2020年6月より宿泊向け運営管理システムとRemoteLOCKが新たに連携開始となりました。本記事は低コストのクラウド型PMS『NASII（ナシイ）』ついて簡単にご紹介します。

１．低コストのクラウド型PMS『NASII（ナシイ）』

出典：NASII(ナシイ)

NASII(ナシイ)は株式会社 NASIIが提供するPMSであり、世界最大手の顧客管理・営業支援サービス「セールスフォース」で動作します。顧客管理、予約管理、売上管理と幅広い機能を有し、500のライブラリから自社の運営に必要な機能をチョイスして利用できます。

ホテル運営や運営システムを利用する中でちょっとした使い勝手の悪さや、それに伴う業務負荷を感じる場面がある場合は、その問題点に対してNASIIの機能チョイスでピンポイントかつクイックに業務改善を図ることが可能です。

１-１．１ライセンス1,500円(月額)～の低コストで導入可能

「中小ホテルが導入して採算が見込める価格設定」を重視しているNASIIの導入コストは１ライセンス1,500円(月額)～と、まさに激安の設定です。

また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ホテル業界が打撃を受ける中、クラウドからいつ・どんなデバイスでも同じようにリモートで作業ができるというNASIIの強みを活かした業界応援のキャンペーンも実施されています。>期間限定の料金値引きや、他PMSからの乗り換えにはキャッシュバックもあるようです。（2020年6月8日現在。最新の情報はNASIIのサービスサイトをご確認下さい）

１-２．予約が作成されると自動部屋割り。台帳にも自動記入・自動同期

NASIIではインターネットからの予約の取り込み、在庫の台帳への反映は自動化でき、作成された予約は自動で部屋割りされます。部屋の変更もドラック&ドロップでスムーズに完了できるようになっており、管理者の負担を軽減できます。

オプションとしてサイトコントローラー連携も可能であり、『ねっぱん』『TEMAIRAZU』『TLリンカーン』との接続もできるようです。複数の予約サイトで集客・予約受付している場合も、これらのサイトコントローラーとNASIIを併用することで相互に在庫情報が自動同期されるため予約業務効率が劇的に改善します。

２．システム連携による鍵の発行・受け渡しの自動化し、施設運営の効率化に寄与します！

2020年6月、新たに宿泊施設の運営管理システム『NASII（ナシイ）』とRemoteLOCK(リモートロック)がシステム連携を開始しました。本連携により、予約情報に対してRemoteLOCKの暗証番号が自動発行されます。暗証番号は予約に紐づき生成されるため、利用者ごとに異なる独自の番号となり、利用（入室）できるのは予約期間のみとなるため、期間外の不正な入室を防ぎます。

予約受付はもちろん、RemoteLOCKも併用することで非対面での鍵の受け渡しを可能にしたり、遠隔地にいても安心のセキュリティ対応を実現できたりし、施設運営の無人・省人化にも貢献します。NASIIの利用とともにRemoteLOCKの導入も検討してみてはいかがでしょうか。