【よくある質問】RemoteLOCKの利用をやめた場合、原状復帰はできる?
RemoteLOCK(リモートロック)は工事取付が必要なスマートロックです。導入後は末永くご利用いただきたいですが、移転や閉業を機に、利用を終了して取り外す物件もございます。今回は物件オーナー様向けに、機種ごとの原状復帰方法・注意点についてご紹介します。
RemoteLOCK(リモートロック)の基本情報
RemoteLOCK(リモートロック)は工事取付が必要なスマートロックです。不特定多数の人が出入りする施設での利用や、遠隔の管理を前提としているため、何らかの原因で製品に力を加えたり・湿度が高い環境などで取れてないように、工事による取り付けを前提としています。
導入後は末永く利用していただきたいのですが、なかには利用を終了して取り外す物件もございます。今回は物件オーナー様やテナント入居者向けに、RemoteLOCKの機種ごとの原状復帰方法・注意点をご紹介します。
RemoteLOCK 500i および 5iの原状復帰について
まずはRemoteLOCK 500iと、RemoteLOCK 5iの利用を終了する場合の対応についてご紹介します。
設置したまま退去(物理鍵として継続利用)
まず一つ目の選択肢は「取り外さずにそのまま利用する」です。RemoteLOCK 500i および 5iはクラウドの利用を止めても、あらかじめ設定した固定の番号や、付属の物理鍵を用いて解錠することができます。電池交換が手間である場合は、電池を取りはずして、「物理鍵による解錠のみ」とすることもおすすめです。
5iを扉から取り外さずに残置する場合でも、クラウド利用だけを終了させることで、物件オーナー様・入居者様の双方に費用が発生しないかたちで継続してお使いいただけます。
(物件の入居者様は必ずオーナー様にご相談ください。)
ブランクローズをつけて退去
- 出典 :
- 美和ロック 公式サイト
物件の都合上でどうしても取り外さなければならない場合は、工事であけた扉の穴を埋める(隠す)必要があります。そこでおすすめなのが「ブランクローズ」と呼ばれる製品(ねじ止めの金具)です。
こうした製品を活用することで、いたずら防止はもちろん、外観を損なわないように原状復帰することができます。
RemoteLOCK 7iの原状復帰について
続いて、RemoteLOCK 7iの利用を終了する場合の対応についてご紹介します。
基本は5iと一緒で、設置したまま継続利用がおすすめ
RemoteLOCK 7iも、RemoteLOCK 5iと同様に物理鍵や固定番号を使った解錠ができます。そのため、クラウド利用を終了しても、特に費用がかからずに継続してお使いいただけます。
取り外しを希望する場合は施工店に要相談
RemoteLOCK 5iと唯一異なるのは、RemoteLOCK 7iが「ドアノブ一体型のスマートロック」であることです。取り外した場合は、穴を埋めるだけでなく、別の錠前やドアノブ(レバー)を設置する必要があります。
そのため、基本的には取り外さずに継続利用することをおすすめしますが、こちらも物件の都合でどうしても取り外しが必要な場合は、施工店にご相談いただくことをおすすめします。
RemoteLOCK 9j および 8j、8j-Fの原状復帰について
最後にRemotelOCK 9j および、RemoteLOCK 8j、RemoteLOCK 8j-Fの利用を終了する場合の対応についてご紹介します。
8jは対象錠前なら原状“機能“復帰が可能
RemoteLOCK 9jおよび8j、8j-Fは他の製品とは異なり、物理鍵が付属しません。そのかわり、上記の対象錠前がついた扉であれば、既設のシリンダー(および物理鍵)をそのまま利用することができます。条件つきとはいえ、これらの機種は対象錠前なら原状“機能“復帰が可能といえます。
そのため、9jや8jを検討中の方には、この対象錠前への変更も併せてご検討いただくことをおすすめしています。
また、9j、8jおよび8j-Fはドアへ穴あけしない両面テープ取り付けにも対応している製品です。具体的には、ドアの切欠き加工をせずに、シリンダーを残しつつテンキーリーダーを取り付けるための「アウタープレート」をオプションでご購入いただくことで、両面テープによる取り付けが可能です。ドアの原状復帰が必須な方はこちらのアウタープレートの利用もぜひご検討ください。
【まとめ】RemoteLOCKの原状復帰について
いかがでしたでしょうか。RemoteLOCKは工事取付のスマートロックということで、導入や撤去に手間がかかるように感じる方もいらっしゃるかもしれません。本記事で少しでもご理解をいただき、安心してご利用いただければ幸いです。
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