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公開日2024.03.21

【徹底解剖】利用ニーズが拡大中!大規模貸し会議室を省人・無人運営するには?

コロナ禍で大きく落ち込んだ『大規模貸し会議室市場』でしたが、昨今の規制緩和やオフラインの生活様式への移行などにより再注目されています。本記事では『大規模貸し会議室』の利用者のニーズや利用用途の変化をはじめ、最新の市場のトレンドなどを解説します!

昨今の大規模貸し会議室市場で見られる特徴

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単なるハコとして使われることが多かった『貸し会議室』ですが、現在の利用用途も多様化しはじめています。そこで、最近はどのような特徴が見られるのか?利用者のニーズはどう変わったのか?そもそもどんな種類があるのか?など解説します!

貸し会議室の種類は?レンタルスペースと貸し会議室との違いは?

貸し会議室を含め、スペース貸しビジネスは利用用途や施設規模によって細分化できます。どんな種類に分けられるのか見ていきましょう!

貸し会議室

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少人数〜50名を超える大人数が入れる会議室まで、サイズバリエーションが豊富なことが特徴です。立地、規模、グレード、料金などに大きな差があります。

ハイクラスな貸し会議室もありますが、一方で、1時間数百円からレンタルできる廉価な施設や、予約システムや、スマートロック等を活用することでスタッフ不在で開錠~退出までセルフサービスとなる施設など、個人による活用が想定されたものも多く見受けられます。最近ではカフェが併設されている会議室もあり、採用活動や社内研修、サークル活動など利用用途は多岐にわたります。

レンタルスペース

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会議室程の大きさは有りませんが、テーブル・イスを備えたスペースから、パーティー向けにキッチンを備えたスペースまで利用ニーズに合わせた様々な施設の種類があります。最近では、古民家、改装したマンションの一室、アイドルタイムのレストランまで、ますます多様化が進んでいます。
最近ではサークルの飲み会やスポーツ観戦、推し活などプライベートな場面での少人数の利用が増えてきています。
私も学生のときによく利用していました!

宴会場

今ではあまり聞き馴染みのない宴会場ですが、スペースビジネスと言えるでしょう。宴会場の多くは大規模なホテルに併設されており、コース料理などの宴会を楽しむ場として長きにおいて使われてきました。
昨今のコロナ規制緩和により、ホテル宴会の利用も増えると予測されています。

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「高価格帯の貸し会議室」への利用ニーズの変化

コロナ禍を経て『大規模貸し会議室』の利用ニーズはどのように変化したのでしょうか?ニーズ変化のポイントは3つあります!詳しく解説します!

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変化したポイントとしては「使われ方」「使う人」「立地」の3つです。

変化した3つのポイント!

  • 「使われ方」
    単なる会議室⇒イベント会場などの多様化
  • 「使う人」
    社会人(会議)⇒一般の方・社会人(イベント)
  • 「立地」
    郊外の駅チカ⇒都心の駅チカ・高層ビルの一角

この3つのポイントを踏まえた上で特に注目すべきニーズは「高価格帯の貸し会議室」です。一般利用されるようになり、会議室利用のハードルが下がったことが要因の一つとして考えられます。

前述した通り社内外でのイベントでも多く活用されるようになりました。社外の方とのインタビューの会場であったり、ウェビナー会場としてなど体外的な見え方を考慮した使われ方が増えてきています。そのため、スタジオのようにおしゃれな会議室利用の需要は高まっているため、価格感も伴い高くなっています。

また、従来の使用用途として会議の場として利用されることも多いです。社員の出社が増え、社内の会議室が足りないから大きめの貸し会議室を借りようといった流れです。誰もがアクセスしやすく、ホワイトボードやマイクなどの備品が備えてあることも特徴の1つです。移動時間や利用の質を考慮した結果、高価格帯の大規模貸し会議室が注目されています。

実際に会議室を社内に整備し、備品も揃えるよりも、外部の会議室を必要な時期に使うほうがコスパがいいですね!

高価格帯の大規模貸し会議室の特徴

  • 駅前などの好立地
  • 会議に必要な備品などが兼ね備えられている
  • 30分~1時間刻みでの予約が可能
  • スタジオのようなおしゃれなデザイン

コロナ禍で大打撃を受けたスペースビジネス業界 復活の傾向へ

大規模貸し会議室市場は、コロナ禍でいったん落ち込んだものの、その後は新たなトレンドやニーズを取り込みながらV字回復を見せているといいます。今後の市場動向に関して、スペースビジネスの会社の情報からひも解いて解説します!

