公開日2026.09.08
RemoteLOCK APIで広がるシステム連携の可能性 〜サービスにスマートロックを組み込む〜
世界75カ国で愛用されるビジネス向けスマートロック「RemoteLOCK」のクラウドAPIについて、できることの全体像、主要機能、代表的な連携パターン、そしてご利用開始までの流れを、システム担当者・開発者の皆様向けに解説します。
RemoteLOCK APIとは?

RemoteLOCK クラウドAPIは、スマートロック「RemoteLOCK」のクラウド管理機能を、自社サービスや業務システムから直接呼び出せるようにするためのインターフェースです。
RemoteLOCKの管理画面で行える操作の多く、たとえば「アクセスユーザーの追加・更新・削除」「暗証番号やQRコードの発行」「スケジュールに沿った自動施錠」「Webhook通知先の設定」などを、API経由で制御・管理できます。
さらに、RemoteLOCK側で発生したイベント(解錠/施錠/オートロック動作 など)は、Webhookでリアルタイムにプッシュ通知させることもできます。これにより、たとえば次のようなシステム連携を実現できます。
実現できるシステム連携
- 予約システムで予約が確定したら、自動で滞在期間限定の暗証番号を発行する
(予約システム→RemoteLOCK→予約システム) - 会員管理システムで会員ステータスが有効な人にだけ、コワーキングスペースを解錠可能にする
(自社システム→RemoteLOCK→自社システム) - 解錠イベントをWebhookで受信し、自社BIツールやログ基盤に蓄積して利用状況を分析する
(RemoteLOCK→自社)
APIで連携できるサービス・デバイスの全体像

RemoteLOCKは、ハードウェアにもソフトウェアにも縛られない、柔軟なプラットフォームとして設計されています。
連携できるハードウェア(ハード)
- RemoteLOCKシリーズ( 500i / 700i / 9j / 9j-Q など)
- 自動ドア、入館ゲート、エレベーター(TOBIRAなど上位機種で対応)
- パートナー製品(SADIOT ROOM、igloohome)
連携できるソフトウェア(システム)
- 宿泊施設向けシステム(サイトコントローラー、PMS、精算機、室内タブレット等)
- 時間貸し施設向けシステム(コワーキングスペース、会議室、音楽スタジオ、レンタルルーム等)
- 会員管理システム(無人小売店舗、ジム、サロン、自習室、トランクルーム、会員制施設等)
- 勤怠・受付管理システム(自社業務システム、他拠点オフィスのセキュリティ管理等)
アクセス方法
利用シーンに応じて、PINコード/QRコード/URL認証の3つから自由に選択できます。同じシステムの中で、デバイスごとに異なる認証方式を組み合わせることも可能です。
RemoteLOCK APIで利用できる主要機能

RemoteLOCK APIの、代表的な機能を4つに整理してご紹介します。
① 入室権限付与(アクセスユーザー/ゲストの登録)
新規アクセスユーザー・ゲストの追加、登録済みユーザーの更新・削除をAPIから実行できます。自社の会員DBや予約DBをマスタとして、RemoteLOCK側の権限をイベント発生時に書き込む運用を推奨します。
RemoteLOCK側の状態を確認したい場合、後述のWebhookで差分を受け取る設計にも活用できます。
② アクセスキーの発行
暗証番号、QRコード、FeliCa(IDm指定)、URL の各形式でアクセスキーを発行できます。利用者の端末や運用シーンに合わせて最適な認証方式を選択でき、後述のユニバーサルアクセスキー(URL形式)を使うことで、デバイス・認証方式の違いを吸収できます。
③ Webhook通知
施解錠イベント・ユーザー追加/削除・デバイス状態変化など、あらゆるイベントを自社サーバーへプッシュ通知できます。
「状態を知りたい」という要件は、原則このWebhookで実現します。これにより、APIをポーリングする必要がなくなり、自社サービスを軽量かつリアルタイムに構築できます。
④ スケジュール設定
デバイスごとの施解錠スケジュール、オートロックスケジュール、ユーザー別のアクセススケジュールを、APIで設定・更新できます。これにより多拠点展開時の運用負荷を大幅に削減できます。
※詳細なエンドポイント仕様等は、NDA締結後にお渡しするAPI仕様書をご覧ください。
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受け渡しの基本となる「ユニバーサルアクセスキー」という考え方

