前回のブログでは、レンタルスペースでビジネスや副業を始めたいと考えている方に向けて「レンタルスペースを始める時に考えて欲しい5つのポイント」をご紹介しました。その中で予約管理＆集金方法のひとつとして「レンタルスペース専用の予約サービス（プラットフォーム）への掲載」を簡単にお示ししました。今回は予約サービスへの掲載のメリット・デメリットや、予約サイトとRemoteLOCKの連携など、予約サービスの活用についてより詳しくご紹介します。

はじめに、スマートロックを扱う当社がレンタルスペースの記事を書かせていただいている背景からご説明します。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、先日、弊社のRemoteLOCKと、株式会社Rebaseが運営するレンタルスペースの予約サービス「Instabase（インスタベース）」のシステム連携を発表いたしました。本連携により「お客様から予約が入ったら自動的に鍵が発行・通知され、決済まで行える」という自動化が出来るようになりました。

レンタルスペースでRemoteLOCKをご利用いただくと、システム連携の有無に関わらず物理鍵の受け渡しが不要になり、現地での鍵対応を減らせます。それだけでなく上記のような予約サービスと連携できることで、さらなる運営の効率化が見込めます。

そこで、今回はレンタルスペース予約サービスに会議室、スタジオなどを掲載し、鍵の受け渡しを自動化することによるメリットをご案内します。

現在、国内で主要なレンタルスペース予約サービスはインスタベース、スペースマーケット、スペイシーがあります。それぞれのサイトに特徴はありますが、共通していることは以下です。

民泊（例えばAirbnbなど）は「１泊単位」で貸す事に対し、同サービスは「時間単位」で貸すと考えると分かりやすいと思います。

RemoteLOCKチーム中の人はどこの回し者でもないので正直に書きますと…

レンタルスペース予約サービス掲載のメリット

サイトの集客力を利用出来る（サイトの利用者に一気にアプローチできる）

空き状況を常に利用者に知らせることが出来る

予約手続やそれに関わるコミュニケーションをサイト内で一元化できる

決済や入金をスペース集客サイトが全て行ってくれる（与信が不要）

レンタルスペース予約サービス掲載の注意したい点

成約料が取られる（率は各社に問い合わせください）

掲載に向けた手間（写真撮影やPR分作成）が必要　※サービスによっては支援してくれます

各サイトしっかりSEO対策がされているのでその集客力や、予約から決済までの一気通貫サービスは非常に魅力的です。いままでメールや電話、時にFAX・郵送で行っていた利用申し込みを全て管理画面上で行うことができ、利用金額やキャンセル料金の「取りっぱぐれ」がないことの安心感は代えがたいでしょう。

一方で、同サイトの成約料で利益が目減りしてしまうことは否めません。各社サービスはそこでビジネスしているわけですので引かれて当然なのですが、既に自社予約サイトからの予約でフル稼働状態、かつ、決済の手間もスタッフを雇っているので気にしないと言う方にはあまりメリットがありません。

逆に言えば、「成約料＝集客費（広告宣伝費）＋システム利用料＋与信の安心料」と考えてそれを上回るメリットがあれば掲載検討して良いと思います。

RemoteLOCKチーム中の人はインスタベースの回し者でもないので（インスタベース中の人のミナサマ、申し訳ございません）、RemoteLOCKチームという立場だけで申し上げますと…

インスタベースのシステムが利用時間帯のみ利用可能な暗証番号を自動作成、メールで暗証番号を通知してくれるため、実際に鍵を受け渡す手間がなくなります。これはスタッフを雇っている場合、人件費削減にもつながります。（また、人がやるべきことに集中出来るようになります）

予約時間帯と前後0分（システム内で設定出来ます）のみ解錠可能な暗証番号を作成しますので、セキュアな運用が可能になります。RemoteLOCK自体のメリットでもありますが、暗証番号による解錠のため鍵紛失がなくなったり、利用者が持ち帰ってしまうことがなくなります。

なにより、以前のブログでも書いたのですが「精神的負担の軽減」が一番のメリットだと思います。（詳細はこちらをご覧ください）

会議室やスペースの貸出・運営されている方は、ぜひRemoteLOCKを取り付けていただき、無人化、省人化をご検討ください。初期導入費、月額利用料以上のメリットを体感いただけると確信しております！

早朝・深夜の空き時間を貸し出して少しでも利益を上げたい、集客（稼働）に困っている、全て自動化したいという方はインスタベースをはじめとしたレンタルスペース予約サービスへの掲載もご検討ください。