【悲報】RemoteLOCKメンバーの妻、子供に締め出されました。
タイトルの通りです。つい先日に起きた出来事をまとめます。スマートロックを自宅に設置していない方や、小さなお子さんがいらっしゃる皆様はぜひ、「他山の石」としていただければ幸いです。(自宅に自社製品を導入しておけばよかった…)
締め出されるまでの状況
こんにちは。RemoteLOCK(リモートロック)のWebマーケ担当のH山です。私は主にブログの編集を担当しており、これまでもメンバーがカギのトラブルを経験した記事(下記)を読んできました。まさか自分の家庭でも経験するとは思っておりませんでしたので、反省を込めて記事にしたいと思います。
なお、今回の締め出しですが、決してRemoteLOCK製品を使っていて起きたトラブルではありません。ユーザーの皆様は安心して記事をご覧ください。
また、本記事に鍵メーカーの情報もありますが、鍵のハードウェアトラブルではなく「筆者家族の運用により発生したトラブル」ですので、その点もご理解いただければと思います。
(鍵メーカーを批判する趣旨ではございません。)
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基本情報(世帯構成など)と自宅の扉について
まず世帯構成としては私・妻(育休中)・娘(1歳1か月)の3人で、マンション(2F)に住んでいます。娘は少し前から歩けるようになり、目の届く範囲でよちよち歩き回るようになったばかりです。日中は私が出社しているので、妻が娘のお世話をしています。4月から保育園に通えることになり、2人で過ごす時間も減るのかぁ…と思っておりました。
自宅の玄関ドアは上下に2つの鍵穴・サムターンがあるタイプです。また、たまに見かけるタイプだと思いますが、室内側にあるサムターンにはボタンがあり、ボタンを親指と人差し指で軽く押し込みながら回すことで解錠できる仕組みです。
この仕組みの目的は主に外からの不正開錠を防止することですが、副次的な効果として、物心つく前の小さなお子さんが勝手に外に出ていかない効果もあるのではないかと思っています。
- 出典 :
- 株式会社ロックスタッフ 公式ホームページ
*美和ロック製のMIWA 防犯サムターンです。
なお、室内側から施錠するときは「ボタンを押さなくても」サムターンを捻れば施錠できます。子供がどうやって妻を締め出したか、ここまで読んだ方ならきっと理解できたのではないかと思います。
締め出された瞬間の出来事
2月最終日の月曜日のお昼のできごとです。
私はいつものように出社して、チームメンバーと業務の打ち合わせ中。
妻は娘と公園で歩く練習をしに行く時間帯です。
そんな中、妻から電話が…。
「ほのちゃん(娘の愛称)に締め出された!!」
我が家は2Fですがエレベーターがありません。妻が娘と散歩に出かける際にはベビーカーなどを階段で1Fロビーに運んでから、娘を抱きかかえて1Fに降りるようにしています。そのため、散歩に出発する前にはいつも数十秒ほど、子どもが一人になります。扉は解錠されたまま、そしてこの日は鍵を自宅のリビングに置いたままでした。
(しかも靴はサンダルを履いてました。)
この一瞬のスキに、下側のサムターンを娘が回してしまいました。
- ▲自宅の扉 下のサムターンについに手が届いてしまいました。
妻は運よく携帯は持っていましたが、鍵は部屋の中です。そして娘が回してしまったサムターンは、前述の通り、ボタンを押しながら回さないと解錠できない仕組みです。また、1歳なので言葉も通じません。こうしてパニックになった妻から電話がかかってきたわけです。
解錠して娘を救出するまで
この場合に妻が期待できるのは以下の3つです。
締め出されたらもう祈るしかない
- 娘が(奇跡的に)扉を解錠する
- 管理会社にマスターキーを持ってきてもらい、解錠してもらう
- 私が急いで帰宅して解錠する
結果として、私が最初に到着してカギを解錠しました。
それでも妻が締め出されて約30分後の出来事です。この時ばかりは会社からそう遠くないところに住んでいてよかったと思いました。
ちなみに管理会社(自宅から徒歩10分ほど)は電話がすぐに繋がらず、ようやく繋がったと思ったら「マスターキーを持っていくことは不可能だから取りに来てほしい」とのことでした。
(締め出したのは娘ですが…)結果的に一人で閉じ込められてしまった娘を置いて、鍵を取りに行くのは心理的にも相当にハードルが高いことです。少しの間とはいえ、カギを持たずに玄関から離れたことが締め出された原因ではあるのですが、子供の成長につれ、鍵の扱いを考える良いきっかけになりました。
スマートロックを設置すれば何が変わるのか
ここまでは単なる我が家の失敗談ですが、RemoteLOCKチームに所属しておりますし、対策を考えたいと思います。そうです、スマートロックの活用です。物理鍵を肌身離さず持っていれば今回のようなトラブルは発生しませんが、持ち歩かなくてもなんとかなるところがスマートロックの良いところですよね。
RemoteLOCKなら暗証番号で解錠できる
これまでもブログでご紹介してきた通り、RemoteLOCKは暗証番号で解錠可能なスマートロックです。主に宿泊施設や時間貸しの施設など、不特定多数の人が出入りする施設に多数の導入をいただいておりますが、戸別住宅やマンションなどへの導入もあります。
物理鍵は緊急用として保管しておきつつ、日常の出入りは暗証番号を使って解錠すればよいので、締め出されても番号を再入力すれば問題ありません。
また、祖父母などの親戚が定期的に出入りするような場合も、専用の暗証番号を設定しておけば、何時に入室したかのログを遠隔(例えば職場など)から確認することもできます。
スマートロック市場といえば、スマホアプリから解錠できる製品も多く出回っていますが、通信の安定性や滑落の可能性(粘着テープで設置するものが多いため)などを考慮すると、取付工事の手間はかかりますが、工事でしっかり設置するのが良いと思っています。
スマートロックでも「締め出し」が発生しない訳ではない
最後に、「スマートロックは締め出しが発生しない鍵」ということではありませんのでご注意ください。例えばスマホアプリで解錠するタイプのスマートロックは、物理鍵と同様にスマホを室内に置き忘れたまま施錠されると締め出されてします。そのほかにも結露などの影響で、粘着テープで接着していたスマートロックが滑落してしまったり、スマートロックの電池が切れてしまったりすると、解錠できなくなってしまう可能性があります。
RemoteLOCK(リモートロック)の場合は、クラウドの管理システムから電池残量の目安を確認することが可能です。とはいえ、適切に電池交換しないで日常生活を過ごしていると、ふとした瞬間に締め出されてしまう可能性は0ではありません。
どんな扉であっても鍵の紛失や、インキーによる締め出し(オートロックの場合)には気を付けなければなりません。冒頭に申し上げたとおり、「他山の石」として知見を活かしていただければ幸いです。
【まとめ】鍵のトラブルは身近なところにも。スマートロックでトラブルを防止しましょう
後日談ですが、私は娘および妻を救出した後、そのままテレワークをすることになりました。帰宅直後は大泣きしていた娘は、おやつの煎餅と麦茶をあげてなんとか落ち着き、私が参加するWeb会議(打ち合わせ相手はチームメンバー)にご機嫌で参加しました。妻は一連のパニックで寿命が縮んだとのことです。
私が言うのもなんですが、娘を泣かせず、妻の寿命を縮めないためにも、ぜひRemoteLOCKの導入をご検討ください。最後まで読んでいただきありがとうございました。