【特集】音楽スタジオの無人・省人運営の鍵はRemoteLOCK!事例や運用イメージをご紹介
音楽スタジオを夜間に無人・省人で運営したり、セルフ店舗に転換する事例が増えています。本記事ではスマートロック事業者の視点からその理由を整理しつつ、無人運営への転換に成功した音楽スタジオの具体事例・導入した予約システムについてご紹介します。
この記事の目次
- 1. 音楽スタジオの無人・省人運営について
- 1-1. 無人・省人化が進む背景
- 1-2. 無人運営を進めるうえで解消したい課題
- 1-3. 音楽スタジオにスマートロックを導入するメリットは?
- 1-4. RemoteLOCKは音楽スタジオの扉にも取り付け可能!
- 2. 無人化・省人化に取り組むスタジオ事例
- 2-1. P.I.G.Studio(時間帯・曜日で無人/有人を切り替え)
- 2-2. StudioBpm.(事前決済で深夜/早朝を無人営業)
- 2-3. STUDIO BAYD(店舗入口にスマートロック導入・入館管理)
- 2-4. 24 SOUND BOX(24時間無人営業を実現)
- 3. 【参考】RemoteLOCKはオンライン予約システムとの連携が可能!
- 3-1. 音楽スタジオ向け予約システム「スタジオル」
- 3-2. 幅広い業種・用途に対応した予約システム「STORES 予約」
- 3-3. 機材予約管理も可能な予約管理システム「リザーブマート」
- 3-4. RemoteLOCKなら自社システムとの連携にも対応できます
- 4. 【まとめ】音楽スタジオはRemoteLOCKで無人・省人運営可能!
音楽スタジオの無人・省人運営について
一般的に音楽スタジオは、楽器・機器の貸し出しや予約受付・決済、清掃準備で人を配置する必要があることから、アルバイト等を活用しながらフロントに人を置いています。そんななか、昨今では音楽スタジオを無人・省人で24時間運営したり、セルフ店舗に転換する事例が増えています。本記事ではスマートロック事業者の視点からその理由を整理しつつ、具体事例をご紹介します。
無人・省人化が進む背景
新型コロナウィルスの流行をきっかけに、様々な業界で非対面・非接触型の運営方法が検討されはじめました。対面での受付・決済を基本としていた店舗運営も例外ではなく、音楽スタジオでも非対面化や省人運営が進んでいます。運営スタッフの人件費を抑えることで収益性の改善も見込めるので、店舗経営の観点でも有効な取り組みといえるでしょう。
よく見かける運営方法は「音楽スタジオはフロントに人を置き、スタジオの個室は施錠しない」パターンですが、無人運営の検討をきっかけに入口を施錠したり、監視カメラを導入したりといった事例が増えています。WEB予約システムや、事前決済システムの普及率も上がっているので、DX化の流れは無人・省人運営や業務効率化の大きな後押しになっています。
無人運営を行うスタジオの例
- 早朝/夜間だけを無人運営にする
- いくつかの店舗を24h無人化に転換し、近隣の有人店が遠隔対応する
- ピアノスタジオなど、機器の貸し出しが不要な店舗のみを無人運営する
なお、個人宅で運営しているピアノ教室でも、入室管理のシステムを導入して鍵の受け渡しをなくす事例が増えています。こちらも折をみてご紹介できればと思います。
無人運営を進めるうえで解消したい課題
音楽スタジオはピアノスタジオやバンド/リハーサルスタジオ、レコーディングスタジオ、ダンススタジオなど、様々な用途で部屋が分けられています。備品に関するレクチャーが必要な個室ほど無人運営のハードルが上がりますが、運用面の工夫次第ではどのスタジオでも実現できる可能性があります。
音楽スタジオの場合、特に注意するべきは①機材の盗難と、②無断利用(勝手な延長など)の2点です。そのため、利用実態が確認できる監視カメラや、入室履歴の確認手段の確保は必須と言っていいでしょう。
逆にいえば、WEBで予約した時間・人だけが入室できるようにセキュリティを設定することで、利用実態を適切に把握しつつ、スタッフの業務を効率化することができます。後述のスマートロックの導入や予約システム、ALSOKなどの警備システムをうまく活用しましょう。
音楽スタジオにスマートロックを導入するメリットは?
