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公開日2021.05.31

最終更新日2021.11.24

物流施設の生産性UP!業務を効率化するためのシステム6選

近年、物流業界では人材不足やトラックの荷待ち時間など問題が深刻化しています。物流施設を新たに建設するうえで、生産性向上に問題意識を持っている施設関係者も多いのではないでしょうか。

そこで、注目されているのがIT技術の活用です。本記事では、業務を効率化するためにおすすめのシステムをトラック予約、倉庫管理、入退室管理のポイントから6つご紹介します。

この記事の目次

  1. 1.トラックの予約を効率化したい
    1. 1-1.シェアNo.1!【MOVO Berth】
    2. 1-2.LINE/電話・SMSを活用【TruckCALL】
  2. 2.倉庫管理をデジタル化したい
    1. 2-1.オールラウンダー、迷ったら【クラウドトーマス】
    2. 2-2.EC向け、大規模施設にも対応【AiR Logi】
  3. 3.施設内の入退室を管理したい
    1. 3-1.信頼と実績【Net2】
    2. 3-2.入退室をクラウドで管理【TOBIRA】
  4. 4.【まとめ】IT技術を活用して物流の生産性をUPしませんか?

(掲載内容は2021年5月時点の情報です)

 

1.トラックの予約を効率化したい

 

消費者のもとへ商品を届けるとき、トラックが倉庫から商品の集荷を行ってから配送が行われます。その際のトラックの荷待ち時間に課題を持っている施設関係者もいるのではないでしょうか。

 

荷待ち時間というのは、商品を積み込むまでにドライバーが待機する時間のことです。この時間は、ドライバーに給料としても反映されず、長時間労働の原因にもなっています。そのため、この時間をいかに短くしていくのかが、業務の効率化の鍵となっています。

 

その問題を解決すべく、近年、IT技術を活用した予約システムの普及が進んでいます。ここでは、おすすめのトラック予約システムを2つご紹介します。

 

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1-1.シェアNo.1!【MOVO Berth】

MOVO

株式会社Hacobu(ハコブ)が提供するトラック予約受付サービス【MOVO Berth(ムーボ・バース)】は、オンラインでのドライバーのバース予約を可能にしたサービスです。No.1のシェアを誇っており、既に大型の物流施設では導入が進んでいます。

 

【MOVO Berth(ムーボ・バース)】の主な特徴

・バースの予約、割り当てが可能

・入退室受付も可能

・SMSによる呼び出しが可能

・システム連携の相談可能

これまで、トラックがいつ来るのか分からないため時間によっては、車両が集中してしまうという課題を多くの物流施設が抱えていました。

 

【MOVO Berth(ムーボ・バース)】を導入することで、事前にバースの予約をすることが可能となり、その予約に応じたバースの割り当てを行うことができます。それによって、トラックの荷待ち時間を短縮でき、物流業務の効率化につながります。バース予約だけではなく、ペーパーレスでの入退室受付も可能なので、省人化も実現できます。

 

また、導入にあたって、物流施設の規模によって最適な運用方法を提案してくれるため、コスト面も最適化できます。さらにサービス導入後も振り返りを実施してくれるなどアフターサポートが充実しているのも魅力です。 

 

■公式サイトはこちら→ https://movo.co.jp/berth_management

 

1-2.LINE/電話・SMSを活用【TruckCALL】

TruckCALL参考

【TruckCALL(トラックコール)】の主な特徴

・バースの予約が可能

・何台待っているのか確認が可能

・電話、SMSによる呼び出しが可能

・荷待ち時間のデータ化が可能

【TruckCALL(トラックコール)】は、LINEを用いて、直感的に操作できるのが最大の魅力です。そのため、導入にあたっての技術的な障壁は少ないと言えます。全日本トラック協会のホームページにも取り上げられ、登録ドライバーも着実に伸ばしているサービスです。

 

ドライバーは、予約から呼び出し、トラックの待ち台数も全てLINEで確認することができ、業務の効率化につながります。もし、LINEを利用していない場合でも電話、SMSによる呼び出しも可能です。

施設側は、ドライバーの順番受付から接車までの時間をデータ化できるため、受付業務の改善につなげることが可能です。 

 

■公式サイトはこちら→ https://truckcall.jp/

 

2.倉庫管理をデジタル化したい

 

物流市場が拡大していることもあり、現場作業の効率化は今まで以上に求められていますが、倉庫内業務にも問題が存在しています。

 

人材の不足や高齢化そして、作業の属人化が代表的な問題となっており、これらを課題として持っている施設関係者もいるのではないでしょうか。

こういった問題を解決するポイントの1つが倉庫管理システム(WMS)です。倉庫管理システムとは、材料や製品の倉庫への入庫から出庫までの管理をデジタル化できるシステムのことです。このシステムには、いくつかの提供形態があり、近年、クラウド型倉庫管理システムの需要が高まっています。

 

ここでは、おすすめのクラウド型倉庫管理システムを2つご紹介します。

 

2-1.オールラウンダー、迷ったら【クラウドトーマス】

 

クラウドトーマス参考

 

株式会社関通が提供する倉庫管理システム【クラウドトーマス】は、『2020年最も選ばれた倉庫管理システム』として着実に利用者を増やしているサービスです。

 

