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公開日2022.07.13

最終更新日2024.03.26

【徹底解説】急増中の個室サウナとスマートロック導入のススメ

無人店舗型の個室サウナが続々とオープンしています。サウナブームの中でなぜ個室サウナが増えているのか、そして無人運営の施設は「スタッフが居ないのにどのように入室管理しているのか」を解説していきたいと思います。注目の事例はもちろん、スマートロックを導入しているサウナも紹介しますので、ぜひ「ととのい」に行ってみてはいかがでしょうか?

最近話題の個室サウナって?無人店舗型もある!

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RemoteLOCKブログ編集長 兼 サウナ・スパプロフェッショナル(管理士) & 熱波師のH山です。実は最近、個室サウナへのスマートロック導入についてお問い合わせをいただくことが多いです。世間ではサウナブームが話題にもなっていますが、なかでも会員制・個室サウナの開業が増えているように感じます。今日はこうしたサウナ施設に焦点をあてて解説していきたいと思います。

個室サウナ店舗の省人運営におすすめのスマートロック!
『RemoteLOCK(リモートロック)』
  1. ・予約者ごとに異なる暗証番号を発行可能
  2. ・予約期間外は入室不可に!期間外の不正入室の心配はなし
  3. ・予約システムとの連動で番号を自動発行

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会員制・個室サウナの特徴・流行ったきっかけとは?

個室サウナ(プライベートサウナ)とは、少人数(1人~3人)程度のグループで楽しむことができる点が特徴です。友人グループや家族・恋人と訪れることで、周りの目を気にすることなく、ほぼプライベートな空間として過ごすことができます。また、施設によってはセルフロウリュが可能だったり、サウナ室の温度調整ができたりなど、スーパー銭湯や宿泊施設のサウナでは難しいようなこともできます。好きな温度や条件に設定して「ととのう」ことができることから、巷のサウナーたちの注目を集めています。

従来ではサウナ利用者の多くが中高年の男性でしたが、最近では、主な利用者が若者や女性中心に変化しつつあるようです。人気のサウナ施設には大量のゲストが訪れるようで、昔からずーっとサウナを愛していた人が行きにくくなった…という話も聞きます。そんなサウナファンの憩いの地になっているとも言えるかもしれません。

会員制・個室サウナのメリット

改めて会員制・個室サウナのメリット・デメリットについて整理します。利用者目線ではどのようなところがメリットでしょうか。

自分の好きな条件でサウナを楽しめる
好みの温度の設定から、サウナ室での姿勢、水風呂の入り方まで、サウナへのこだわりは人それぞれのはず。サウナ室で寝ころべたり、 好きなタイミングでセルフロウリュを楽しめるのは大きな魅力です。サウナ室内に好きな音楽をかけたり、照明(ライティング)を操作できる施設も増えています。
個室ならグループ利用でも周りの目を気にする必要がない
個室を独り占めして楽しむことはもちろん、 家族・友人やカップルでサウナを楽しむことができるところもメリットです。公共施設では「黙浴」がルールですが、個室なら気にせずに会話を楽しむこともできます。(店舗によっては男女での利用を制限している施設もあります。詳しくは各施設にお問い合わせください。)
予約制なので混雑を気にする必要がない
事前に予約して訪問するので、混み具合を気にする必要がありません。サウナだけではなく脱衣場等でも非接触・非対面であることが多いので、コロナウィルスの感染予防も安心です。

会員制・個室サウナのデメリット(注意したい点)

事前予約が必要な施設が多い
個室サウナなので、一度に入館できるゲストに制限があるのが一般的です。混んでいる曜日・時間帯は予約が一杯で訪れることができないこともあります。
水風呂がないことがある
施設によっては水風呂がなく、シャワーのみの場合があります。とはいえ、水風呂のように気持ちよく冷やせるように、 特別なシャワーを取り入れている施設が多いようです。
入館料金が割高になりがち
個室サウナの利用料金は数千円~1万円弱と高めの料金設定となっていることが多いです。特別感を味わえると思えば納得感は十分にありますが、月額制などの料金体系を取り入れている施設がまだ少ないのが実情です。

スマートロックで入室を管理する「」もある!

スマートロックで入室を管理している非対面サウナもある!

サウナ室の外の設備(脱衣所・外気浴スペースなど)を共用にせず、ホテルの客室のようなレイアウトにしている店舗もあります。要は「フロントでカギを渡されて、客室内で滞在+室内にあるサウナ室を利用する」パターンです。

その場合に工夫が必要なのが、「入室管理・鍵の受け渡し」です。最近オープンしたサウナの中には、エントランスや客室にスマートロックを導入し、あえてスタッフをフロントに配置せずに、非対面・非接触で運営しているサウナ施設も多数存在します。(例:後述のROKU SAUNAなど)

施設運営者にとってはカギの受け渡しをなくしつつ、入口付近のセキュリティを確保できる点がメリットです。また、スタッフの人件費削減や業務効率化の観点でも、スマートロックによるキーレス化はかなり有効です。

RemoteLOCKを使った無人・省人運営

  • カギの受け渡しをなくせる
    → 客室やエントランスのセキュリティ向上を実現します
  • 予約システムとの連携で運用をさらに自動化
    → RemoteLOCKは 「STORES 予約」や「RESERVA」など、多数のシステムと連携しています。

なお、サウナ室の扉にスマートロックをつけるのは温度・湿度の関係でお勧めしませんが、脱衣所・個室入口に設置するのは非常におすすめです。

せっかくなのでおすすめの個室・無人サウナを紹介!

