗証番号で解錠し、いざ入室です!

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じゃじゃーん!RemoteLOCKスタッフが泊まった1F(華 HANA)のお部屋はこんな感じでした。
畳、ふすま、障子、和風照明と和を感じさせてくれます。

部屋の広さも1人だとかなり持て余してしまうほど広々としています。こちらのお部屋の定員は3名なので、少人数での旅行などにももってこいですね。

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寝具は敷布団や毛布が用意されています。設備としては冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトル、そしてもちろんWi-Fi環境もあります。

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洗面所はこんな感じです。ドライヤー、歯ブラシ、タオル、バスタオルもあります!

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浴槽はありませんが清潔感があるバスルームです。

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手作り感があり人のあたたか味を感じさせるハウスルール。小物も和な感じで統一されています。

ITツールの活用で無人運営の『ルームス水前寺』に泊まってみての感想

ルームス水前寺に宿泊してみての感想を3つにまとめてみました!

  • あたたかみの広々したお部屋はくつろげること間違いなし!
  • バス停が近くてアクセスも良し!
  • 無人オペレーションでもゲストは大満足!

★あたたかみの広々したお部屋はくつろげること間違いなし!

和の雰囲気な客室は日本人ならくつろげること間違いなしだと思います。
ちゃぶ台を囲んで語らうも良し、1人なら広々とした空間を贅沢に使うも良しです。

清掃も行き届いているため非常に快適に過ごすことができました。この点は、予約サイトのレビューで他の方が「とても清潔感のあるお部屋でした。」と書かれている通りでした!

また、随所に英語での説明や表記があるため、海外からの旅行客も安心して泊まることができそうです。熊本城や水前寺公園等、日本の文化を味わった後に、日本の住空間の雰囲気も体験できる点は訪日外国人旅行客の旅の満足度を高めることにもつながりそうです。

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こちらの写真は3F(天 TEN)のお部屋です。次回はぜひこの部屋にも泊まりたいです。(写真はバケーションステイのWebページに掲載の写真をお借りしています)

★バス停が近くてアクセスも良し!

ルームス水前寺は最寄りの「京塚」というバス停まで徒歩1分という近さ。
熊本の中心市街地や、熊本駅まで行くバスがほぼ目の前のバス停から出ています。

RemoteLOCKスタッフは、宿泊の翌日の朝早くに出発でしたが(この日もまた雨)、ホテルを出てほとんど歩かずにバスに乗ることができて助かりました。中心市街地まではバスで約20分です。

近くにはルームス水前寺の無料駐車場、コンビニエンスストア、少し歩けば飲食店(しゃぶしゃぶ店、テイクアウトのピザ屋)もありました!

★無人オペレーションでもゲストは大満足!

スタッフが不在の無人運営と聞くと、慣れていないゲストは「無事にチェックインできるのか?」「タブレット操作は難しくないか?」「鍵はきちんと受け取れるのか?」など、不安を感じる方もいると思われます。

ですが、泊まってみて、セルフチェックインを実際に体験してみてその便利さを痛感しました。

感じた良さは以下の通りです。

無人オペレーションの良さ

  • 疲れている中フロントで待たされることはない
  • チェックインタブレットの操作は直感的でわかりやすい
  • チェックインにかかる時間は早ければ『1分』もかからない
  • 現地で宿泊者情報を紙に書く手間がない
  • 鍵の受け取りや持ち歩きがないため、手ぶらで楽
  • チェックアウトは部屋を出るだけ

もちろん、フロントスタッフがいる方が、何かあった際にすぐ対応してもらえたり、気軽に質問できたり、コミュニケーションが生まれたりと、良い場合もあります。

他方で、フロントスタッフがいることで享受できるサービスよりもリーズナブルさを望むゲストにとっては、無人オペレーションでも宿泊の満足度が下がることはなく、むしろ、高評価につながります。実際、バケーションステイにおけるルームス水前寺のレビューでも「チェックインやチェックアウト方法もとてもわかりやすかったです」との口コミが上がっています。

そして何より、無人オペレーションでも満足できるのは、やはりホストの方の親切や、無人運営を支援するセルフチェックインサービスや、スマートロックといったITを活用しているからこそだと感じました!

【まとめ】熊本の宿は『ルームス水前寺』で決まり!

熊本への旅行や、出張の際はぜひ『ルームス水前寺』に宿泊してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、『ルームス水前寺』のほかにも『ルームス』ブランドで市内に2か所の宿泊施設があります。熊本の中心市街地によりアクセスが良い『ルームス九品寺』『ルームス水道町』があるようです。各宿泊施設の情報はWebサイトやバケーションステイのページより、それぞれご確認くださいませ。
(※ルームス水前寺は現在閉業しています。)

今後、働き手不足の問題がさらに加速するに伴い、ホテル運営においてもITやIoTを活用した自動化を図ることで、省人化や無人化につなげることの重要性が増すと考えられます。民泊、ゲストハウス、ホテルの事業者様におかれましては、これを機にITツールや省人化を支援するサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

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