RemoteLOCKチームの施設体験シリーズ、今回は逗子のコワーキングスペースである「ON/OFFice ZUSHI」を体験しました。RemoteLOCKを活用した施設運営を解説しつつ、運営委託をされている株式会社GLOCALについてもご紹介します。

運営代行サービスとは、施設のオーナーから依頼を受け、運営業務を代行するサービスのことです。運営業務を全て丸投げできる 「完全運営代行」と、業務の一部を代行してくれる「部分代行」の2種類存在します。

例えば宿泊業でも、必ずしもオーナーがホテルのオペレーションに詳しいとは限りませんし、他業種からの参入で知見がないケースもよくあります。また、複数の施設を保有していて1施設にじっくり注力できなかったり、遠隔地に施設を保有していて頻繁に通えない、といったケースの受け皿として、運営代行サービスは大きな役割を持っています。

施設の運営代行を活用する一番のメリットは、「人手不足を解消してオーナーは自由な時間を作れる」ことです。もちろん、自身で施設運営を行うのが経費を抑えるポイントではあるものの、豊富な運営経験・ノウハウを活用できるだけでもコストをかける価値は十分にあるのではないでしょうか。

株式会社GLOCALは本拠地を逗子に、オフィスを東京・美幌(北海道)に構える企業で、宿泊施設の運営代行・ファシリティメンテナンス事業の実績が豊富です。下記でご紹介するON/OFFice ZUSHIも戸田建設株式会社より運営委託を受けています。RemoteLOCKを活用した施設の運営実績もございますので、施設運営にお困りの方は相談してみてください。

RemoteLOCKチームメンバーで、株式会社GLOCALが運営するON/OFFice ZUSHIを利用しました。そこで、施設の予約方法・利用方法についてご紹介します。

今回訪問した「ON/OFFice ZUSHI」は、JR逗子駅から徒歩7分、京急逗子線 逗子・葉山駅から徒歩5分のところに位置しています。入口は通り沿いに面しておらず、お隣の自転車屋さんとの境に入口がありますので、注意が必要です。

建物は4階建てで、1階には地域包括支援センター、2階にはON/OFFice ZUSHIとは別の会議室が2つありました。ON/OFFice ZUSHIが管理する1~3階の部屋にはそれぞれRemoteLOCK 5iが取り付けられていて、物理鍵を受け取らずに暗証番号を入力するだけで、各部屋を利用することが可能です。

今回は２つの方法で入室をしました。１つ目は入室当日の「いいアプリ」を使ったドロップイン、２つ目は「インスタベース」での事前予約です。予定外の訪問の方にはドロップインの利用を、あらかじめON/OFFice ZUSHIを利用することを計画している方にはインスタベースの利用をおすすめします！

ドロップイン利用の場合（いいアプリ）

ドロップインの場合は事前の予約は不要です。ドアに貼ってあるQRコードを読み取って、「いいアプリ」をダウンロード・アカウント登録します。「いいアプリ」は全国800店舗以上のコワーキングスペースの入退室・決済が可能なアプリです。

なお、アカウント登録には5分程度かかるので、事前にアプリをダウンロードしておくことがオススメです。

いいアプリでON/OFFice ZUSHI専用のQRコードを読み取ると、ドロップインでの利用手続きの画面に遷移します。

画面の「利用を開始」をクリックすると、アプリ画面に入室用の暗証番号が表示されます。プランを選択する必要はなく、利用した時間に応じて後で料金が精算されます。利用したい部屋の番号をRemoteLOCKに入力し、入室しましょう。

なお、RemoteLOCK 5iはタイマー式でオートロックがかかります。部屋の中からはRemoteLOCKのつまみを回して、部屋の外に出るときは「RemoteLOCK」のボタンを押して、必ず施錠するようにしましょう。

退出時は、アプリ内で利用終了を押し、ドアのQRを読み取ってチェックアウト完了、利用終了です。

事前予約の場合（インスタベース）

続いて、インスタベースによる事前予約の方法をご紹介します。まずはインスタベースのアカウント作成を行います。インスタベースでは用途、場所、日時を絞って借りたいスペースの検索ができます。今回は「レンタルスペース」「逗子駅」「予定日時」で検索しました。

ON/OFFice ZUSHIの予約ページにアクセスした後は、利用したい日時、必要な情報を入力し、予約完了すると以下のメールが登録メールアドレスに届きます。

あとはON/OFFice ZUSHIのドアに設置されているRemoteLOCK 5iに暗証番号を入力すれば解錠できます。なお、インスタベースでの予約の場合、チェックアウトは不要です。予約時間内に退出しましょう。

各階で内装や設備が異なるのがON/OFFice ZUSHIの特徴でもあります。ここでは各階の部屋の備品についてまとめてご紹介します。

1階（キッチン＆ダイニングフロア）43㎡

食事や雑談などを楽しめるスペースです。流し台、冷蔵庫、電子レンジなどがあり、簡単な調理であれば可能です。ダイニングテーブルの奥には棚があり、モニターやクッション、延長コードなどが準備されています。

また、1階にはシャワー室が備え付けられています。逗子海岸で思い切り遊んだ帰りに、シャワーでさっぱり&一息つくのにぴったりのスペースとなっています。

2階（リラクシング＆ワークフロア）55㎡

お仕事をしながら、リラックスもできるフロアになっています。壁際に4人座れるカウンターテーブルが1台、中央には4人掛けのカフェテーブルが2台あります。さらに、オンライン会議などで重宝する1人用の簡易ブースもあります。

また、ソファとローテーブル、さらには人をだめにするクッションも設置されており、仕事で疲れたらここでゆったりするのもよさそうです。床や棚の上に観葉植物も設置されており、リラックス効果も期待できそうですね。

3階（ワークフロア）70㎡

お仕事に集中するためのフロアになっています。木目調のデスクはフローリングと調和して落ち着いた雰囲気がありますね。ワークデスク以外にソファとローテーブルもあり、場所を変えて作業したいという方にぴったりです。モニターの数も多いところが嬉しいポイント。またワークフロアということもあり、1階と2階にはなかったホワイトボードを完備。会議や打合せの効率も上がりそうですね。

その他にハンガーラックや複合機なども用意されています。席同士が近く、仕事仲間との会話が弾みやすくなっています。新しいアイデアを生みながら、ブラッシュアップしていくのに適した環境ではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。コワーキングスペースへのRemoteLOCK導入はかなり増えておりますので、施設の運営や、遊休不動産の活用に困りの方はぜひ株式会社GLOCALの運営代行および、弊社のRemoteLOCK活用をご検討いただければ幸いです。

総勢5名でがっつりと施設を体験させていただいたあとは、CREMAHOPでアイスクリームを楽しみました。とっても濃厚なアイスが楽しめるので、こちらもぜひお立ち寄りください！