音楽スタジオにスマートロックを導入するメリットは大きく3つあります。まず第一に、受付業務を効率化して無人運営の時間を確保することで、運営に必要なスタッフを減らす(=人件費を抑える)ことができます。また、営業時間を拡大することでの売上upも見込めます。
また、オーナー(店長)の業務も効率化されるため、余裕をもって店舗運営がおこなえるようになります。
音楽スタジオがスマートロックを活用するメリット
- 人件費削減効果
- 売上拡大効果
- オーナーの時間捻出
RemoteLOCKは音楽スタジオの扉にも取り付け可能!
音楽スタジオにおける入室管理としては、①店舗の入口、②各スタジオの入口と、2つの方法があります。②の各スタジオの扉には防音のため、ほぼ必ずといっていいほど「グレモン錠」という特殊なレバーがついていて、市場によく出回っている「貼り付け型のスマートロック」ではこのレバーの操作ができません。
そんななか、弊社のスマートロック「RemoteLOCK」は工事取付のため、扉に穴を開ける等の加工は必要ですが、スタジオの防音扉にも取付可能です。弊社の施工パートナー 様が施工の様子を記事にしておりますので、ぜひご覧ください。
施工パートナー様による施工例
『RemoteLOCK(リモートロック)』
- ・予約者ごとに異なる暗証番号を発行可能
- ・予約期間外は入室不可に!期間外の不正入室の心配はなし
- ・予約システムと連動し番号を自動発行
▼資料(PDF)をダウンロードする
無人化・省人化に取り組むスタジオ事例
それでは、音楽スタジオの無人化・省人化事例をご紹介します。なお、無人運営しているスタジオの体験レポートも近々に執筆予定ですので、そちらも楽しみにお待ちください。
P.I.G.Studio(時間帯・曜日で無人/有人を切り替え)
続いてご紹介するのは高円寺にある音楽スタジオ「P.I.G Studio」です。こちらの施設は後述の予約システム「スタジオル」とRemoteLOCKを導入し、有人・無人対応を切り替えながら運営しています。こちらの店舗は高円寺駅すぐの好立地で、2003年にオープンしてからプロ・アマのミュージシャンが多く利用しているスタジオです。(筆者も利用したことがあります。)
公式ホームページ内では予約の仕方はもちろん、RemoteLOCKを使った入室方法についても分かりやすく掲載していただいております。ぜひ公式サイトもご覧ください。
StudioBpm.(事前決済で深夜/早朝を無人営業)
- 出典 :
- StudioBpm. 公式サイト
続いてご紹介するのは神田の「StudioBpm.」です。こちらの店舗もRemoteLOCKを利用して、深夜/早朝の時間帯で非対面・非接触の無人営業しています。オンライン予約時にクレジットカードによる事前決済を行うことで、フロントでの手続きを簡素化している点が特徴です。
また、こちらの施設では機材預かりロッカーにもRemoteLOCKを活用しています。特にバンドマンは楽器以外にも様々な機材の持ち込みが多いので、1日(24h)110円から使えるロッカーは非常にありがたいですよね。ライブ前の集中練習はもちろん、店舗のリピート利用が多い方にはおすすめのサービスです。
- 出典 :
- StudioBpm. 公式サイト
「リモート店」として無人営業している時間帯では、予約完了時に発行される認証番号(パスワード)を使用して、予約時間にスタジオへの入室が可能となります。機材の貸し出しもロッカーを活用することで対応可能です。
StudioBpm. の詳細はこちら!
STUDIO BAYD(店舗入口にスマートロック導入・入館管理)
続いてご紹介するのは高輪・下北沢・自由が丘・新百合ヶ丘と複数の店舗を運営しているSTUDIO BAYD(スタジオ ベイド)です。こちらのスタジオではRemoteLOCKを店舗入口に導入いただき、無人営業中の入館管理をしています。
店舗運営面では、RemoteLOCKを予約システムと連携させて、入館するための暗証番号は自動発行しています。これにより、スタッフは手間をかけずにセキュリティを確保することができます。スタジオベイドでもRemoteLOCKの利用方法を公式ホームページで紹介いただいております。ぜひご覧ください。
公式サイトはこちら!
