最近何かと話題になる「シェア〇〇」や「〇〇シェア」。
皆さまはどれくらい、これらの言葉を挙げることができるでしょうか。
かくいう私も「カーシェア」のユーザーで、
大学生のときにアカウントを作成したときは、その便利さに感動したものです。
そんな私も社会人になり、単なるユーザーではなくサービス提供者側になりました。
様々な「シェア〇〇」「〇〇シェア」の利用シーンを提供すべく、日々情報収集に努めております。
今回は情報収集した者の中から、JR東日本がサービス提供を行っている(※)、
STATION WORKの体験報告をお届けします。
※本格的なサービス開始は2019年8月1日からです
※ブログの内容は、無料お試し期間に体験したものです
デスクやWi-Fiもあり!JR東日本が提供するシェアスペース「STATION WORK」って?
ターミナル駅には、いわゆる「使われていないだだっ広い場所」が少なからず存在します。
新しい通路ができて動線が変わってしまったり、
駅改良工事でそのスぺースに人を滞留させておく必要がなくなったりと、理由は様々です。
いずれにせよ勿体ないスペースではあるのですが、
ここにブースを設けて時間貸しの小規模シェアスペースを設けたものが、STATION WORKです。
↓東京駅総武地下ホームへ向かう途中にある空間
駅が職場やカフェに早変わり!?「STATION WORK」の利用方法は?
簡単に利用までの流れをご紹介いたします。
まずは会員登録!
STATION WORKのwebページから会員情報を登録します。
ここで注意が必要なのは、スマホの所持が前提であるということです。
これは入室する際に、スマホに表示されたQRコードを提示する必要があるためです。
(残念ながら、航空機のように印刷してかざす方式には対応していません)
使用する「BOOTH」を選ぼう!
2019年7月17日現在、利用できる「BOOTH」は、立川駅のブースのみです。
「詳細」から地図を確認することもできますが、
表示されるのはgoogleマップで、駅の構内図ではありません。
時間帯を選んで予約!すると・・・
利用時間帯を選択します。
既に予約されているところや利用不可の時間帯は、
グレーアウトして選択できないようになっています。
予約が完了すると、ブラウザ通知と、利用登録時のメールアドレスに通知が届きます。
QRコードをかざして入室!
予約が完了すると、以下のようなQRコードが表示されます。
これを、時間が来たら「BOOTH」の入り口にかざすだけ!
認証が完了すると、解錠されます。
ちなみに、「BOOTH」の外観はこんな感じです。
1人で短時間過ごすには十分なブース!
室内の様子を写真に収めてみました。
いつも使っているPCを置いてみた様子。
少々狭かったですが、1人が短時間過ごすには十分な環境でした。
冬場のための暖房器具完備でモニタや無料wifiもあり、設備は整っている印象です。
退室時間が近づくとアナウンスが入る仕組みになっており、超過する心配もありません。
一方で少し気になったのが、利用時間が最長30分で意外とせわしないということ。
集中した状態での30分は意外とあっという間です。
また、当時は実証実験のため日中時間帯しか使えず、
「ちょっと朝早く着いちゃったから作業しよう」というニーズには対応していませんでした。
(2019年8月1日のサービス開始後は、7時から21時の間で使用できるようです)
そして気になる静粛性ですが、通常の駅利用客の会話や雑踏は気にならないレベルでした。
一方、今回の利用とは別の日に品川駅※で利用したときは、駅ホーム上の音が意外と入ってくるのと、
タイミングが悪いことに「駅ピアノ」のイベントと被っていたため、
常時誰かのピアノ演奏が響いてくる状態で、あまり集中できませんでした。
※現在は実験終了、2019年8月1日からのサービス開始時も品川駅には未設置
どうなる!?シェアオフィスの未来
もはや駅もシェアオフィスになる時代・・・
これからはまさに「シェアオフィス戦国時代」と言える様相を呈しそうです。
首都圏の大動脈であるJR東日本が参入してくるのですから、
ますますシェアオフィス需要の奪い合いが始まってくるものと思われます。
シェアオフィスでちゃんとした収益を上げるためには、
もはや効率化・省人化は欠かせないキーワードです。
先ほどの利用報告にもあったように、基本的に入退室管理は“無人”。
無人でないシェアスペースには、厳しい未来が待っているかもしれません。
RemoteLOCKでも効率化・省人化できるのか?
皆さんが今読んでいるブログは、RemoteLOCKチームから届けられているもの。
であれば、
「“RemoteLOCK”でも、シェアオフィスの無人運営ができるの?」
と思うかもしれません。
ご安心ください!
RemoteLOCKでも、無人のスペース運営ができちゃいます!
しかも利用者は会員登録をする必要がありません。
メールや電話で暗証番号をやりとりすれば、
その番号を使って簡単に入室することが可能です。
実際にRemoteLOCKを活用して運営しているシェアスペースが、
インタビュー形式の記事としてwebサイトに紹介されています。
■ Media Space Knoby(メディアスペース ケノービー) 様
また、レンタルスペース予約プラットフォーム「インスタベース」をご活用いただくと、
予約から暗証番号の発行や通知を自動で行うことも可能です。
ご興味がございましたら、ぜひこの機会に資料をチェックしてみてください。
最後に、雑感・・・
駅のシェアオフィス、すごく便利なのですが、
これを授乳やおむつ替え、子供へご飯をあげるスペースに使えたら、
ものすごく便利ですよね・・・
誰か「まちなかキッズスペース」というサービスを開始してくれればなぁ、
と思う今日この頃です。