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公開日2026.01.26

ホテルの眠れる資産とは?フロント省力化・省スペース化の有効活用方法をご紹介

近年、「ホテルの空きスペース」を利用して、収益化や、ホテル全体の活性化に成功しているホテルが注目を集めています。具体的に、どのような取り組みがあるのでしょうか。成功のポイントや必要となるシステムを解説します。

ホテルの眠れる資産「空きスペース」を活用しよう

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ホテルの「空きスペース」を、有効利用する取り組みが注目されています。空きスペースを活用することで、新たな客層を獲得し、ホテルの活性化や収益性を上げるなど、大きなメリットが生じるためです。

空きスペース利用のメリットとは?

  • 閑散期の収益源
  • ゲスト体験の向上
  • 顧客満足度アップ
  • ホテルブランド力強化
  • ホテルの活性化
  • 口コミでの拡散効果
  • 集客力アップ

上記のように、空きスペースの収益化が実現すれば、客室稼働率に大きく依存することがなくなります。ゲストの体験向上にも寄与し、ゲストの満足度も高めることができるでしょう。

それでは、具体的にどのような活用例があるのかを見ていきましょう。

スペース活用事例:ロビー

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都心や駅近のホテルで、広々としたロビーがあれば、ワークスペースとして解放することをおすすめします。利便性が高く、雰囲気も良いので、ビジネスパーソンへの高い需要が見込めます。

コワーキングスペース化

チェックインやチェックアウトで混雑する時間帯を避け、テレワークスペース(コワーキングスペース)として、ビジネスユーザーに貸し出しているホテルがあります。高速Wi-Fiを完備し、ドリンクサービスなどをつけることで、利用を促進させることができます。

テレワークブースの設置

ロビーの空いている空間を利用して、防音の高い、テレワークブースを複数台設置することも考えられます。仕事に必要なものを一通り備えておくことで、仕事に集中したい人や、共用スペースでは行えないオンラインミーティングにも利用してもらうことが可能です。

スペース活用例:朝食会場やラウンジスペース

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給水器、コーヒーメーカーや無料ドリンクなどを常備しておくことで、ちょっとした打ち合わせや、ワーケーションスペースなどにピッタリの空間になるでしょう。

打ち合わせ・ミーティングスペース

一区画をパーテーションなどで区分し、打ち合わせなどに利用しやすく整備します。会議室ほど堅苦しくないので、女性グループや地域の会合などに需要が高いでしょう。

ワーケーションスペース

高速Wi-Fiや、各席ごとに電源、コンセントなどを備えておくことで、ワーケーションスペースとしての活用が見込めます。カフェよりも雰囲気が良く、さらに景観などが良いと、SNSや口コミで拡散されることも期待できるでしょう。

スペース活用例:宴会場

buffed food closeup of  fruits, vegetables, meat and fish arranged on banquet table

夜しか利用しない宴会場なども、視点を変えることで、さらなる活用が見込めます。

イベント会場として利用

宴会場を、「イベント会場」として再定義してみましょう。屋台を並べて縁日を再現したり、ヨガ教室や運動体験、相撲大会を開催したという事例もあります。イベント業者などに積極的に貸し出しすれば、宿泊客以外の来場者を、ホテルに呼び込むことも可能です。

ポップアップストア

宴会場利用の閑散期に、一定の期間を定めて行えます。ブランド・ショップなどにスペースを貸し出し、ポップアップストア(期間限定ショップ)や、ブランドのテスト販売に貸し出す方法です。

撮影スペース・ワークショップなど

ホテルの景観や内装を活かし、コスプレなどの撮影会などとしても活用できます。
その他、ワークショップや映画上映会、DJイベントや地域コミュニティの集まりなど、様々な需要を獲得することができます。

スペース活用例:客室

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客室も、閑散期や、使用頻度の低い客室など、下記のような活用方法があります。

ワークスペースとして時間貸し

空いている客室を、ワークスペースとしても対応できるよう整え、時間販売します。たとえば、「ワークプラン(デイユースプラン):3時間2,500円」などで貸し出せば、客室の収益性を向上させることができます。

オンラインミーティングにも最適で、気分転換にシャワーを浴びたり、昼寝ができるなどをアピールすれば、ビジネスマンへの潜在的な需要が期待できるでしょう。

シェアオフィスとして転用

使用頻度の低い客室がある場合、月額契約で個人・企業向けワークスペース(シェアオフィスなど)に転用することも考えられます。ベッドなどの家具の代わりに、オフィス用の備品を配置するなどで、比較的簡単に実現します。

成功の秘訣は「フロント省力化」+「物理的スペース」

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次に、第1章で解説した活用例を、実際に導入するためのポイントを解説しましょう。ホテル業務の最適化を極めた成功事例もご紹介します。

空きスペースの活用はホテルの「フロントの省力化」が鍵

ホテルの空きスペースを活用するには、「フロントの省力化」が鍵となっています。というのも、現状の体制で新たな取組みを始めても、スタッフの負荷が増加するだけで、運営全体を見るとマイナスになる可能性が高いからです。

たとえば、チェックイン・チェックアウト、鍵の受け渡しなどを自動化すれば、フロント業務の工程を大幅に削減することができます。手の空いたスタッフを、スペース活用の企画や運営サポートに回すことが可能になるでしょう。また、自動化により、バックヤードの書類スペースや鍵の保管庫なども不要になり、活用できるスペースが増加することも考えられます。