24 SOUND BOX(24時間無人営業を実現)
- 出典 :
- 24 SOUND BOX 公式サイト
最後にご紹介するのは2022年3月にオープンした、岡山県岡山市の音楽スタジオ「24 SOUND BOX」です。こちらの店舗はスタジオルとRemoteLOCKを活用いただき、なんと24時間無人営業を実現しています。予約システムによる事前決済(※)、スマートロックによる入店管理、監視カメラの導入など、無人運営のためにセキュリティをしっかり確保していて、無人店舗運営の模範といえる取り組みといえます。
店舗入口に導入いただいたRemoteLOCKの利用方法など、下記のyoutube動画でご紹介いただいておりますので、ぜひご覧ください。
(※現金及びPayPayをご利用の方はスタジオに設置されているboxで現地決済も可能です)
【参考】RemoteLOCKはオンライン予約システムとの連携が可能!
昔こそ電話予約が多かった音楽スタジオですが、現在ではWEBページからオンラインで予約できる店舗が増えてきています。運営者にとっては「予約システムで予約を受け付けた後の流れ」が気になりますよね。音楽スタジオ向けの予約システムも様々ですので、こちらも主だったシステムを紹介していきます。
音楽スタジオ向け予約システム「スタジオル」
全国で600以上のスタジオを掲載し、国内最大級の音楽スタジオ予約サイトである「スタジオル」とRemoteLOCK(リモートロック)はシステム連携をしています。上記の特集で掲載されている店舗では、利用者がスタジオを予約すると、予約時間のみ利用可能な暗証番号が自動で発行されます。
スタジオの無人化による24時間営業や人件費を削減を実現できますし、スタッフの非対面化は新型コロナウイルス等の感染防止対策にもなるので、アフターコロナの対応としてもおすすめの運用です。
スタジオルの詳細はこちら!
幅広い業種・用途に対応した予約システム「STORES 予約」
- 出典 :
- STORES 予約 公式サイト
予約システムでは大手の「STORES 予約」ともシステム連携済みです。レコーディングスタジオはもちろん、ピアノ教室系の施設にも導入実績があります。STORES 予約 はLINEアプリとも連携しているので、ゲストはLINEアプリで予約や日程変更できる点が魅力です。
STORES 予約 の詳細はこちら!
機材予約管理も可能な予約管理システム「リザーブマート」
- 出典 :
- リザーブマート 公式サイト
最後に紹介するのは、予約管理システムとして導入実績No.1とも呼ばれるReserveMart(リザーブマート)です。こちらもRemoteLOCKとシステム連携をしていて、オンライン決済とも連携することで、予約受付・決済・鍵(暗証番号)の受渡しまでの一連を自動化することができます。
音楽スタジオならではのオペレーションである部屋の変更や予約時間の短縮・延長にも対応しているので、無人化運営におすすめのシステムの一つです。
リザーブマートの詳細はこちら
RemoteLOCKなら自社システムとの連携にも対応できます
RemoteLOCKは50以上のシステムとの連携実績がありますが、施設独自の予約システムと新たに連携することも可能です。既に予約システムを利用されている方はもちろん、これから予約システムを選定されようとしている方、自社で開発した予約システムを利用している方も、ぜひご相談いただければ幸いです。
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- RemoteLOCKとのシステム連携に関する資料請求はこちら!
- API資料請求|RemoteLOCK
- その他お問い合わせもお気軽にどうぞ。
- お問合せ|ビジネスのためのスマートロック「RemoteLOCK」
【まとめ】音楽スタジオはRemoteLOCKで無人・省人運営可能!
いかがでしょうか。RemoteLOCKは音楽スタジオ向けの予約システムと連携し、防音扉に取り付け可能なスマートロックです。RemoteLOCKの製品ラインナップや細かな機能については、ぜひ資料をダウンロードしていただければ幸いです。