お役立ち記事

公開日2025.10.01

「株式会社リモートロックジャパン」本格始動!これまでの歩みと感謝を込めて

日頃よりRemoteLOCKサービスをご愛顧いただき、心より感謝申し上げます。 この度、2025年10月より、株式会社構造計画研究所からの事業移転を経て、「株式会社リモートロックジャパン」として本格始動する運びとなりました。 製品に関するお問い合わせや販売・サポートはこれまで通りですので、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。 この新たな船出を機に、RemoteLOCKが歩んできた道のりを、少しだけ振り返ってみたいと思います。

これまでRemoteLOCK事業の歩み

2017年1月に株式会社構造計画研究所が、米LockState社(現RemoteLock社)が開発したWi-Fi型スマートロック「RemoteLock」の日本市場での販売およびサービス提供を開始しました。

Wi-Fi型スマートロック「RemoteLock」、日本向けサービスを開始

ゼロからの船出(2017年~2020年)

構造計画研究所にとって、「鍵」というハードウェアを扱うのは全く初めての経験で、これまでの顧客基盤は活用できず、文字通りゼロからの挑戦でした。

当初、開発元の米国での急成長もあり、民泊市場を主要ターゲットとして想定しサービスインしましたが、そんなに甘くはなかったですね…。日本国内で実際に住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行されたのは2018年。民泊市場が確立する前に、サービスの可能性を模索する試行錯誤の日々を送りました。そして何よりも「鍵」分野に新しい仕組みを導入する難しさに直面しました。その中で、施工パートナーさまとの関係性を深めていきました。

▲民泊新法が成立した日(2018年6月9日ロックの日)に、手作りRemoteLOCKクッキーでお祝い!
▲民泊新法が成立した日(2018年6月9日「ロック」の日)に、手作りRemoteLOCKクッキーでお祝い!

そんな試行錯誤の中で、私たちはある確信を得ました。それは、「鍵は単体で存在するものではなく、システムと連携して初めて真の価値を発揮する」ということです。

展示会での手応えをきっかけに、連携こそがRemoteLOCKの核となる強みだと気づきました。私たちは、民泊関係者を集めた『民泊カンファレンス』を月1回開催するなど、パートナー企業様とのオープンイノベーション、システム連携を強化する現在の方向性に舵を切りました。そしてもう一つが、製品を現場で取り付けてくださる「施工パートナーさまとの強固な連携」です。ただ、民泊市場動向が読めず、常に他の市場も調査する日々でした。

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▲民泊最大級のイベント「民泊EXPOプレミアム2018」出展の様子

当初ターゲットとしていた民泊事業者が、民泊新法による日数制限を受けてホテル運営へシフトされるのに合わせ、私たちもホテルシステムとの連携を加速させていきました。現在では、RemoteLOCKと連携しているホテルシステムは35以上を超えており、私たちRemoteLOCKサービスの特徴でもあります。

コロナ禍を「非対面」のチャンスに(2020年~)

ホテル連携を強化していた矢先、2020年、新型コロナウイルスの流行がが世界を襲いました。ホテルの建設延期・廃退が相次ぎ、宿泊業界は深刻な打撃を受けました。しかし、同時に社会に「非対面・非接触」という新たな価値観をもたらしました。これは、無人化への抵抗感を大きく薄れさせ、RemoteLOCKが提供できる価値を宿泊業界以外にも広げる大きな転機となりました。

無人店舗や時間貸しスペースでの導入が活発化し、また「非接触」のニーズに応える形で、QRコード※認証などの新たなスマートロックも誕生しました。試行錯誤しながら、流動的な外部環境の変化を常にサービス革新の機会として捉え、事業のフィールドを広げることができました。
※「QRコード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。


▲60以上のシステムと連携

自治体DXの「カギ」に(2021年~現在)

さらに、2021年から始まった国の「デジタル田園都市国家構想交付金」などの後押しもあり、公共施設の領域にも挑戦しています。施設運営の効率化、災害時の円滑な避難所開設の運用、およびニューノーマル時代の非対面運用を支援することを目的として、参入しました。

その後、RemoteLOCKと連携し、公共施設の予約から入室までを一括管理できる予約システム「まちかぎリモート」を自社開発。災害対策や人手不足対策といった社会課題の解決に、RemoteLOCK や「まちかぎリモート」を活用いただくことで、現在、140以上の自治体様に導入されるに至っています。

結びに:感謝と、変わらない想い

「株式会社リモートロックジャパン」として、私たちはこれからも、空間を有効に活用し、経済・社会活動が活発に行われる日本を目指し、皆様と一緒に、協働していきたいと考えています。その思いは、この事業が始まった日から、そしてこれからも変わることはありません。

私たちRemoteLOCKチームは、これからもお客様が直面する課題に真摯に耳を傾け、「RemoteLOCKを導入してよかった」と心から思っていただけるよう、サービスを提供し続けることをお約束します。RemoteLOCKに関わってくださっている、システム連携パートナー企業様や施工パートナー企業様など多くの皆様に心より感謝申し上げます。

また、今後の展開としては、様々なシステムと繋がっていく事例のひとつとして「ウォレット連携」を進めてまいります。
日常生活に密着したサービスと連動することで、利便性をさらに高め、新たな価値を創出していきます。

今後も、お客様のビジネスイノベーションのお役に立てるように精進してまいりますので、変わらぬご愛顧のほど、心よりお願い申し上げます。
引き続き、RemoteLOCKをどうぞよろしくお願いいたします!

2025年10月
株式会社リモートロックジャパン

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