「ユニバーサルアクセスキー」とは、「デバイスを解錠するための手段とその認証情報」を指す、RemoteLOCK APIにおける基本概念です。
たとえば暗証番号式のスマートロックであれば、「PIN:1234」がアクセスキーの実体になります。
RemoteLOCKクラウドは、国内・海外を含む様々なスマートロックを統一的に管理する設計となっており、デバイスに応じた異なる解錠方式(PIN/QRコード/URL認証 等)にシームレスに対応することができます。
ユニバーサルアクセスキー
ユニバーサルアクセスキーは、URL形式で提供される包括的なカギ情報です。1つのURLを利用者に渡すだけで、URL内にPIN・QRコード等の解錠情報が含まれ、利用者は自身の端末・好みの方式で解錠できます。
ユニバーサルアクセスキーを採用する2つのメリット
- 設置するデバイス(スマートロックの種類)や解錠方法に依存せず、同じインターフェースでアクセスキーを提供できる
- 今後RemoteLOCKの連携デバイスが拡大しても、連携システム側での追加開発が不要な設計
つまり、ユニバーサルアクセスキーを採用しておけば、後からTOBIRAやSADIOT ROOMなど対応デバイスを増やしても、システムを改修する必要がありません。
長期的な保守性を考えると、新規開発時はぜひこちらの方式をご検討ください。
参考サイト
代表的な連携パターン3選

現場でよく利用される3つの代表的な連携パターンを紹介します。
API詳細資料には、実際のシーケンス図も掲載されておりますので、詳細は資料をダウンロードの上ご参照下さい。
パターン① 予約連携(宿泊施設・時間貸し施設)
【想定ケース】貸切空間(ホテル、民泊、レンタルスペース、会議室など)
【連携概要】予約した時間のみ解錠可能なアクセスキーをAPIで発行
パターン② 会員証連携(コワーキングスペース・無人ジム等)
【想定ケース】共用空間(コワーキング、ジム、サウナ、自習室、会員制施設など)
【連携概要】会員のみが解錠可能なアクセスキーをAPIで発行
パターン③ 回数券連携(共用空間)
【想定ケース】共用空間で、利用回数を制限したいサービス(プリペイド型ジム、回数制レッスン施設など)
【連携概要】常時利用可能なアクセスキーを発行後、Webhookで受信した解錠イベントをカウントし、残り回数が0になった時点でアクセスキーを無効化
すでに連携済みのサービスについて
RemoteLOCK APIご利用開始までの流れ
RemoteLOCK APIのご利用にあたっては、以下のステップでお手続きを進めていただきます。
開始までの流れ
- STEP 1:API資料請求(弊社ウェブサイトの『資料のお申し込み』フォームより)
- STEP 2:API利用申請フォームの送付(本記事末尾でダウンロードいただける資料です)
- STEP 3:機密保持契約書(NDA)の電子締結
- STEP 4:API仕様書のお渡し(動作確認用サンプルアカウント・デバイス情報を含む)
- STEP 5:ご利用開始
API仕様書には、各エンドポイントのリクエスト/レスポンス例や、Webhookのペイロード仕様、エラーコード一覧などが詳細に記載されています。
開発着手前に内容をご確認いただくことで、スムーズに実装を進められます。
まとめ
RemoteLOCK クラウドAPIは、「システムにスマートロックを溶け込ませる」ためのインターフェースです。
「自社サービスとRemoteLOCKをどう繋げばよいか、もう少し詳しく知りたい」「具体的なAPIの機能一覧やシーケンス図を見て検討したい」とお考えのシステム担当者・開発者の皆様は、ぜひ下記より概要資料をダウンロードのうえご検討ください。
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