安くて便利!?TripBiz(ビジネス出張者向け民泊)を使って宿泊してみました
以前の出張(※)で民泊を使ってこりごり…と思っていた中の人。
といいつつ今回民泊で探さざるを得ない理由が出てきてしまいました。
今回はRemoteLOCKは何も関係ありませんが、こういう出張もありだな、ということで投稿させていただきます。
※詳しくは「出張で民泊を使った時のトラブルはRemoteLockで回避できます(実話)」をご覧ください
再び民泊に泊まることになった経緯
2月中旬、大阪開催のイベントに参加するため関西出張が決まった中の人。
普段は一歳半の子どもがいるため夜予定はほぼ全て断っているのですが、宿泊を伴う出張ではここぞとばかりにお客様やパートナーとの会食を設定しています。いろいろ調整した結果、会食後に宿泊が必要になったためホテルを探し始めました。
いつものホテル予約サイトでぽちぽち、っと。
(宿泊費が)高い…高すぎる…
ちょうどこの時期春節(旧正月)で中国からの観光客が多く、ホテルが高騰していました。
社会人になって贅沢になったからか、遠方だったり、あまりに古いホテルだったり、ドミトリーには泊まりたくなくなったというのもあり、めぼしいホテルが見つかりません。
「ここならいいかな」という所は当社の宿泊規定を余裕で超えています…
ふと思い出したTripBiz(出張者向け民泊)
民泊利用を頭によぎったとき、TripBiz(トリップビズ)も思い出しました。
サイトURL:https://tripbiz.com
Facebook:https://www.facebook.com/TripBiz/
同サービスは
「日本国内のビジネスマンの出張利用に特化した、民泊予約サイト(TripBiz代表・安田さんの説明より)」。
要するに法人向けに出張の宿が取れるサービスです。
代表取締役の安田さんとはイベントで知り合ってから何度か情報交換させていただき、ブログも拝読していたのでこれは一度使わせていただかねば、と決意。
※安田さんのブログ
「連泊・グループ出張ならTripBiz!」:http://norry.hatenablog.com/
会食場所の新大阪周辺で探し始めたところ…
ちょっとだけ規定超えましたが(上長の承認があれば超過しても宿泊許可されるというルールが当社にはあります)、物件を見つけられました。
やり取りは全てサービス内のチャット
予約したところ即御礼メッセージと、チェックイン予定時刻の確認が。
文面はこんな感じです。
2日前に入室方法(開錠方法)につき連絡がありました。
このメッセージ下部には住所、Wi-Fi情報、ゴミ出し方法等のアナウンスもありました。
TripBizで予約した宿!ドキドキの入室!
民泊ということで不安に思っていた入室ですが…
問題なく入れました!!!!
入室マニュアルPDFをチャットで送ってもらっていたのでそれを見ながら…
手順としては
- ポストを開ける
- 中に入っているキーボックスから鍵を取り出す
- 集合玄関をテンキーで開ける
- 部屋の鍵を先ほどキーボックスから取りだした鍵で開ける
でした。
キーボックスはこんなタイプです。PDFに書かれている番号で解錠。
集合玄関はこのタッチパネルで解錠。ゴール社の2線式ローリングテンキーです。
毎回数字の場所が変わるので、後ろから見られても位置では盗み見が困難です。
雨カバーがあるはずなのですが、屋内なので外したのかも知れません。
(鍵を扱っているだけに中の人はこういうところがとっても気になります)
というわけで入室オペレーションはスムーズでした!部屋でも熟睡し、イベント・会食疲れも取れました。
TripBizを実際に利用して感じたこと
中の人はTripBizの回し者ではないので正直な感想です。
良かった点o(^▽^)o
- ホテルが異常に高い時期でも比較的安定した価格で泊まれる
- ビジネス向け物件のみが掲載されているので探す手間が省ける
(他サービスだと様々なリスティングが混在している) - ホストとのチャットコミュニケーションはあるが思ったほど手間ではない
(秘書や事務担当者をユーザ登録しておけば、代理予約も依頼できチャット内容も確認できる) - 料金上限アラートを設定出来る
(宿泊規定を厳格運用している企業にはかなり嬉しい機能)
気になった点(^_^;)
- (他サイトと同じで)検索時は「宿泊費」のみが出るため安く感じつつ、宿泊日や人数を入力していってはじめて「システム手数料、清掃費」を含めた総額が出てくる
- クレジットカード決済のみ
- 領収書フォーマットでの出力がなく、一覧出力のみ
(当社経理にはクレジットカード利用明細と画面両方を出す必要がありました)
感じたところは以上です。
今回の決済は個人クレジットカード決済しましたので個人領収書がないのが若干不便だったのですが、コーポレートカード(法人カード)やチーム内での共有カードを利用すれば全員が1つのカードで決済でき、立替や精算が無くなりそうです。請求書もダウンロード出来るようです。
当社はパーチェシングカードと呼ばれる番号のみ発行されるカードを利用してクラウドサービス(AWSなど)を利用しているため、この利用ができるか、経理部門に聞いてみようと思います。
今回の出張では関係ありませんでしたが、TripBiz自体がホテル不足地域である東京、大阪、福岡に力を入れているため、それ以外の地域ではホテルの方が勝手が良いかもしれません。(使い分けすれば良いだけの話ですけれど)
TripBizが向いている出張、不向きな出張
間違いなく「連泊」の時にコストメリットを享受できます。
今回の宿泊は一泊だったため清掃費が相対的に高く感じてたのですが、連泊すればその分清掃費が薄まっていくため、お得になります。
例えば宿泊費5,000円、清掃費5,000円の場合(TripBizサービス利用料、消費税はここでは無視します)は
1泊:10,000円、一泊あたり10,000円
2泊:15,000円、一泊あたり7,500円
3泊:20,000円、一泊あたり6,667円
4泊:25,000円、一泊あたり6,250円
5泊:30,000円、一泊あたり6,000円
と、このような計算になります。「一泊○○円以下であること」という宿泊規定がある会社が多いと思いますので、2泊目以降にクリア出来るようになるかと思います。
他方、今回の中の人ように一泊のみの場合は若干割高感がありますので(といっても繁忙期ホテルより安いですし、便利な場所で泊まれるのですが)、宿泊日数によって使い分けるのが良さそうですね。
まとめ -TripBiz(出張者向け民泊)を使ってみて-
(最後に少しだけセールスです・・・)
ぜひこのホストの方にもRemoteLOCKを導入いただき、更にスムーズな鍵受け渡しを実現していただきましょう!(無理矢理にもほどがありますね汗)
以上、今回はRemoteLOCKはほとんど関係ありませんでしたが、中の人がTripBizを使ってみての率直な感想をお届けしました。出張時の宿選びの参考になれば幸いです。