退出時の自動施錠が可能に!RemoteLOCK 5iの簡易オートロック機能とは?
RemoteLOCKのスタンダードモデルともいえるRemoteLOCK 5i(ファイブアイ)にはこれまで、室内から室外への退出時のオートロック機能はありませんでした。しかしこの度の機能アップデートにより簡易的ながらも自動で施錠できるようになりました。本記事ではRemoteLOCK 5iの簡易オートロック機能について紹介します。
RemoteLOCK 5iの簡易オートロック機能とは?
オートロックとは、手動で鍵を閉めることなく自動で施錠を行える機能のことです。同じRemoteLOCKシリーズであるRemoteLOCK 7iは錠前の構造上、常に施錠された状態となり、室内からの退出時はハンドルを下げることで解錠できますが、ハンドルから手を放して扉が閉まると施錠状態に戻ります。
つまり、RemoteLOCK 7iは、退室時には手動で鍵を閉めることなく自動で施錠することができ、いわゆるオートロック機能(物理式)付きのモデルとなります。
同じくRemoteLOCK 8jも、仕組みこそ違いますが、ドア枠に設置されたセンサーを検知することで自動施錠できるため、こちらもオートロック機能(センサー式)付きのモデルです。
それでは、今回ご紹介するRemoteLOCK 5iの簡易オートロックとはどのようなものなのか?百聞は一見に如かずということで施錠・解錠の動作を紹介したYouTube動画をご覧ください。
▶室内側からの解錠時の簡易オートロックの説明は1:30~
RemoteLOCK 5iの簡易オートロックを文章でまとめると下記の動作となります。
RemoteLOCK 5iの簡易オートロック
- 室外側からの解錠:暗証番号を押下
- 室外側からの解錠後のオートロック:暗証番号で解錠後、指定した秒数経過時に自動施錠
- 室内側からの解錠:サムターン(つまみ)を回す
- 室内側からの解錠後のオートロック:サムターンで解錠後、指定した秒数(※)経過時に自動施錠
サムターンによる解錠後のオートロックの有無と、オートロックまでの時間はRemoteLOCKの管理画面上の設定の項目で指定可能です。
RemoteLOCK 5iの簡易オートロックを活用するメリットとしては下記のようなことが挙げられます。5iで発生する可能性のあった退室時の施錠忘れによる鍵が開きっぱなしになる状態を、この簡易オートロック機能でカバーできることが最大のメリットだと言えます。
RemoteLOCK5iの簡易オートロックを活用するメリット
- 退室時に屋外側から手動で施錠する(施錠ボタンを押下)手間が不要になる
- 手動での施錠を忘れてしまい、鍵が開いた状態のままになることを防げる
- 鍵の閉め忘れによる開きっぱなしがないことでセキュリティが向上する
なぜ「簡易」オートロックなのか?
お気づきの方もいるかと思いますが、このオートロック機能は、あくまで「簡易」オートロックと表現しています。その理由としては、オートロックの時間がきたときに扉が開いた状態にあると、扉が閉まったときにかんぬき部分が扉の枠側にぶつかってしまい、いわゆる半ドア状態になってしまうためです。
- ▲かんぬき部分が扉の枠側にぶつかり、扉が開いたままになっている
例えば多くの方がホテルの客室オートロックと聞いたときにイメージするであろう「扉が閉まると施錠される」とは仕組みが異なり、半ドアのリスクも完全にないとは言い切れないため、メーカー側ではあえて「簡易」オートロックという表現でご案内をしております。
とはいえ、オートロックの時間を長め(たとえば1分以上のいずれか)に設定しておくことで、すぐにオートロックがかかってしまうことはないため、例えば複数名が同時に退室する際に扉が開いた状態がしばらく続くような場面でも安心です。加えて、扉が開いた状態でオートロックがかかって半ドアになってしまっても、サムターンで再び解錠して扉を閉めさえすれば施錠できるので、通常であれば特に慌てることはないのです。
以上、本ブログではRemoteLOCK 5iの簡易オートロック機能についてご紹介しました!