相続者必見!空き家の活用方法3選!
少子化・高齢化に歯止めがかからない現代の日本。そんな日本で今、主に地方で「空き家」の増加が深刻な問題となっています。しかしながら、この問題は決して他人事ではなく、誰もが将来向き合うことになる問題なのです。今回は「親から実家を相続したはいいものの、どう活用していいかわからない」といった身近な問題とともに空き家の活用方法についてご紹介します。
この記事の目次
- 1.空き家を放置してはダメな3つの理由!
- 1-1.近隣トラブル
- 1-2.税金問題
- 1-3.資産価値の低下
- 2.空き家の新しい3つの活用方法
- 2-1.レンタルスペースとしての活用
- 2-2.民泊としての活用
- 2-3.シェアハウス・賃貸としての活用
- 3.空き家の管理が難しい…という方へ
- 3-1.RemoteLOCK(リモートロック)とは?
- 3-2.RemoteLOCKは鍵いらずなスマートロック!
- 3-3.RemoteLOCKなら遠隔での無人管理が可能!
- 4.【まとめ】空き家はうまく活用すれば有益な資産にもなりうる
(掲載内容は2020年10月時点の情報です)
- この記事の要点
- ・空き家を放置していてはもったいない
・うまく活用すれば有益な資産にもなりうる
・RemoteLOCKの活用によって手軽な空き家活用が可能
1.空き家を放置してはダメな3つの理由!
「親から実家を相続したけど、どうすればわからず放置している」
多くの人々はこのような経緯から空き家を抱え込んでしまうことが多いようです。しかしながら、このような安易な発想で空き家を放置してしまうと、様々な近隣トラブルの原因になったり、固定資産税などの無駄な出費を嵩ませるだけの「負の資産」になってしまいます。
これだけ聞けば空き家はただ厄介なだけの資産のようにも思えますが、実は使い方次第では多くの利益をもたらすことのできる非常に有用な資産にもなりうるのです!今回は厄介と思われがちですが、実は有益でもある空き家の活用方法についてご紹介していきます!
実家が現住所から離れていたり、修繕や維持管理の経済的負担から、実家を相続しても空き家として放置されるケースが多発しています。しかしながら、基本的に空き家は負担の大きさよりも放置してしまった場合のデメリットが大きいのです。
1-1.近隣トラブル
空き家の放置は近隣住民に大きな迷惑がかかることがあります。
具体的なものとしては以下のように挙げることができます。
・庭の草木が隣にまで侵入
・異臭トラブル
・失火や不審火
・不審者の出入り
・虫や動物による被害
・不法投棄
こういったものは全て所有者の管理責任になってしまうため、有事の場合には責任を取らなくてはなりません。思わぬ出費に繋がってしまう可能性もあります。
1-2.税金問題
現在、日本では「空き家対策特別措置法」という法律が敷かれています。この法律では、以下の状態の空き家を「特定空き家」としてみなすとしています。
・倒壊の危険性がある
・衛生上有害となる恐れがある
・管理がされておらず、周囲の景観を損なう
・周囲の生活環境を守るために不適切な状態である
「特定空き家」として認定された物件は、固定資産税の減額対象から除外され、結果的に支払う固定資産税は6倍にも膨れ上がります。
1-3.資産価値の低下
空き家を放置してしまうと、当然ながら急速に老朽化が進んでしまいます。老朽化に伴い、資産価値は大きく下落してしまうほか、修繕や解体が必要となります。修繕や解体にかかる金額は非常に大きな負担となりうるものであり、活用するにしても売却するにしても早い段階での判断が必要となります。
2.空き家の新しい3つの活用方法
空き家は放置してしまうと前述のような厄介事に巻き込まれることもあります。なので、さっさと売却してしまうというのも一つの手です。しかしながら、空き家はうまく使えれば非常に有用な資産として役立てることも可能です。ここでは空き家を残したまま活用する方法についてご紹介します。
2-1.レンタルスペースとしての活用
