宿泊事業の管理ツール「OTA、サイトコントローラー、PMS」とは

  
著者| R.TSUKAMOTO on 2018/07/30
 

2018年6月の旅館業法改正や住宅宿泊事業法の施行を受けて、宿泊事業に新規参入されるというお話をよく伺います。本日は、宿泊予約管理に関連して、よく使われる、「OTA」「サイトコントローラー」「PMS」という言葉と、それぞれどんな時(施設・事業形態)に使われるのかを解説します。

この記事の目次

  1. 1.予約・管理をIT化!宿泊事業で欠かせない3つの管理サービス
    1. 1-1.OTAとは
    2. 1-2.サイトコントローラーとは
    3. 1-3.PMS(ホテルシステム)とは
  2. 2.サイトコントローラーとPMS。それぞれどんな場合に導入するといいの?
    1. 2-1.サイトコントローラーの使い時
    2. 2-2.PMSの使い時① 国内の主要PMSについて
    3. 2-3.PMSの使い時② 小規模向けの新しいPMSについて
    4. 2-4.PMSの使い時③ サイトコントローラー兼PMSについて
  3. 3.【まとめ】OTA・PMS・サイトコントローラーとは?

(掲載情報は2018年7月時点の情報です)

1.予約・管理をIT化!宿泊事業で欠かせない3つの管理サービス

 

ホテルの客室

 

この章では宿泊事業を運営するうえで欠かせない三つの管理サービスである「OTA」「サイトコントローラー」「PMS」について、それぞれ解説します。

 

1-1.OTAとは

 

OTA(オーティーエー)とは、「Online Travel Agency(オンライン トラベル エージェンシー)」の略で、インターネット上で取引を行っている旅行会社のことです。平たくいえば「旅行予約サイト」です。具体的には楽天トラベルやるるぶ・じゃらん等の国内旅行サイト、Airbnb(エアビーエヌビー)やHome Away(ホームアウェイ)などの民泊・別荘貸しのサイト、Booking.com(ブッキングドットコム)やExpedia(エクスペディア)などの海外旅行サイト等があります。

 

自社HPでの予約・集客を併用することもありますが、予約獲得のため宿泊施設であればなんらかのOTAを利用することになります。(利用料は取得した宿泊料金から一定率で差し引かれます。)

 

1-2.サイトコントローラーとは

 

サイトコントローラー(海外はチャネルマネージャーと呼ぶこともあります。)は、複数の予約サイトを一元管理できるサービスです。複数の予約サイトの宿泊料金の設定を一括で変更したり、ダブルブッキングを防ぐ機能を提供しています。

 

1-3.PMS(ホテルシステム)とは

 

PMS(Property Management System)はホテルの管理システムです。お客様がどの部屋に宿泊するか(部屋割り)や、清掃・空室の管理、売上や顧客管理、宴会場の管理、その他経営管理などホテル事業の様々な管理ができます。PMSは国内に数多く存在しており、各サービスによって対応範囲や現場の運用も異なってきます。

 

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2.サイトコントローラーとPMS。それぞれどんな場合に導入するといいの?

 

ツールの導入メリット

 

2-1.サイトコントローラーの使い時

 

運営する宿泊施設が1つの予約サイトで、すでに空室がわずか(高い稼働率)で十分な宿泊単価が取れていればサイトコントローラーは不要です。

 

ところが空室率が高い、稼働率は高いが直前の極端な値下げ等で埋めている、などがあれば掲載する予約サイト数を増やしたり、宿泊単価調整(レベニュー・マネジメント)をしていく事で売上が伸びる可能性があります。

 

そんなときに、複数の予約サイトの情報を最新に保つために予約情報を集約して一括で更新できるのが「サイトコントローラー」です。

 

2-2.PMSの使い時① 国内の主要PMSについて

 

宿泊施設がどのような形態かに依存します。フルサービスを提供するいわゆるホテル・旅館で、以下3つに当てはまる場合、いわゆるPMSを使うことが多いと思います。製品により出来るレベルも異なりますのでよく吟味してみてください。

PMSはこんなときにおすすめ!

・宴会場や式場などの客室以外の施設を持ち、精算機などとも連動が必要。

・フロントスタッフが立ち、現地支払いで請求書や領収書の帳票が管理したい

・国産のサイトコントローラーを使っている、かつ客室数が多い。

2-3.PMSの使い時② 小規模向けの新しいPMSについて

 

客室数がそこまで多くなく、費用的にもいわゆるPMSは考えていない場合です。最低限必要な宿泊客の部屋割りや清掃管理をエクセルで管理してケースも多いと思いますが、2017年・18年に入って簡易宿所などをターゲットにした新しいPMSが発売されはじめています。

 

価格的にも使いやすく、手作業で管理する事の負担が大きい場合はこうした小規模向けのPMSを利用することも考えられます。

 

2-4.PMSの使い時③ サイトコントローラー兼PMSについて

 

訪日外国人を主なターゲット顧客にし、フロント省人化などのローコストオペレーションの宿泊事業(宿泊に特化した施設)を計画している場合には、サイトコントローラー兼PMSの利用が有力な選択肢になるかもしれません。

(サイトコントローラー兼PMSの2大サービス :Beds24 、 AirHost PMS

 

元々、旅館・ホテル業界と民泊は異なる市場ですが、民泊の市場が大きくなり法律改正や新しい形態のホテルが出てきて、2つの市場は徐々に近づいてきており、どちらの市場向けの管理ツールも利用できるようになりました。

 

それぞれ使えるOTA(連携先)も異なりますが、新しく民泊から出てきた管理ツールや海外のサイトコントローラーでは、サイトコントローラーとPMSの機能が一体となったものがあります。PMSの機能はやや簡略になりますが、1ツールで完結するため運用方法や費用的に簡単に利用することができます。

 

※国産の旅館業向けのサイトコントローラーでは民泊系サイトの集客に弱く、国産の民泊系・海外系のサイトコントローラーは国内旅行サイトとの連携に弱いため、全市場に向けて集客をしたい場合には、この「サイトコントローラー」と「サイトコントローラー兼PMS」がシステム連携可能なため、併用して利用することもあります。

 

3.【まとめ】OTA・PMS・サイトコントローラーとは?

 

ITツール導入

 

規模も形態も多様化している宿泊ビジネスですが、そのビジネスを支援するITツールも多様化の波が押し寄せています。場面に応じたツールを選ばないと、機能過多になってしまい使いこなせないこともあり得ます。一方で、労働者不足が深刻化する中で人が労力をかけて管理するのはコストの面でも現実的ではないと言えます。ぜひ、この機会にご自身のシーンに合った管理ツール探してみるのはいかがでしょうか?

 

OTA、サイトコントローラーなど宿泊管理システムと連携可能なスマートロックも最近は増えています。連携により、予約管理だけでなく鍵の受け渡しまでも自動化できるため、フロント業務のさらなる効率化が見込めます。次のステップとして鍵も含めてIT化してみてはいかがでしょうか。

 

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Topics: 民泊・簡易宿泊施設(ドミトリー), ホテル・宿泊施設, サイトコントローラー, PMS(プロパティマネジメントシステム)

 

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