開業・改修するなら今!サウナ付き宿泊施設が大ヒットする理由とは
サウナブームがますます加速し、サウナ付き宿泊施設は人気で常に予約が一杯で、「サウナがある宿」は選択条件の一つになりつつあります。本記事ではこうした施設が大ヒットする理由やオペレーションのコツを考察しつつ、サウナーおすすめの施設をご紹介します。気になる施設はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
アフターコロナとサウナブーム、宿泊施設への影響は?
コロナ禍で宿泊客が激減したとされるホテル・旅館業界ですが、それでも新しいホテルの開業や老舗ホテルのリニューアル、グランピング施設の併設など、話題が常に絶えません。また、既にオープンしている施設は設備の老朽化対応のため、予算計画や改修費用の見積もりと睨めっこしているという話もよく聞きます。
そんな状況下で、ひそかに話題が増えているのが、宿泊施設への「サウナの導入」です。
過去には貸切風呂も流行、貸切サウナの導入メリット
そもそも日本人は、「まず旅行先を決めてから宿を探し始める」という傾向にあります。旅行先の候補は観光地やレジャースポットが選ばれがちですが、近年は「サ旅(サウナ旅行)」という言葉も生まれており、全国の有名なサウナ施設を訪れる旅行客も増えています。
サ旅の旅行客にとっては、宿泊施設はサウナ体験の主要候補です。 施設の魅力として温泉設備を発信するように、サウナ体験をアピールすることは新しい客層を獲得したり、リピートを促進するうえでも有効といえるでしょう。
また、宿泊施設は「客室への導入」や「貸切サウナ」など、導入の仕方も様々です。競合との差別化も図りやすいので、既存の間取りや設備・資源を活かしつつ、新しいコンテンツとして取り入れていくことができます。あくまで「サウナ」はコンテンツの一つですが、導入を検討しているのであれば、早いに越したことはありません。アフターコロナの生活様式に対応していくためにも、積極的に検討してみてはいかがでしょうか。
特に最近では、グランピング宿泊系施設×貸切サウナを組み合わせた事例をよく見かけます。逆に言えば、ホテルや旅館形式でのサウナ導入は新規性もありますので、チャレンジしがいのあるテーマといえそうです。
客室や貸切サウナの鍵にはRemoteLOCKがおすすめ!
ところで現在、宿泊業界は深刻な人手不足にあると言われています。コロナ禍で離職者が増えてしまったことに加え、募集をかけても人手が集まりにくい状況だそうです。宿泊施設の需要は少しずつ回復してきていますが、人手不足で受け入れ態勢が不十分だと、フロント業務はもちろん、貸切設備(家族風呂・会議室・サウナ室など)の鍵の受け渡しなども少ないスタッフで対応する必要があります。
弊社にも「人手を雇うくらいならスマートロックで省人化したい」というお問い合わせをよくいただいています。宿泊施設の運営にかかわる読者の皆様は、ぜひスマートロックの導入もご検討ください。
弊社のRemoteLOCK(リモートロック)は暗証番号やQRコードで解錠できるスマートロックで、チェックイン時の鍵の受け渡しをなくし、時間貸し設備の運用をスムーズに行うことができます。
(実際、多数の宿泊施設や個室サウナ店に導入いただいております。)
必見!おすすめのサウナ付き宿泊施設
さて、それではサウナーも注目の施設をご紹介します。サウナーご用達の施設もあれば、これからヒット間違いなしの施設など様々です。ぜひチェックしてみてください。
LAMP野尻湖 The Sauna(長野県)
はじめにご紹介するのは、株式会社LAMPが運営するゲストハウス「LAMP野尻湖」です。本場フィンランド式の自家製サウナ施設「The Sauna」は2022年度サウナシュランで第3位に選ばれており、全6棟のサウナ小屋でじっくり汗を流した後は野尻湖へのダイブでクールダウン、というアウトドアサウナならではの楽しみ方ができます。
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日本では数少ない「薪ストーブ」によるサウナ体験も特徴的ですが、野尻湖での水風呂体験や森林浴など、まさに「百聞は一見に如かず」な施設です。都会の喧騒から離れて、大自然を満喫してみてはいかがでしょうか。施設の体験ブログも執筆したいと思っておりますので、楽しみにお待ちください。