レンタルスペースは、利用者の用途に合わせて部屋を時間貸しするというサービスです。レンタルスペースの主な用途としては、パーティールームや貸し会議室などが多く、用途に合わせた設備が必要になることが多くなります。そこまで広いスペースが必要になることがあまりないため、共同住宅などのスペースを利用することも十分可能です。
後述する民泊やシェアハウスなどと比べて手続きなども少ないため、空き家の活用手段のなかでは比較的ハードルの低い事業であるといえます。
2-2.民泊として活用
民泊とは、家やマンションの一室などを他人に住宅として有償で貸し出すというサービスです。レンタルスペースなどと比較すると、法律が厳密に敷かれているため、少しハードルは高いですが、それでも十分に利益が得られるものとなっています。
近年は訪日外国人の増加から短期間民泊で暮らすという選択を取る人も増えており、近年注目を浴びている事業となっています。
2-3.シェアハウス・賃貸としての活用
シェアハウスとは、一つの住居を複数人で共有するという賃貸物件です。通常の賃貸と比較すると初期費用や生活費を共同で負担することになるため、ローコストで済むということから近年需要が高まっています。
複数人で暮らすという前提なので比較的広めの住居に適しています。需要の高さから空室のリスクも低く、安定した収入が見込めます。
3.空き家の管理が難しい…という方へ空き家の管理が難しい…という方へ
ここまで空き家の活用例を色々と挙げてみました。
しかしながら、以下のようなお悩みを抱えている方が多いと思います。
「家が現住所から遠くて管理するのが難しい」
「高齢・持病によって頻繁に管理できない」
特に鍵の管理は非常に難しい問題です。レンタルスペースや民泊となると頻繁に鍵の受け渡しが必要になりますし、シェアハウスとなると鍵の本数も一本や二本では済まないでしょう。紛失などのトラブルに頭を悩ませている管理者の方も多くいらっしゃいます。
そんな方にはRemoteLOCK(リモートロック)がおすすめです!
3-1.RemoteLOCK(リモートロック)とは?
RemoteLOCKはITによる遠隔カギ管理システムを実現した新時代のスマートロックです。
Instabase(インスタベース)やRESERVA(リゼルバ)といったレンタルスペースのクラウドサービスや、Airbnb(エアビー)といった旅行サービスサイトと幅広く連携しているため、幅広い用途にも対応することが可能です。
パスコードの有効な時間を指定することも可能で、時間貸しをすることの多いレンタルスペースなどにも適したスマートロックとなっています。
3-2.RemoteLOCKは鍵いらずなスマートロック!
RemoteLOCKはカギやカードキーを使う必要がありません。代わりに利用者一人一人にパスコードがクラウド上で発行されます。カギやカードキーを使わないため、カギの紛失の恐れがなく、複製の必要もありません。
また、一人ひとりに対応したパスコードが指定された時間内の間だけ発行されるので、不正入室などの安全面での心配もありません。
3-3.RemoteLOCKなら遠隔での無人管理が可能!
RemoteLOCKは鍵が必要ないので、現地での鍵の受け渡しの必要がありません。また、誰が入室したかという履歴もクラウド上に残るため、遠隔管理でも安心です。鍵の受け渡しのための現地対応が不要なので、家が遠方にある方や移動が負担になるという方にも利便性高くご利用いただけます。
4.【まとめ】空き家はうまく活用すれば有益な資産にもなりうる
いかがでしたでしょうか。空き家を現在抱えている方はもちろんのこと、この先相続されるという方も同じような悩みを抱えている方は大勢いらっしゃることかと思います。
新型コロナウイルスの世界的大流行に伴い、人々の働き方や生活様式は大きく変わりつつあります。中でもテレワークの推進によって、通勤にとらわれることなく働く環境を選択できるようになり、地方の空き家を利用した二地域居住や「コロナ移住」と呼ばれる現象が起きています。
このような時代だからこそ、空き家の利活用方法について今一度考えてみてはいかかでしょうか。