ゴルフ場内にグランピング施設?併設の理由とカギの問題について
弊社のブログでは宿泊施設に関するカギの話を取り上げることが多いのですが、今回は少し異色でゴルフ場に併設されているグランピング施設について取り上げたいと思います。ゴルフ場と宿泊施設がセットになっているのはよく見かけるかと思いますが、なぜグランピング施設なのでしょうか?その理由と、施設のカギの話を深堀りしてご紹介します。
ゴルフ場とグランピング施設はなぜセットに?
コロナ禍での自粛生活も長くなり、「外で体を動かしたいなぁ…」「思いっきり気分転換したいなぁ…」と考える今日この頃。私自身はプレーしないのですが、こっそりゴルフの打ちっぱなしやバッティングセンターでストレスを発散しようとするサラリーマンも多いと聞きます。
外でプレーするゴルフで新型コロナに感染するリスクは比較的低いとは言われており、「感染拡大防止を意識しながら家族で楽しむ」という方もいらっしゃいます。そんな方におすすめなのが「グランピング施設併設のゴルフ場」の利用です。
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グランピング施設がゴルフ場に併設される理由
ゴルフをしない方向けに説明いたしますと、宿泊設備が併設されているゴルフ場は多いです。いわゆる「宿泊ゴルフ」はゆったりとゴルフを楽しめる点と、周辺地域の観光を含めてそのエリアを楽しめる点が魅力です。また、併設された宿泊施設についてもお部屋が広かったり、快適なサービスが整っていることが多いなど、宿泊体験にも宿泊ゴルフならではの特徴があります。
一方で、経営者目線では客層の高齢化への対応が必要だと考えている施設が多く、新しい層の顧客の取り組みの一環としてグランピングによる宿泊事業を始めているようです。
ゴルフ場の立地条件や既存設備の特徴(適度に田舎、食事施設、フロント機能を持っている等)を考えると、宿泊サービスの多様化を図ることも不思議ではありませんよね。
併設することでゲストが得られるメリットも多い
キャンプ体験ができるゴルフ場はいくつか存在しますが、利用者にとってキャンプは準備するものが多いので、それなりにハードルが高いともいえます。一方でグランピングであれば、最低限の準備だけで済むので、ゲストにとっても利用ハードルが下がり、実際にニーズも高まっています。
また、併設のメリットとしては、宿泊者がグループで行動をしなくても、各自思い思いの楽しみ方ができる点が挙げられます。
例えば父親がゴルフを楽しんでいる間に、母親と子供たちはアウトドアのレジャー体験をしたり、温泉でのんびり過ごすことができます。家族で行動を共にするのも楽しそうですが、こういった自由度の高さがグランピング・ゴルフ場の組み合わせの最大のメリットと言えそうです。
ゴルフ場とグランピング施設の具体事例
それでは実際にゴルフ場とグランピング施設がセットになっている事例をご紹介します。こちらでご紹介するのはあくまで一部で、他にも多数の施設が存在するようです。宿泊者として利用してみたい!という方はぜひホームページも覗いてみてください。
THE ROSE VILLAGE(滋賀県)
滋賀県にある「ローズゴルフクラブ」では、「The Rose Village」というグランピング施設を新たにオープンしました。高級感のあるコテージが5棟、戸建ての宿泊棟のすぐそばにはプールやサウナ設備があったり、食事はBBQを楽しむことができたりと、家族向けのサービスが非常に充実しています。
グランピング系の施設ではあるものの、テントではなく高気密高断熱の建物である点が特徴的で、年間を通してラグジュアルな施設滞在が魅力的です。
THE ROSE VILLAGEの詳細はこちら!
キャメルゴルフ&ホテルリゾート(千葉県)
千葉県にある「キャメルゴルフ&ホテルリゾート」は、併設されているホテルのほかに、ドームテントやトレーラーハウスに宿泊するプランを提供しています。ゴルフを楽しみつつ、食事はBBQ、夜はテントに宿泊とアウトドアな環境を満喫できる点が魅力的です。
設備が充実しているぶん、アウトドアが苦手な方にもおすすめです。ちなみに、ゴルフをプレーしない方の宿泊も可能とのことです。
キャメルゴルフ&ホテルリゾートの詳細はこちら!
