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公開日2021.05.28

最終更新日2023.11.16

選ばれるテレワークスペースになるために設置すべき備品とは?

ワークスペースを提供する事業者の視点では、「いかに利用者に喜んでもらえるか」ということが収益を上げるための大きな課題になります。利用客に選ばれる基準の一つが「スペース内の備品」。利用客にもう一度使いたいと思ってもらう備品とはどのようなものでしょうか?よく使われる備品や、あると喜ばれる設備を事例とともにご紹介します。

人気テレワークスペースになるための必須設備とは?

ワークスペース

コロナの影響や、政府による「働き方改革」などが後押しとなって、テレワークスペースの需要が増えています。仕事に必要な環境がすべて整っているテレワークスペースは、気軽に自宅や会社以外で仕事ができることから、これからますます利用が増えることになるでしょう。

ワークスペースを利用する目的の多くは、ビジネス利用です。当初は自宅やカフェで仕事をしていたビジネスマンが、さらに仕事がしやすい環境を求めて利用しているのです。ですから、仕事をするための備品が整っていることは選ばれるワークスペースになるために必須事項といえるでしょう。

オープンスペースと個室ブースに共通する必須設備

ワークスペースには、ひとつの空間をシェアして同時に利用するコワーキングスペースと、個人が空間を占有して使用する「個別ブース」、「個室ブース」があります。本章では、どちらにも共通する必須の備品をご紹介しましょう。

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机・デスク

机は仕事をするために一番重要なものです。不特定多数の人がいろいろな電子機器を置くことになるので、できるだけ大きく丈夫なものにします。また、清潔感が大切なので、傷や汚れに強いもの、抗ウイルスや抗菌性能があるとさらによいでしょう。

高評価のワークスペースのお客様の声

机がかなり大きいので、広々とした感覚で業務ができたのはよかったです。椅子はオフィス用なので、長時間使っても疲れにくく、ネット回線も早くてよかったです。

椅子

椅子の座り心地が悪いと、利用時間は短くなってしまいます。長時間座っても疲れないものにしたいですね。また、感染症対策もあり汚れの目立つ布製よりは、清掃のしやすい耐薬性のあるもの(アルコールや除菌剤、洗剤に強い物)を選ぶと清掃がしやすいでしょう。

コンセント口

コンセント

仕事によってはたくさんの電子機器を同時につかうので、コンセント口は複数あった方がいいでしょう。机の上など、手に届くところに一つはあるように配置します。

USBポート

ブース内に設置するUSBポートは主に電源をとるために使用されます。最近ではUSBに種類が増えていますが、最低でも標準タイプのType-Aは用意したいものです。コンセント口と一緒になっているタイプを利用するとスッキリするでしょう。

インターネット・Wi-Fi環境

ネット回線が整っていることは必須条件です。Wi-Fiがあるだけではなく、最新の高速回線を取り入れるなど、仕事がしやすい環境が整っているというアピールをすることも、他のワークスペースとの差別化にもつながります。

空気清浄機

空気清浄機

たとえ、オープンスペースだとしても、長時間人が利用した後はなんとなく残り香があるもの。空気清浄機があれば、臭いも残らず、次の利用者にとっても安心です。感染症対策に配慮していることのアピールにもなります。

テレワークブース内では大きなものを設置すると狭くなるので、コンパクトなものが良いでしょう。ドリンクホルダーにすっぽり入るほどの、小さくても本格なタイプもあります。

【その他】受付や共有スペースにあると利用者に喜ばれるもの

  • 各種コード類(延長コード、スマホ・PC用充電コード、各種ケーブル類)

    スマホやパソコンの充電用コードを始め、各種コード・ケーブル類を用意しておくと、利用者がいざという時に慌てずに済みます。仕事というよりは、「充電するためにブースを利用した」という事例もあるので、充電に必要なコード類をそろえておくのもスペースの魅力につながります。

  • 飲食スペース

    多くのコワーキングスペースではドリンクバーを設置していますが、テレワークブースの場合は、共有スペースに自動販売機を置いて対応できます。ドリンクコーナーがバラエティーに富んでいると話題になりやすく、リピーターも多くなる傾向があります。軽食を食べられる専用スペースがあるとさらに喜ばれるでしょう。

  • ブランケット

    特に女性は冷え性の方が多いので、ブランケットがあれば喜ばれるでしょう。冬場だけの利用と思われがちですが、クーラーが苦手な方も多いので、年中通しての利用があります。

  • フットレスト

    利用者の中には靴を脱ぎたい利用者もいるので、床に直接足を付けるよりもフットレストが喜ばれます。長時間利用する方にも快適に使っていただけるでしょう。

【その他】有料でもあった方が良い備品

  • コピー複合機(スキャナーやカラーコピー対応)
  • ロッカー、荷物預かりスペース等

高評価のワークスペースのお客様の声

フリードリンクがとてもよかったです。お茶や水だけじゃなくて、ペプシやセブンアップがありました。ハーブティも頂きました。全部無料です。  無料で貸し出してある充電器やケーブルが便利でした。

個室テレワークブースの価値を高める備品

オンライン会議

個室のテレワークブースではオープンスペースとは違い、オンライン会議などに特化した備品が価値を高めることになります。次のような備品が揃っていると、利用者に価値を感じてもらいやすくなるでしょう。

LEDライト(フロントからの照明)