やや趣味が先行しますが、話題の個室サウナの事例をいくつかご紹介いたします。サウナ店舗の開業を検討されている方はもちろん、話題の個室サウナを利用してみたい!という方も是非ご覧ください。

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ROKU SAUNA(ロクサウナ)

まずは「ROKU SAUNA(ロクサウナ)」からご紹介します。こちらは株式会社ROKUが運営する「非対面・非接触で完全プライベートの本場フィンランド式サウナ」で、2022年4月にたまプラーザ店、2023年4月には大宮与野店、2024年3月には聖蹟桜が丘店がオープンしました。

事前予約制でかつ 非対面非接触の営業形態なので、基本的にスタッフや他のゲストと会うことはありません。個室サウナのなかでも、チェックイン時にカギの受け渡しやスタッフと話すことなく、スムーズに利用できるのは、特に珍しい事例なのではないでしょうか。ちなみに退出時間が近づくと、部屋内の端末からアラームでお知らせしてくれます。

ホームページでは施設の利用方法やアメニティについても丁寧に紹介しており、私が体験した際は、スタッフの方に対応いただかなくても快適に過ごすことができました。

ROKU SAUNA(ロクサウナ)に導入されたRemoteLOCK 8j

ROKU SAUNAでは、3店舗すべてに弊社の「RemoteLOCK 8j」を導入いただいております。実際にたまプラーザ店を体験した内容を記事にしましたので、併せてご覧ください。

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SAUNA RESET Pint(サウナ リセット ピント)

続いてご紹介するのは、予約制サウナ施設のSAUNA RESET Pint(サウナ リセット ピント)です。こちらは株式会社レーサムが運営するおひとり様専用サウナ施設で、第一号店の浅草店は、地上9階建で男女別にフロアを分け、それぞれにサウナ階とサービス階が用意されています。

個室サウナは全29室で、全ての個室でセルフロウリュを楽しむことができます。また、個室サウナには水風呂がないことも多いのですが、pintには常時15℃〜17℃に保たれた水風呂があります。サウナ・水風呂・内気浴スペースを全て占有できる「VIPサウナ」も提供されていて、ゲストの利用用途に合わせた楽しみ方ができそうです。

SAUNA RESET Pintの予約はこちら!

2022年の7月にオープンしたSAUNA RESET Pintですが、建物の2Fに「Pintルームズ」をオープンし、会議室・コワーキングスペースも利用可能になりました。Pintルームズには「RemoteLOCK 8j」を導入いただいています。サウナとコワーキングスペースの組み合わせはビジネスマンから根強い支持があり、筆者もよく利用させていただいております。

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HOTTERS24(ホッターズトゥエンティフォー)

続いてご紹介するのは、24時間営業の月額制プライベートサウナであるHOTTERS24(ホッターズトゥエンティフォー)です。株式会社日笠が運営し、執筆時点では西宮上ヶ原店(兵庫)、岡山今店(岡山)、高円寺店(東京)、淀屋橋店(大阪)の4店舗を展開しています。私は高円寺店を訪問したことがありますが、5室ある個室のサウナは温度を80℃・90℃・100℃の3段階で切り替え可能なほか、セルフロウリュにも対応しており、非常に快適でした。

また、施設は水風呂がない代わりに、風速10mの強風が吹く冷蔵室で身体をクールダウンすることができます。一番冷却温度が低い個室はまさに極寒で、外気浴・内気浴で最高のリラックス効果を得ることができそうです。

HOTTERS24は24時間営業の施設なので、通勤前後でもサ活できるのが魅力的ですね。ちなみに会員になると他の店舗も相互に利用できますので、旅行や出張の際に他店舗に訪れるのもおすすめです。完全予約制ですがビジター利用も可能ですので、ぜひ公式ホームページの予約サイトもご確認下さい。

ちなみに、HOTTERS24は入館に顔認証システムを採用しているところも大きな特徴です。登録の手続きには少しハードルの高さを感じるかもしれませんが、登録してしまえばカードキー等の持ち歩きが不要になりますし、セキュリティ的にも安心です。なお、初回来訪者やビジターは顔が未登録なので、初回はインターフォンを押して入館してください。

プライベートサウナ Ladle(ラドル)

続いてご紹介するのは、2022年10月にオープンしたプライベートサウナ Ladle(ラドル)です。JR五反田駅 西口から徒歩1分という好立地ながら、完全予約制のプライベートサウナとして入店から退店まで誰にも気兼ねすることなく過ごすことができます。

ゆったり広めに設計されたサウナ室やセルフロウリュ、大型オーバーヘッドシャワーによる冷水浴が魅力ですが、「Atmoph Window」の映像を活用し、よりリラックスしやすい環境を整えている点もユニークです。

こちらの施設も「RemoteLOCK 8j」を導入いただき、完全非対面・非接触を実現しています。
(スタッフは常駐していて、お困りの際は対面でも対応いただけます。)

プライベートサウナ Ladleの予約はこちら!

こちらも、実際に体験した内容を記事にしましたので、併せてご覧ください。

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【まとめ】個室サウナのカギの受け渡しにはスマートロックがおすすめ!

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いかがでしたでしょうか。個室サウナの運営の仕組み・利用の仕組みはそれぞれ多様化してきています。施設運営者にとってはより効率的なオペレーションに、利用者にとってはより快適に予約・利用できる仕組みになっている必要がありますので、スマートロックやIoTの仕組みを活用する事例が増えてきているのも納得です。これから個室サウナ(プライベートサウナ)を開業・経営しようと思っている方は、ぜひスマートロックを活用した省人運営もご検討してみてはいかがでしょうか。

また、サウナーの皆様はぜひ上記の施設を体験してみてください。また、意外とスマートロックも使えるんだ!ということをぜひ覚えていただければ幸いです。RemoteLOCK(リモートロック)の導入実績も増えており、予約システムとのシステム連携なども可能ですので、興味を持った方はぜひお問い合わせください。

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