テンキー式電子錠やスマートロックによくある不具合の原因と対処方法
電子錠、スマートロックにありがちなトラブル系の問い合わせの内容とその対処方法をご紹介します。ご導入前の不安を払しょくしていただければと思います!
この記事の目次
- 1.よくあるトラブルお問い合わせ
- 1-1.ボタンを押しても反応しない!
- 1-2.ボタンが引っ込んで戻らない!
- 1-3.ボタンは反応するが、鍵があかない!
- 2.その他、RemoteLOCKでよくある問い合わせ
- 3.【まとめ】テンキー式スマートロック、電子錠が壊れた? 不具合の原因と対処法
(掲載情報は2019年11月時点の情報です)
テンキー式の電子錠でよくあるトラブル
スマートロックはとても便利なシステムです。この記事を見ていただいている方は特にRemoteLOCKについて既に十分にご存知かと思います!(ご存じない方は合わせてWebサイトもご覧ください
ただ中には「物理的なカギのほうが”なんとなく”安心」、「電子機器は不安」といった理由で導入を見送りしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。電子錠のほうが物理的なカギに比べて取り扱いが難しいのはある程度事実といえます。
ただし、トラブルの原因と対処方法を知っていればそれほど問題にならないケースが多いのもまた事実です。テンキー式の電子錠が壊れたと思ったら、慌てずにまずは不具合の症状を確認して原因を調べることから始めましょう。「壊れた!」との問合せの中には初歩的なミスや使い方が原因の時もあります。また、原因さえ分かってしまえばその場で簡単に解決できることも多々あります。
- 1-1.ボタンを押しても反応しない!
- 1-2.ボタンが引っ込んで戻らない!
- 1-3.ボタンは反応するが、鍵があかない!/オートロックがかからない!
1-1.ボタンを押しても反応しない!
まずは、テンキー式の電子錠やスマートロックを解錠するために暗証番号を押しても反応しないというケース。キーパッドが反応しなければ当然ながら鍵は開きません。このような場合は「製品本体の電池が切れていないか」をまず確認してください。「そんなこと当たり前ではないか!!」と思われるかもしれませんが、ボタンが反応しないとつい故障を疑ってしまうものです。まずは電池を新品のものに交換することをお勧めします
ちなみに、Wi-Fi接続でインターネット上から管理できるスマートロック『RemoteLOCK』の場合は、管理画面上で電池残量を確認でき、かつ、残量低下のお知らせメールを受信できるので突然電池が切れる心配はありません。電池交換もお部屋側の電池カバーを外していただければ交換可能です。(※一部製品は六角レンチが必要)
また、RemoteLOCKはWi-Fi接続を前提としている製品ですので、長期間Wi-Fi通信の無い環境にあると何度もアクセスポイントを探しにいくため電池の消耗が激しくなります。Wi-Fi通信がないと当然、電池残量の遠隔監視もできません。
1-2.ボタンが引っ込んで戻らない!
テンキー式の電子錠、特に物理的なボタンがあるタイプの電子錠にありがちな問題が、特定のボタンが引っ込んだまま戻ってこない(陥没する)ケース。ボタンが陥没してしまうと、当然ながら押せない、押しづらくなってしまうため、快適な入室の妨げにもなります。
テンキー部分やキーシリンダーは消耗品ですので、部品の消耗や汚れ、ボタン部分に小さなごみが溜まってしまうなどして、上記のような現象が起きてしまう場合があります。長くお使いいだくためにも錠前専用の潤滑剤を使った定期的なメンテナンスをお勧めしています。
当社が販売するRemoteLOCK5iと7iに関しては、鍵業者様も実際に利用している【JLスムーサー】をお勧めしています。ボタンが陥没してしまった場合でもスプレーを吹きかけてボタンを数回プッシュすれば元に戻ります。なお、市販の潤滑剤は絶縁性でない場合もあり逆に不具合の原因になります。ご利用の場合は錠前専門の潤滑油をご使用ください。
◆参考::JLスムーサー(楽天市場)
※弊社での取り扱いはございません。使用方法や注意事項をよくご覧いただき、お客様ご自身の責任においてご利用ください。
一般的な錠前においても鍵が回りにくい、抜き差しが引っかかるなど不良にも、この潤滑油をシリンダー部分へ吹きかけしていただくことで改善することもあるようです。
なお、RemoteLOCKは1年間の製品保証期間がございます。初期不良や、出荷から1年未満のうちに不具合が発生した場合は、症状に応じたサポート対応や製品の無償交換をさせていただいております。
ボタンの陥没は専用スプレーで解決!メンテンス用品の常備、定期メンテナンスをおすすめします
1-3.ボタンは反応するが、鍵があかない!/オートロックがかからない!
