スマートロックの販売と技適の関係って?
ビジネスのためのスマートロック「RemoteLOCK(リモートロック)」の技適(工事設計認証・ぎてき)についての記事です。RemoteLOCKは民泊大手Airbnb社の公式パートナーとして認定されています。
この記事の目次
(掲載内容は2017年4月時点の情報です)
技適(ぎてき)とは?
いきなりですが「技適(ぎてき)」という言葉をご存じでしょうか?
RemoteLOCK(リモートロック)の工事設計の認証書番号は「001-A09151」
設計認証番号は「D160024019(PDFファイル)」です。
※リンク先は総務省のページです
「技適」をはじめて耳にしたという方も多いかと思いますが、「技術規準適合証明」の略称で、「日本国内で、電波を出して使っても良い機器です」という証明のことを指します。
つまり、「技適マーク」がついていない無線機器を利用すると(一部の無線機を除いて)電波法違反になる可能性があります。
電波に関する法律は各国で制定されているため、海外で買ったスマホやパソコン・タブレットには技適マークがついていないことが多く(日本で認証を取得していないことが多く)、これら機器の利用は禁止されています。
もちろん、日本国内で販売されている大半の無線機器は取得済みですので、パソコンの裏やスマホをご覧になってみてください。iPhone(iOS10)では「設定」 → 「一般」 → 「情報」 → 「法律に基づく情報」 → 「認証」から確認する事が出来ます。
iPhone画面はこんな感じです。「技適マーク」と認証番号が中央に見えるのがわかります。
技適(ぎてき)がないとどうなるの?
長い前置きでしたが…
このRemoteLOCKはWi-Fiでインターネットにつなげて管理しているため、この認証を取得しておかなければ利用者が罰せられてしまいます。(製造・輸入販売元はただ販売しているだけでは取り締まり対象にはなりません。「未取得だが利用しても良い」と言うと幇助になり罰則対象になりますが…)
これは「知らなかった」では済まされない類いのものです。
実はこの技適ですが、輸入販売元が知らずに海外から輸入し、販売していることもしばしば見受けられます。過去、あるメーカーが技適マーク未取得の機器を発売して問題になったケースがありました。
話は冒頭に戻りますが、RemoteLOCKはちゃんと認証取得して内部基板に認証ステッカーを貼っておりますので安心して日本国内で使っていただくことが出来ます。(この技適取得顛末記は機会があれば別記事にて…!)
今後海外製プロダクトを購入することがあれば、購入前に製造・輸入販売元ウェブサイトで確認するか、問い合わせてから利用開始することをおすすめいたします。