ホテル内ショップの無人販売化もおすすめ

空きスペースの活用とは少し異なりますが、ホテル内のショップの無人化もおすすめです。
無人決済システムや、セルフレジを設置することで、夜間や早朝でも、完全無人で運営できます。スタッフの省人化や、フロント業務の効率化に、大きく貢献するでしょう。

【参考】合理化・最適化を極めたホテルオペレーションFAVホテル

フロントの省力化の成功事例となるホテルをご紹介しましょう。

FAVホテルは、「広く、快適で、スタイリッシュ」をコンセプトに、ファミリー層や長期滞在層に高い人気があるアパートメントホテルです。客室にキッチンや洗濯乾燥機を備えており、まるで自宅にいるような安らぐ空間を、リーズナブルに提供しています。

運営面での大きな特徴は、徹底した省力化オペレーションを実施している点です。人件費圧縮とホスピタリティを両立しながら、低リスクな収益モデルを確立しているのは、大いに参考になるでしょう。合理化・最適化を実現するオペレーションは次の通りです。

清掃業務の外注

清掃は、内製化による固定費化を避け、民泊のようなチェックアウトベースで外注しています。客室が稼働していない時期でも、赤字化にならない仕組みとなっています。

業務プロセスの標準化

予約受付から運営管理、会計報告などに至るまで、業務プロセスを標準化した上で、ITを積極活用しています。

人件費圧縮の工夫

1階の飲食店とフロント機能を融合させた設計にすることで、人件費を圧縮することが可能になっています。

さらに、ポップやサイン計画の細かなところまで「FAVスタンダード」を構築し、一元管理することで、業務の合理化・最適化を実現しています。

フロントの省力化を実現する3つのシステム

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ホテルの空きスペースを活用する「フロントの省力化」を実現するには、次の3つのシステムを導入することをおすすめします。

・PMS(宿泊管理システム)+オンライン予約連携
・セルフチェックインシステム
・スマートキー

それぞれどのように省力化できるのか、解説していきましょう。

PMS(宿泊管理システム)+オンライン予約連携

PMS(宿泊管理システム)とオンライン予約連携することで、予約管理業務の自動化が可能にります。

PMS (Property Management System)は、ホテルの運営に必要な基幹システムで、客室の在庫管理、顧客情報管理、会計処理、チェックイン・チェックアウトなどの全ての業務を一元管理することができます。PMSと、オンライン予約連携をすることで、自社HPやOTA(Online Travel Agent)からの予約情報を、人の手を介さず自動でPMSに反映します。

在庫管理の自動更新も可能となるため、入力作業にかかる時間やヒューマンエラーをゼロにし、スタッフを他のサービスなどに振り分けることができるでしょう。

セルフチェックインシステム

セルフチェックインシステムは、ホテルのフロントで手続きせずに、ゲストのスマートフォンなどを利用して、チェックイン・チェックアウトができるシステムです。そのため、フロントスタッフの対応負荷が劇的に軽減し、オペレーションの無人化や省人化が実現します。スタッフは、フロントの提携業務に追われることなく、他の業務や新しいサービスに対応することができるでしょう。

スマートキー(スマートロック)

スマートキーシステムは、セルフチェックインシステムやPMSと連携することで、ゲストのスマートフォンを使って、客室の解錠・施錠ができるシステムです。
客室の物理的な鍵の受け渡しが不要になるだけではなく、次のようなメリットがあります。

スマートキー導入のメリット

  • チェックインの際の鍵の受け渡しが無くなる
  • 鍵の紛失や盗難が起きない
  • 鍵の管理の手間や、保管スペースが必要なくなる
  • ゲストの入室状況を一元管理できる(履歴が残る)
  • 不正入室を防げる

スマートキーの導入は、フロント業務だけでなく、ホテル運営全体の「鍵の管理の煩雑さ」からスタッフを解放し、省力化オペレーションの完成度を高めるといえるでしょう。

【執筆者より】フロント業務の省力化を実現して空きスペースを活用しよう

いかがでしたでしょうか。ロビーなどの空きスペースの活用は、ホテル利用の幅を広げ、新たな収益や価値を生み出します。その実現には、システムによるフロント業務の省力化や合理化が欠かせません。中でも、弊社のRemoteLOCK(スマートキー)は、ゲストごとに異なる暗証番号を発行するため、客室のセキュリティアップにも貢献します。少しでも参考になりましたら幸いです。

1分でわかる!この記事の要約

  • ホテルの「空きスペース」とは
    空いているスペースが無い場合でも、視点を変えると活用できるスペースは意外と見つかる。ロビーや閑散期の客室のワーキングスペース化、宴会場のポップアップスストアなど、活用アイデアを紹介。
  • 空きスペース活用の導入ポイント
    成功の鍵は「フロントの省力化」。現状の体制で新たな取組みを行っても負荷が増えるだけで失敗しやすい。フロントの最適化を極めたホテルの実例も紹介。
  • 省力化を実現するために
    実際にフロントの省力化を実現するためのシステムを紹介する。PMS、セルフチェックインシステム、スマートキーの導入は、業務の効率化を促し、ホテル全体のオペレーションを最適化する。
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