オンライン会議などを行うときに、天井だけの照明だと顔色が悪く映りがちです。手前からLEDライトなどで顔を照らすと顔色が良くなり、相手への印象もぐっと良くなるので、あると喜ばれる備品です。

また、光の反射でパソコン画面が見づらいと仕事にも支障が出ます。手前からの照明があることで、パソコン作業がしやすい環境を作ることができます。

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鏡はオンライン会議前などに、身だしなみを整えるために利用されます。

こうした「ちょっとした気遣い」を感じられる備品が、利用客の好感度をあげて「また使いたい!」とリピーターになってもらうコツと言えるでしょう。

大型モニター

前面の壁などに設置すると、ワンランク上のブースとして設定料金を高くすることも可能です。利用客が持ち込んだノートパソコンの画面を大きく表示し作業効率アップを図ったり、複数のモニターが必要なビジネスマンに重宝されます。

スマートフォンスタンド

最近のビジネスにスマホは欠かせないものとなっています。使いやすい位置にスマホを置くスタンドがあれば、使いやすさが倍増し、便利に使っていただくことができます。

また、スマホを使ってオンライン会議をする人もいるので、スタンドがあれば喜ばれることは間違いありません。置いたままで通話もしやすいので、効率アップのお役にも立てるでしょう。

消臭剤

ブース内は換気ファンが付いているとはいえ、臭いがこもりやすい環境です。空気清浄機が置けない場合は消臭剤で対応しましょう。いろいろな製品が出ていますが、無香料で据え置きタイプが無難です。スプレータイプは、瞬時に消臭できますが、誤って電子機器類にかかると動作に影響がある可能性もあるので注意が必要です。

コンパクトな加湿器

ブース内は狭いスペースに多くの電子機器を置くことになるので、空気が乾燥しやすい冬場だけでも、静電気トラブルを防ぐために加湿器の設置を考えた方が良いでしょう。ただし、湿度が高すぎても機器に影響が出るので、コンパクトな加湿器で十分です。お肌の乾燥が気になる利用客にも喜ばれるでしょう。

では、実際にテレワークブースではどのような備品が使われているのか、人気のテレワークブース「ミニマルワークスペース上野」を参考に見ていきましょう。

人気テレワークブースの実際の備品や個性的な設備をご紹介!

人気テレワークブース「ミニマルワークスペース上野」の備品を公開!

ミニマルワークスペース上野は、テレワーク・オンライン利用に最適なレンタルスペースです。使用しているブースは株式会社クルトンとタック・ハイテクウッドグループが共同開発した防音ボックス「PaO(パオ)」。ぬくもりを感じる木調の落ち着いたデザインが特徴的で、設置や撤退が簡単なうえ、サイズも3つの展開があるので、スペースの有効利用に最適です。

「PaO」には、以下の通り、標準装備としてワークスペースに欠かせない設備が装備されています。(チェアはオプション)

ミニマル・ワークブース【PaO(パオ)】の設備

  • 換気ファン
  • 照明(LED)
  • 電源
  • USBポート付きコンセント

しかし、さらに選ばれるテレワークスペースになるためには、利用客のニーズに合わせた備品を豊富に揃えることが重要になるでしょう。

「ミニマルワークスペース上野」で用意されている備品

ミニマルワークスペース上野

上記の写真は「ミニマルワークスペース上野」の中でもプレミアムな一番大きいブースになりますが、仕事に関する最低限のものを持ち込めば、すぐに仕事が始められる環境が整っています。

27型モニターをはじめ、オンライン会議の際にあると便利なLED卓上リングライト、スマホ・タブレットスタンド、卓上ミラー、さらには各種ケーブル類、充電コードも揃っており、まさに「あったら嬉しい備品は揃っている!」といえます。また、感染症対策としてジェルタイプの消毒液やハンガー、荷物入れも用意されており、こういった心遣いがリピーターが多い理由といえそうです。

RemoterLOCKによる無人運用で収益性アップを実現!

2021-05-18 (6)

▲RemoteLOCKを使った解錠で人件費削減

「ミニマルワークスペース上野」では常駐するスタッフがいない無人運用となっていますが、それを可能にしているのが「RemoteLOCK」。利用者ごとに発行される「暗証番号」で鍵の解錠を行う電子キーのことで、物理的な「鍵」ではなく、バーチャルな暗証番号キーで「鍵の受け渡し」ができるので、鍵の紛失リスクがなくなり、管理者の手間を極限まで削減することができます

こちらの施設では出入口にRemoteLOCK 8jが、テレワークブース(プレミアム)にはRemoteLOCK 5iが設置されています。このように人件費を抑えることで、収益性もアップさせることはもちろんのこと、利用者にとっても「管理されている」という圧迫感がなくなり、気軽に利用できる点は双方にとってメリットがあります。

【まとめ】選ばれるテレワークスペースになるために設置すべき備品

いかがでしたでしょうか?不動産投資としても人気のテレワークスペースは、需要の伸びとともに、その数もどんどん増えています。数多くのテレワークスペースの中から利用者に選んでもらうためには、いかに魅力的なスペースであるかが重要です。

人気の明暗を分けるのは、やはり「備品」。「あそこに行けば何とかなる」、「また利用したい」と思われるような備品を用意することで、他のスペースとの差別化をはかることができます。また、RemoteLOCK(リモートロック)などを活用して効率よく運用することもおすすめです。ぜひ参考にしてください!

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  1. ・予約者ごとに異なる暗証番号を発行可能
  2. ・予約期間外は入室不可に!期間外の不正入室の心配はなし
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