ボタンは反応し、音もしているにもかかわらず、鍵があかないという場合。
この場合は、本体の故障や経年劣化による建具の歪みが原因の可能性があります。残念ながらこうしたケースだとその場ですぐに解決することは難しいです。錠前本体の交換や、扉自体の調整やリフォームが必要となりますので、まずは取付した施工業者やカギ会社にご相談ください。
また、オートロック機能のある電子錠やスマートロックにおいて、扉を閉めても鍵がかからないという場合は、設定によりオートロックが無効化されていないかを確認したうえで、本体故障や建具の劣化やゆがみに伴う部品の干渉の可能性を疑うといいかもしれません。
RemoteLOCKの場合は、クラウド管理画面での設定によってオートロックの無効化や解錠可能な番号の発行・削除ができるので、その確認も必要となります。さらに、RemoteLOCKにはオンラインページやサポート窓口もございますので、安心してご利用いただけます。
2.その他、RemoteLOCKでよくあるお問い合わせ
ここまでは、一般的なスマートロック、電子錠のトラブルを中心にお話しさせていただきました。
ここからは、上記でも一部ご紹介してきたRemoteLOCKについてご紹介します。Wi-Fi接続でインターネットに接続できるスマートロックならではのよくあるお問い合わせをご覧ください。なお、お問い合わせ内容の回答はリンク先の別記事にて詳しくご紹介しています!
Q1. クラウドで作成した新しい番号であかない
A1. 【よくある質問】鍵が開かない。まさかの時も安心な対策を!をご覧ください。
Q2. 屋外での利用は可能ですか?
A2. RemoteLOCKは完全防水ではありません(生活防水レベル)
詳細は、【よくある質問】雨だいじょうぶ?屋外利用の不安にお答えします。をご覧ください。
市販のものでも問題ありませんが、現在弊社でも専用の防水カバー(ネジ取付)を販売しております。【オンラインショップ】
Q3. Wi-Fi接続が切れたらどうすればいいですか?
A3. Q1でもありますが、RemoteLOCKはWi-Fiが切断されていてもあらかじめ登録された番号で解除できます。
詳しくは【よくある質問】Wi-Fi接続が切れたときの対処法をご覧ください。事前の対策により開かないといったトラブルを防いだり、入室者やゲストへの被害も最小限にとどめることができます。
3.【まとめ】テンキー式スマートロック、電子錠が壊れた? 不具合の原因と対処法
今回は、スマートロックや電子錠でありがちなトラブルにおけるチェックポイントや原因、そしてその対処法をご紹介しました。スマートロック、電子錠は通常のシリンダー錠と比べると不具合が起きやすいのが事実です。ただ、この記事で記載の通り、定常的なメンテナンスやトラブル時の対処法を把握していれば、不具合時にも慌てることなく解決できるケースも少なくありません。
特に、RemoteLOCKはドアへの工事施工による堅牢性、停電やWi-Fi切断時でも解錠可能な”ビジネス特化”のスマートロックです。物理鍵においても鍵の紛失や鍵の複製などのリスクが潜んでいます。電気錠、電子錠、スマートロックなどの機械や最先端のツールにアレルギーをお持ちの方も、そのリスクやトラブルへの対処法を把握しておくことで不安感なくお使いいただけるかもしれません。
『RemoteLOCK(リモートロック)』
- ・Wi-Fi切断時もすでに認証済みの暗証番号であれば解錠可能!
- ・電池残量はPC・スマホから把握でき、残量低下時にはメールでお知らせ!
- ・付属の物理鍵で緊急解錠できる(※)ため開ける手段がなくなることはありません!
- ※一部製品は除く
▼RemoteLOCKの詳細はWebサイトをCHECK!!
▼スマートロックの種類や違いを知りたい!スマートロックの選び方を解説!