シェアビジネス全体の動向

シェアリングエコノミー協会はシェアリングサービス(スペース、モノ、移動、スキル、お金)の市場動向は今後拡大傾向にあると算出しました。22年度のシェアリングスペース市場規模は約3800億円であり、32年(コロナが完全に落ち着いた場合)には21,160億円まで成長すると言われております。

スペースビジネスの動向

レンタルスペースプラットフォーム大手であるインスタベースでは今期利用者数が過去最高になり、コロナ禍以降順当に売上を伸ばしていることが分かります。

利用者数だけではなく掲載数も年々増加傾向にあります。
利用者のニーズだけでなく、業界全体が盛り上がっていることが伺えます。

スペースビジネスが拡大していく背景には会議室の利用用途の多様性や、高価格帯の会議室のビジネスモデルの確立などがあると考えられます。また、レンタルスペース程ではありませんが、空きスペースとしてビジネスの転換がしやすいといった要因も考えられます。
高まる利用ニーズの中で今後注目の市場と言えます。

大規模貸し会議室市場の利用用途とは

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今後注目されている大規模貸し会議室の利用用途について詳しく解説していきます!

チームビルディングで活躍「オフサイトミーティング」

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昨今多様な働き方をすることができるようになってきました。オンラインや在宅勤務がベースでもチーム一丸となって成果を出せるよう、あえてリアルな場所に集まり顔を合わせてコミュニケーションする機会を作り、チーム力を高めることがより重要視されています。

そこで「オフサイトミーティング」が再注目されています。オンラインが基本な会社でも普段とは違う環境で働き方や、ビジネスの方針を話し合う場所として大規模な貸し会議室が多く使われ始めています。
普段よりもカジュアルな環境で話せるのでコミュニケーションの促進などにも繋がります。

【余談】RemoteLOCKチームもオフサイトしました!

RemoteLOCKチームも昨年12月に『マイナビPLACE | 歌舞伎座タワー』を利用してオフサイトミーティングを行いました!銀座の29階から見る夜景は絶景でした。レクリエーションなども踏まえたミーティング内容であり、各所員の方向性の確認に大いに役立ちました!

社内イベントや新年会などで大活躍「懇親会・パーティー」

出典 :
SPACEMARKET

最近は飲食可能な会議室もふえてきています。その背景には社内イベントやオフサイトミーティングなどを行った後にノンストップで懇親会まで行いたいというニーズが出てきているからです。懇親会も会議室で行うと周りのお客さんに気を使わず話ができますし、他の飲食店等よりも安く済む場合もあります。

レンタルスペースプラットフォーム大手であるスペースマーケットは酒屋のカクヤスと連携を始め、会議室での飲み会を促進するような流れも出できています。利用者が一から料理やお酒を手配すると手間になってしまうので、運営側がどれだけ用意するかがポイントになってきますね!

オンラインからオフラインへ「セミナー・ウェビナー

出典 :
コモレ四谷

おしゃれな内装の会議室をスタジオとして利用し、セミナーやウェビナーを行うケースが最近増えています。その背景にはYouTubeやTikTokなどの配信する媒体が増えたこと、スマートフォンなどのカメラ機能の質が向上したことなどが挙げられます。その結果従来よりも手軽に、誰でもセミナー・ウェビナーを開催することができるようになりました。セミナーやウェビナーを録画してコンテンツとしても配信できますし、より大きな会議室を借りればオフラインでの開催も可能になります。本格的なスタジオを借りるよりも簡単に安価に利用することができるので、今後需要は高まると言われています。

【番外編】地域創生やコミュニティ形成にも活躍「自治体×貸し会議室」

自治体が運営する貸し会議室も最近増えてきています。利用目的は市民同士のコミュニティ形成など1つの交流の場として多くの人に利用されています。また、テレワークに対応したワーキングスペースなどを整備することで移住を促進して地域創生の一環として活用される例もあります。自治体が運営するので地域イベントなどでも多く使われるのが『自治体×貸し会議室』の特徴です。

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【まとめ】大規模貸し会議室の利用ニーズの変化

いかがでいたでしょうか?大規模貸し会議室のトレンドや利用ニーズなどに関して解説しました。
SNSの普及や、コロナの台頭などにより利用者のニーズやそれに伴う利用用途は大きく変化しました。趣味や仕事をする上で大きなスペースは必要です。今後も多様な使われ方がされると考えられる大規模貸し会議室から目が離せませんね!

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