HARE-TABI SAUNA&INN YOKOHAMA(神奈川県)
続いては横浜の元町・中華街にある「HARE-TABI SAUNA&INN YOKOHAMA」です。「チャイハネ」や「アメツチテラス」でお馴染み、株式会社アミナコレクションが運営するゲストハウスで、赤レンガをコンセプトにした内装デザインや豪華寝台列車を彷彿とさせる宿泊エリアなど、写真の通りお洒落な施設です。
このHARE-TABIは、クラウドファンディング(詳細)で200人を超える支援者を集め、2023年4月にサウナエリアをオープンしました。日本初導入の水車型サウナストーブや中国茶のセルフロウリュなど、この施設でしか味わえないサウナ・宿泊体験を提供しています。宿泊者はもちろん、デイユースでの利用も可能です。
また、RemoteLOCK 5iと 7iを導入していて、宿泊者は鍵の持ち歩きをせずにヨコハマ観光を楽しむことができます。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
hotel hisoca(東京都)
続いてご紹介するのは、株式会社ヤスダが運営するサウナ付きホテルである「hotel hisoca」です。hotel hisocaは池袋駅から徒歩2分の高立地である点が大きな魅力です。全32室のうち11室にドライサウナブース、21室にミストサウナブースを設置しています。全てのドライサウナブースは、サウナ愛好家に人気のセルフロウリュに対応しております。
ちなみにサウナ付きホテルというと、子連れでは難しいイメージがありますが、ベビーチェアや、ベッドガード、子供用アメニティなど貸出用品も充実しています。(いうまでもなく、幼児のサウナ利用はお控えください。) 最大で1室6人まで宿泊できますので、グループ向けの利用も非常におすすめです。
hotel hisokaの詳細はこちら!
サウナランド浅草(東京都)
こちらは株式会社7gardenが運営するサウナホテル「サウナランド浅草」です。2022年度サウナシュランで第8位に選ばれています。雑誌『サウナランド』とのコラボで誕生した4階建ての施設で、都心では珍しい薪ストーブサウナと水風呂でととのったあとは、キッチンダイニングラウンジで食事やお酒を楽しむこともできます。
サウナ以外にも施設滞在を楽しむ要素が詰まっていて、ホームページを眺めているだけでも楽しい気分になれます。ちなみにサウナランド浅草は、日帰りで楽しめるパブリックサウナもあります。浅草駅徒歩2分とアクセスも良いので、浅草観光の起点にいかがでしょうか。
サウナランド浅草の詳細はこちら!
HOTEL POTMUM(北海道)
- 出典 :
- 株式会社 藤井ビル
札幌に誕生した、カフェ・ホテル・サウナ三位一体の複合宿泊施設であるHOTEL POTMUM(ポットマム)も外せません。1Fには北海道を代表するコーヒーショップ「MORIHICO.(モリヒコ)」とコラボレーションした カフェ「MORIHICO. STAY&COFFEE(モリヒコ ステイアンドコーヒー)」が併設されていて、コーヒーやフードも非常に魅力的です。
2Fは大規模な改装工事を経て、北海道では珍しい「個室サウナ」にリニューアルされました。サウナで整った後はそのまま上層階で泊まることができます。「珈琲の香りで目覚める宿」に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
HOTEL POTMUMの詳細はこちら!
また、同社は3月にVILLA BRAMARE(ヴィラ ブラマーレ)を開業しました。同施設は北海道ボールパークボールパークFビレッジ内にあり、ジェットバス・サウナ・水風呂・外気浴スペースを完備したプライベートヴィラです。弊社のRemoteLOCK 8j-Qを導入いただいており、既に予約受付を開始しています。筆者も宿泊するのを楽しみにしています。
【まとめ】サウナブームで施設に新しい客層を呼び込もう
いかがでしたでしょうか。サウナ付きの宿泊施設はゲストに新しい体験価値を提供でき、新たな客層を獲得することにもつながります。下記の記事では、サウナ付きのグランピング施設についてご紹介しておりますので、興味を持った方はぜひそちらもご覧ください。