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公開日2024.05.01

【徹底比較】RemoteLOCKとSADIOT ROOM、あなたに合うのはどっち?

RemoteLOCKマーケターによる徹底比較シリーズ。今回は、RemoteLOCKクラウドを利用可能な「SADIOT  ROOM」とRemoteLOCKシリーズを比較します。施設の運営形態・用途によっておすすめの機種も異なりますので、本記事を参考にしていただければ幸いです。

RemoteLOCKとSADIOT ROOM、選定のポイント3選

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SADIOT ROOM(サディオ ルーム)」は、ミネベアショウワ株式会社から2023年7月に販売開始し、RemoteLOCKクラウドと連携した新しいスマートロックです。両社の連携により、より多様なドア・施設運営ニーズにお応えできるようになりましたが、「自分たちに合うスマートロックはどっち?」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は発売開始から半年ほど経過したSADIOT ROOMとRemoteLOCKを比較し、違いや特徴を改めて整理・ご紹介します。

暗証番号(RemoteLOCK)とURL解錠(SADIOT ROOM)

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まずは扉の解錠手段から。RemoteLOCKシリーズは共通して暗証番号による解錠方法に対応し、機種によってはFeliCaカード(ICカード)やQRコードによる解錠にも対応しています。暗証番号はシンプル故に分かりやすく、子供から高齢者まで使いやすい点が、施設運営者から好評です。

一方でSADIOT ROOMは「URL鍵」という解錠方法を採用しています。メールやスマホアプリ等に届いたURLをタップすることで扉が解錠される仕組みです。一見すると難しく聞こえますが、こちらも利用者にとっては非常にシンプルな操作で入室できます。

取り付け工事タイプ(RemoteLOCK)と粘着テープ取り付けタイプ(SADIOT ROOM)

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続いてはスマートロックの取り付け方を比較します。
まず、RemoteLOCKは工事による取り付けを必要とするスマートロックです。自宅等ではなくビジネスシーンでの利用を前提としているので、ちょっとしたトラブルで扉から外れてしまわないようになっています。堅牢さ・安心感においてはメリットも大きいですが、扉に穴あけ加工をする都合上、取り付けできない扉も存在する点には注意が必要です。
(こちらからドアの写真を送っていただければ、取付可否を弊社で確認いたします。)

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一方、SADIOT ROOMは強力な両面テープを使って取り付けます。大掛かりな工事が必要なく、手軽に取りつけられる点はRemoteLOCKとの大きな違いと言えるでしょう。幅広い種類のドア・サムターンに対応しているので、賃貸物件など、原状復帰が必要な物件の場合はSADIOT ROOMがおすすめです。
(なお、専用プレートを使った工事取り付けも可能です。より安定運用したい方はご検討下さい。)

予約システムとの連携が必須ならRemoteLOCKのほうがおすすめ

RemoteLOCKクラウドを利用できるRemoteLOCK・SADIOT ROOMの両製品ですが、予約システムとの連携数はかなり異なります。SADIOT ROOMに対応している連携システムは少しずつ増えているものの、まだ数社程度です。

例えば宿泊施設の運営に関するシステムをご利用中の場合は、RemoteLOCKの活用がおすすめです。

SADIOT ROOMとの連携が可能なシステム(例)

  • インスタベース(レンタルスペース向け 予約プラットフォーム)
  • Lメンバーズカード(LINE予約・会員管理ミニアプリ)
  • よやくるPro(LINE予約システム)

SADIOT ROOMの導入がおすすめの施設は?

両製品の特長を概ね理解いただいたところで、SADIOT ROOMを活用した施設・ビジネスシーンを解説します。

レンタルスペース

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RemoteLOCKチームとしてすぐに思いついたのはレンタルスペース(時間貸しスペース)への導入です。
レンタルスペースを開業する際は、ビルやマンションの一室を借りて始めることも多いと思います。こうした場合は物件の返却を想定して「原状復帰」が求められることが多く、両面テープを使った取り付けが可能なSADIOT ROOMは検討しやすいスマートロックです。

また、レンタルスペースの掲載・予約プラットフォーム最大手である「インスタベース」と連携できる点も、SADIOT ROOM(およびRemoteLOCK)の特徴です。無人・省人で施設運営するうえで、予約システムと連携可能かどうかという点は重要なポイントです。

なお、住宅向けに販売している他社のスマートロックだと、入室手段(URL鍵や暗証番号など)の発行、入室権限の管理ができないことが多いです。レンタルスペースの開業を検討している方は、RemoteLOCKやSADIOT ROOMのようなビジネス向けのスマートロックを選ぶことをおすすめします。

会員制・予約制店舗

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次におすすめなのは「店舗」への導入です。会員制や事前予約制など、入室管理が必要な施設についてはSADIOT ROOMとRemoteLOCKの両方とも導入に向いています。なお、アパートメントの1室で「お忍び感」を演出した飲食店舗も増えていますが、こうした施設の場合はSADIOT ROOMのほうが取り付けハードルが低いのでおすすめです。家庭向けのスマートロック(SwitchBot スマートロックなど)は安いですが、入室権限の付与・切り替え等、運用の手間が色々と発生する可能性があるので、ビジネス向けのしっかりとした製品を選びましょう。

ちなみに、ジムやインドアゴルフなど、利用者の出入りがある程度発生するような施設の場合は、工事取り付けのRemoteLOCKのほうが安定した運用が実現しそうです。店舗といいつつ業態・運営方法も様々ですので、この手のビジネスを始める場合はぜひ弊社までご相談いただければ幸いです。

【まとめ】RemoteLOCK・SADIOT ROOM おすすめのスマートロックは?

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いかがでしたでしょうか。RemoteLOCKとSADIOT ROOM、それぞれの特徴や利用シーンのイメージが深まれば幸いです。初期費用だけでみればSADIOT ROOMは導入しやすいスマートロックですが、RemoteLOCKの導入が向いている場合も多々あります。コストだけではなく、機能や入室管理のオペレーションについてよく検討し、施設運営をより効率化できるスマートロックをぜひお選び下さい。

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