先日に導入インタビューを執筆したVILLA BRAMAREについて、客室に備え付けられたプライベートサウナが非常に素晴らしい出来栄えだったため、インタビュー記事とは別に施設を紹介いたします。(アマチュアですが)熱波師の資格を持つRemoteLOCKブログ編集長 珠玉の一本です。ぜひご覧ください。

株式会社 藤井ビルが運営する「VILLA BRAMARE（ヴィラ ブラマーレ）」は2023年3月に開業した、北海道ボールパークFビレッジ内にある一棟貸し宿(ヴィラ)です。「五感で愉しむ『静』と『動』」をコンセプトとし、9棟のヴィラにはQRコードで解錠するスマートロック「RemoteLOCK 8j-Q」を導入いただきました。

北海道ボールパークFビレッジ内には3つの宿泊施設がありますが、VILLA BRAMAREは1棟貸切タイプであり、プライベート空間を重視する方や、試合後に静かに過ごしたい方などには特におすすめです。

VILLA BRAMAREのヴィラは「Waterside Villa」(6棟)と「Hillside Villa」(3棟)の2種類に分かれています。間取りも2名様向け・3名様向け・4名様向けと3種類用意されているほか、Hillside Villaには愛犬と宿泊可能なタイプの棟もあります。これら全9棟の客室はQRコードで入室することができ、鍵を持たないスマートな施設滞在が実現されています。

すべての棟にジェットバス・サウナ・水風呂・外気浴スペースを完備している点もVILLA BRAMAREの魅力です。サウナは棟のタイプごとに異なる仕上がりになっているので、リピート宿泊するたびに違う棟・サウナを楽しむ…なんて過ごし方もおすすめです。
（筆者も、スタンプラリーのごとく全棟に宿泊してみたいなぁ…と夢見ています。）

また、水風呂については冷水チラー付きで、5℃まで水温を下げることが出来ます。（冷水チラーは夏期のみ）
全棟共通の仕様としては、以下の通りです。

今治タオルで作ったオリジナルサウナハットや、質にこだわったアメニティ、客室棟設置の無料ドリンクも充実していて、「サウナイキタイ」でも好評な投稿を見かけました。サウナハットはレセプション棟で購入することができるので、私もかなり愛用しています。
（目深にかぶることができるので、サウナに没頭しやすくなっています！）

それではVILLA BRAMAREの各棟（A棟～I棟）におけるサウナ設備について徹底解説します。なお、サウナ以外の設備については事例インタビューでもご紹介しておりますので、ぜひそちらをご覧ください。

まずは1~4名まで宿泊可能なA棟・D棟からご紹介します。こちらのサウナ室は上の写真にもある通り、国内ではかなり珍しい「黒いサウナ質」が特徴です。内装を日本の伝統色「呂」(深い光沢のある黒色)で仕上げており、照明の明るさを最小限にすることで暗室のような落ち着いた空間を表現しているそうです。

筆者が入ってみた感想としては「瞑想しているかのように静か」で「没入感があるサウナ空間」だと感じました。集中してサウナに入りたい方、プライベート感をより楽しみたい方には特におすすめです。

続いては1~3名まで宿泊可能なB棟・E棟のサウナをご紹介します。こちらの特徴は、「寝転んで入れるよう人間工学に基づいた曲面を設けたサウナ」です。身長176cmの筆者も実際に寝転んでみましたが、スペースは十分に余裕がありました。

いわゆる「寝サウナ」は頭から足元まで均一に温めることができ、のぼせ防止や、息苦しさを和らげる効果があります。サウナでの息苦しさが苦手な方はぜひ試してみてください。

続いて、1~2名向けのC棟・F棟をご紹介します。こちらの特徴は2段に分かれたサウナです。上段と下段で温度が異なるので、座る位置を調整して温度体感が変わります。筆者のおすすめは上段・下段それぞれでセルフロウリュのあり・なしを味わうことです。きっと好みの入り方が見つかるのではないでしょうか。

また、小窓を側面に設けているため、サウナに入りながらFビレッジを望むことができる点もこちらのポイントです。時間帯で雰囲気も変わりますので、夜・朝の両方ともサウナに入るのもいいかもしれませんね。

最後にご紹介するのはHillside Villaです。H棟・I棟は1~3名まで、Ｇ棟はペットと宿泊可能で1~2名まで宿泊可能です。こちらのサウナはオーソドックスな個室サウナです。

愛犬と宿泊可能なG棟だと、「外気浴中にワンちゃんと戯れる」、という珍しい体験もできるかもしれません。（ドッグランとして利用可能な占有スペースと繋がっている外気浴スペースは、全国を探してもココだけではないでしょうか。）

いかがでしたでしょうか。ここまでVILLA BRAMAREのサウナをご紹介しましたが、やはり一棟貸しタイプのヴィラと個室サウナの相性は非常に良いと思います。ゲストにとって、サウナは満足感・非日常感を得られるコンテンツの一つですし、運営者にとっても、ラグジュアリーな体験を提供する有効な手段の一つです。

新しく開業した「エスコンフィールドHOKKAIDO」での野球観戦が目的でない方でも、北海道でゆったりとした時間を過ごす滞在先として、VILLA BRAMAREは最適なのではないかと思います。興味を持った方はぜひ公式サイトものぞいてみてください。また、施設の運営に興味を持った方はぜひ、事例インタビュー記事もご覧いただければ幸いです。