・B to C、B to Bどちらの物流現場にも対応可能

・施設の規模に合わせたシステムの提供

・OMSといった上流システムとの連携が可能

・導入支援が手厚い

【クラウドトーマス】の主な特徴

倉庫管理システムと言っても、EC向きのものや大規模施設向きのものなど、多様なシステムが存在しています。その中で、【クラウドトーマス】の一番の特徴は、B to C、B to B どちらの物流現場にも対応できるところにあります。

 

クラウドトーマス_比率

 

それだけではなく、施設の規模に合わせてシステムを選べたり、カスタマイズの相談もできるので、導入コストを抑えて、業務の効率化が可能です。また、導入にあたって現地支援やオンラインでの導入支援を行っています。そのため、システムに詳しくない施設関係者の方も安心して導入できます。

 

■公式サイトはこちら→ https://xn--gckr5a9ce1k1c3h.jp/

 

2-2.EC向け、大規模施設にも対応【AiR Logi】

AiRLogi参考

株式会社コマースロボティクスが提供する倉庫管理システム【AiR Logi(エアロジ)】は、低コスト・高機能が魅力のシステムです。これまで、ECを扱う物流施設に多く導入されています。

 

・初期費用が安い

・現場を知りつくした集団によって開発

・大規模案件への対応実績がある

・OMS (Order Management System)とのAPI連携が可能

【Air Logi(エアロジ)】の主な特徴

【AiR Logi(エアロジ)】は、EC物流研究所を運営する物流プロ集団によって開発された倉庫管理システムです。そのため、特にECの倉庫管理で必要な機能が充実しています。

 

初期費用が安く、カスタマイズを行っていくことで機能を拡張できるため、小規模から大規模施設まで対応が可能です。実際に出荷の多い大規模施設での導入実績もあるため、安心して導入できるのではないでしょうか。

 

■公式サイトはこちら→ https://www.ec-zaiko.net/

 

3.施設内の入退室を管理したい

 

施設内には多数の業者などが出入りするため、施設の入退室を管理したいという施設関係者もいるのではないでしょうか。そこで、ポイントとなるのが入退室管理システムです。このシステムを導入することで、

  1. ・部外者の侵入を防げる
  2. ・何かあっても入退室記録からたどることができ、早期解決につなげられる
  3. ・警備にかかる人件費をカットできる

 

といった利点があります。ここでは、おすすめの入退室管理システムを2つご紹介します。

 

 

3-1.信頼と実績【Net2】

Net2参考

 

株式会社ケーティーワークショップが提供する入退室管理システム【Net2】は、管理ソフトを使って、運用を行うシステムです。世界中での販売実績があるため、信頼感があります。これを用いることで、一台のパソコンで全てのドアを管理することができるようになります。

・1000ドアまで管理可能

・無償でのバージョンアップ

・様々な認証機器に対応

・監視カメラシステムとの連携が可能

【Net2】の主な特徴

【Net2】の一番の特徴は、1000ドアまで管理可能ということではないでしょうか。このシステムを導入することで、どの規模の物流施設でも、全てのドアで入退室管理が可能となります。また、非接触型カード、静脈認証、顔認証といった多様な認証機器にも対応しており、お好みに沿った導入も可能です。

 

セキュリティ面についても充実しています。IP監視カメラシステム『XProtect』と連携することで、なりすましや共連れの対策を行うことが可能です。また、火災報知器と連動することで、火災時、全ドアを一斉解除できるため、火災対策も実現できます。

 

■公式サイトはこちら→ http://www.kt-workshop.co.jp/accesscontrol/

 

3-2.入退室をクラウドで管理【TOBIRA】

TOBIRA

 

【TOBIRA(トビラ)】は、株式会社構造計画研究所が提供するクラウド型入退室管理システムです。本システムの特長はやはり「クラウド」で手軽に入退室管理を実現できることです。専用のソフトウェアやサーバーは不要。多拠点にある複数のドアやゲートをすべてまとめてクラウド上で管理できるため、「導入」と「維持管理」ともにハードルが低いことが強みです。

 

 

【TOBIRA(トビラ)】は、不特定多数の人の出入りを管理することに向いており、最大で10,000人分の鍵を発行できます。また、入室者に合わせて入室可能となる曜日や時間帯を限定できるため、施設や空間のセキュリティレベルに応じた柔軟な入退室管理が可能になります。

さらに、これらの入退室履歴は、すべてクラウド上に自動記録されます。入退室が視覚化されることにより、警備にかかる費用の削減やセキュリティの向上にもつながります。 

 

・既存のドア、ゲートに後付け導入

・クラウド上でいつ・どこからでも入室管理

・テンキー、ICカード、QRコード、顔認証などマルチな認証に対応

・警備システムとの併用も可能

【TOBIRA(トビラ)】の主な特徴

 

なお、TOBIRAは外部システムと多数システム連携しており、例えば、宿泊施設向けチェックインシステムとの連携実績も多数。システム連動できることにより例えば、予約情報をもとに入退室権限を自動発行できるなど、さらに効率化な倉庫運営に貢献できます。                                      

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4.【まとめ】IT技術を活用して物流の生産性をUPしませんか?

 

本記事では、トラック予約受付、倉庫管理、入退室管理について6つのシステムをご紹介しました。これらのシステムを導入することで、業務の効率化につながり、生産性向上がはかれます。そうは言っても、「IT技術は導入したいけれど、よく分からない」という施設関係者もいることでしょう。そのような方々は、導入前後のサポートがしっかりしているのかというポイントで選ぶことが重要です。

 

ご紹介した6つのシステムはもちろんのこと、他のサービスも含めて比較検討してみてはいかがでしょうか。

 

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