柴塚ゴルフ倶楽部(栃木県)
- 出典 :
- 柴塚ゴルフ倶楽部 公式ホームページ
続いてご紹介するのは栃木県の柴塚ゴルフ倶楽部です。こちらもグランピングテント「KAKUREGA」による宿泊プランを提供しています。こちらもBBQが可能で、希望すれば専属のシェフが目の前で調理してくれるそうです。
1日1組のお客様限定とのことですので、プライベートな空間を独り占めできる特別感がありますね。
柴塚ゴルフ倶楽部の詳細はこちら!
CELESTE SANTO(兵庫県)
最後に紹介するのは兵庫県にあるプライベート空間の1棟貸しグランピング宿泊施設「CELESTE SANTO(セレスト山東)」です。朝来山東カントリークラブのコース内にあり、リビングからゴルフ場のグリーンが見える点が特徴です。「朝来山東カントリークラブ」にはもともと複数棟の山荘があったそうなのですが、老朽化が進んだことから敷地を贅沢に使う新たなグランピング施設としてリニューアルをした経緯があります。
最大で10名まで宿泊が可能とのことで、ゴルファー以外の新しい顧客層を取り込みつつ、ゴルフ人口の拡大にもつながりそうですね。BBQやフットサルなど、広々とした空間を活かした体験も提供しています。
CELESTE SANTO(セレスト山東)の詳細はこちら!
施設サービスが充実しているとこんなカギの課題も…?
グランピング施設が併設されたゴルフ場について事例を紹介しましたが、様々な体験ができるからこその問題もあります。それが「家族が別行動のときのカギの管理」です。
家族が別行動だとカギの管理が大変!
例えば家族やグループでホテル・旅館に宿泊した際、大浴場から戻ってくる時間が全員バラバラになってしまい、部屋の前で鍵の管理者を待たされるケースがあります。皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。「ゴルフ×グランピング」だと多様な過ごし方がありますので、そもそも到着時間が人によって異なったり、それぞれ個人行動で部屋に戻ってくる時間がバラバラだったり、などというケースが頻繁にありそうです。
そのようなときに、施設のカギが「スマートロック」であれば、部屋の鍵は誰が持つのかであったり、どのように鍵を受け渡すか等を、あらかじめ取り決めておく必要がなくなります。
RemoteLOCKを導入すればこんなに楽!
宿泊客にとっては外出のたびにフロントに鍵を預けたり、常に鍵を持ち歩くのは煩わしいものです。RemoteLOCK(リモートロック)は暗証番号で扉を解錠するスマートロックですので、ゲストが物理鍵を持ち歩くことはありません。チェックインで伝えられた暗証番号をグループで共有すれば、いつ・誰でも部屋に入室することができます。
施設の管理者にとっても、PMSやセルフチェックインシステムとの連携により、暗証番号を自動発行することでフロントの業務効率化を図ることができます。グランピング施設での導入事例もございますので、興味がございましたらぜひお問い合わせいただければ幸いです。
■RemoteLOCK(リモートロック) 問い合わせ窓口はこちら
ちなみにインドアゴルフ施設でもRemoteLOCKの導入、増えてます。
本記事ではグランピング施設とゴルフ場の相性について取り上げておりますが、スマートロックに関してはグランピング施設だけでなく、「インドアゴルフ店舗」とも相性が良く、既に導入事例もあります。インドアゴルフ施設も遠隔管理や無人・省人運営ニーズが高まっています。
経営者としての目線はもちろん、プレイヤーとして気になる方もいらっしゃるかと思いましたので、こちらの記事もぜひご覧ください。
【まとめ】ゴルフ場とグランピング施設はなぜセットに?
ゴルフ場でグランピングによる宿泊サービスを始める施設は今後もますます増えていくことでしょう。ゲストがより快適に過ごせるように、ぜひスマートロックの導入をご検討いただければ幸いです。宿泊施設についても多様化が進み、スマートロックのようなICT技術の活用事例が増えてきていますよ!
店舗や宿泊施設でのスマートロック導入について資料にまとめておりますので、ぜひダウンロードをお願いいたします。