【セミナーレポート】IoTや最新の入退室管理が社会をどう変える?アクセス・コントロールセミナーを開催しました。
2019年6月12日、13日、14日の3日間、福岡、大阪、東京にて「シェアリングエコノミー時代の新しい入退室管理(アクセス・コントロール)~省人化と利便性向上を実現するIoTの未来~」を開催いたしました。
当日は、福岡、大阪会場は100名弱のお客様、東京会場では200名弱のお客様にご来場いただき、アクセス・コントロールの技術の進展から、将来予測、そして、最新のアクセス・コントロールが社会にどのような価値をもたらしているのかをご紹介しました。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
この記事の目次
- 1.なぜ「アクセス・コントロール」がテーマに?
- 1-1.6月12日から3日間、東京・大阪・福岡の3会場で開催!概要はこちら
- 2.【セミナーレポート】アクセス・コントロールの活用事例も盛りだくさんの講演や展示の様子を少しだけお届けします
- 2-1.【講演】入退室管理の技術進展から身近な活用事例まで
- 2-2.【展示】RemoteLOCKのデモはもちろん多様な連携サービスもご紹介
- 2-3.【懇親会】お客様やパートナー様と意見交換をさせていただきました
- 3.【まとめ】ご来場いただき誠にありがとうございました。
(掲載内容は2019年6月時点の情報です)
1.なぜ「アクセス・コントロール」がテーマに?
生活やビジネスになくてはならない「鍵」や「入退室管理」ですが、最近では、これらが空間の利用や活用においてひとつのポイントとなるシーンが増えています。最近、「シェアリングエコノミー」という言葉を耳にすることも多いのではないでしょうか。
空間のシェアリングエコノミーは、民泊やレンタルスペースが代表的なものですが、これらにおいては不特定多数、あるいは、特定多数の人が入れ替わりで出入りするからこそ、鍵や入退室の管理が煩雑になりやすいという課題があります。
空間の多用途利用や、遠隔からの管理、無人管理が進展している現代、そしてこれからの社会において、最新のアクセス・コントロールが上記のような課題をどう解決しているのか、そして、これからのアクセス・コントロールはどのように変化していくのかをお伝えしたく開催の運びとなりました。
1-1.6月12日から3日間、東京・大阪・福岡の3会場で開催!概要はこちら
本セミナーでは、RemoteLOCK(リモートロック)の製造・開発元である米国LockState社のCEOであるNolan Mondrow 氏や、ID認証ソリューションの最大手「HID Global社」の副社長などを歴任し、現在はハンズフリーで作動するスマートロックの開発を行う「UniKey Technologies社」の取締役 Tam Hulusi氏をお招きして「アクセス・コントロール」の進展から最新技術の社会への適用までお話いただきました。
また、東京会場では 建築・住宅分野におけるIoT研究の権威であり、当社と共同で住宅情報基盤の構築にも取り組んできた東京大学の野城智也教授をお招きし、IoTの本質と直近動向をふまえ、IoT技術を生かして日本企業がどのように価値を創出していくのか、また、社会がどのように変わっていくのか、そして、その可能性と課題についてご講演いただきました。
プログラムの詳細は下記リンク先をご参照ください。
・福岡セミナーの詳細:https://bit.ly/2YJ4ePu
・大阪セミナーの詳細:https://bit.ly/2W6NDXX
・東京セミナーの詳細:https://bit.ly/2WNCt7D
2.【セミナーレポート】アクセス・コントロールの活用事例も盛りだくさんの講演や展示の様子を少しだけお届けします
<東京会場での講演の様子>
当日の写真をベースに本セミナーの様子を簡単にお届けいたします。
2-1.【講演】入退室管理の技術進展から身近な活用事例まで
米国のセキュリティシステムやアクセス・コントロールソリューションを提供する複数の企業の取締役やアドバイザーを歴任するTam Hulusi氏には、そのご経験・知見をもとに、アクセス・コントロールのテクノロジーの変化、そして、あらゆるものがインターネットにつながる時代における新たなアクセス・コントロールの概念「Continuous ID」についてご講演いただきました。
LockState社 CEO Nolan Mondrow氏には、米国や日本など世界各国でシリーズ累計38,000台以上販売するRemoteLOCKをはじめとする最先端のアクセス・コントロールシステムの活用事例や、そこから社会やビジネスにどのような波及効果が生まれているかをお話いただきました。
弊社RemoteLOCKチームからは、国内における入退室管理を取り巻く環境や、シェアリングをはじめとする多様なシーンでのRemoteLOCKの活用事例、RemoteLOCKが提供する価値についてお話させていただきました。
また、福岡会場では、前福岡県知事の麻生渡様に、これから興るであろうイノベーションについて、社会の環境変化や身近な事例も交えながら特別講演をいただきました。
東京会場では、東京大学の野城智也教授に、住宅とIoTに纏わる研究結果をもとに、IoTを活用したイノベーションを考える上でのポイントやヒントについてお話いただきました。
2-2.【展示】RemoteLOCKのデモはもちろん多様な連携サービスもご紹介
展示ではRemoteLOCKやクラウドシステムをご体験いただいたのはもちろん、東京会場では東京大学生産技術研究所が研究開発を行っているIoT-HUBの技術を活用したRemoteLOCKと顔認証システムの連携デモもご覧いただきました。また、2019年6月4日に発表した国内鍵メーカー「ウエスト」と共同開発の新製品についてもデモ機を展示いたしました。(新製品に関するニュースリリースはこちら)
展示ブースではさらに、RemoteLOCKと連携している宿泊向け、レンタルスペース向けの外部サービスのご紹介もいたしました。このように多くのパートナー様と連携することで新たな付加価値をご提供しております。
2-3.【懇親会】お客様やパートナー様と意見交換をさせていただきました
福岡、東京会場ではセミナー終了後に立食形式の懇親会も実施いたしました。懇親会ではあらゆる関係者の皆様とこれからのアクセス・コントロールや空間活用について意見交換をさせていただき、RemoteLOCKチームの今後の活動にもつながる貴重なご意見も多数いただくことができました。
本セミナーではご来場の皆様へのささやかなプレゼントとしてRemoteLOCKオリジナルTシャツもお持ち帰りいただきました。
3.【まとめ】ご来場いただき誠にありがとうございました。
各会場に足をお運びいただきました皆さま、ご来場誠にありがとうございました。この場をお借りして、改めて厚く御礼申し上げます。
また、本セミナーでは我々RemoteLOCKチームからもひとつのメッセージをお伝えさせていただきました。
「つながりましょう」
RemoteLOCKはこれまで様々な人やサービスとのつながりを通じて、新たな価値を生み、お客様のもとへサービスをご提供するに至っています。その感謝の気持ちを忘れずに、これからもお客様、パートナー様、多様な企業様と連携しながら、より良い社会の実現に少しでも貢献していければと思っております。
<今後も多様なイベントやセミナーを開催予定>