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公開日2022.01.27

最終更新日2023.07.24

スマートロックの解錠の仕組みって?おすすめの利用シーンも解説!

スマートロックも自宅の扉だけではなくビジネス用途の施設に設置されるようになりました。扉の種類も様々ですが、開け閉めするための認証方法も多様化していくことでしょう。今回はスマートロックの認証(解錠)方法の種類やそれらがどのような用途の扉に合うのかを解説します。

スマートロックはどんな扉に設置されているの?

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これまでは物理鍵による開け閉めが当たり前だったなか、2015年の「スマートロック」の登場は大きな衝撃を与えました。自宅の玄関前で「鍵を取り出すのが面倒くさいなぁ…」と思っていた方や、そもそもスマホアプリから扉を解錠できる技術に衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。

現在では多種多様なIoTデバイスが発売され、Wi-Fiによる無線通信やスマートスピーカー、スマートリモコン等が一般家庭でも普及していることも、スマートロックの普及の後押しになっています。

また、スマートロックをビジネス用途の施設に利用する動きも出てきました。メーカーによって扉を解錠するための認証方法も様々です。本記事ではスマートロックの認証方法に関する解説をしながら、どのような施設にどのようなスマートロックが向いているの?という疑問にお答えしたいと思います。

なお、スマートロックって何?どんな施設に導入されているの?という方はこちらの記事もぜひご覧ください。

施設内の個室や客室

Interior of modern comfortable hotel room

宿泊施設やレンタルスペースなど、ビジネス用途の施設でよく導入されているのが施設内の個室・客室です。部屋数・入室者数が多ければ多いほど、鍵の受け渡しの作業が発生するため、キーレス化で業務の効率化・負担軽減を目的としたケースです。

また、近年ではテレワークブースの利用が非常に増えており、テレワークブースの予約・入退室にスマートロックを利用している施設もあります。実際に利用したレビュー記事もございますので、ぜひご覧ください。

施設の出入口(エントランス)

施設によってはメインエントランスにスマートロックを導入することもあります。個室は利用する本人だけが利用できるように認証方法を設定しますが、部外者の入退室を制限したい場合には出入口に設けることも有効です。最近ではスタッフ無人の店舗や施設も多いので、不法侵入や備品の盗難防止を目的とした導入も増えています。また、無人店舗は鍵の受け渡しが不要にできるかどうかも非常に重要なポイントです。そういった点でスマートロックの導入が増えています。

また、最近ではトランクルーム施設の出入口に導入いただくケースもあります。従来はカードキーを採用していて利用者にカードキーを郵送する手間がかなりかかっていたそうで、作業時間やコストの削減に効果的なのだそうです。

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その他の扉

そのほかの用途としては資材倉庫やガレージ、屋外テニスコートの入口に導入するケースもあります。セキュリティ強化が必要なところにはいつでも鍵付きの扉がつきもので、そういった施設のカギがスマートロックに変わっているようです。

スマートロックの解錠方法の種類と特徴

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スマートロックの一例(RemoteLOCK 7i

スマートロックが設置されている扉の種類が分かったところで、実際にどのような仕組み・認証方法で扉を解錠しているのかをご紹介します。

スマホアプリ解錠による解錠の特徴・利用シーン

まず紹介するのは「スマホアプリ」による解錠です。日本でスマートロックが登場したころは、「住宅の扉をスマホで解錠する」というのが一種のキャッチフレーズでした。この手のスマートロックはスマホとBluetoothで接続を行うことが多く、「家の住人が扉に近づくと自動で解錠・施錠する」「手ぶらでも扉を解錠できる」といったところに魅力を感じていた方は多いのではないでしょうか。

ビジネス向けというよりも一般消費者向けの製品が多く、他社製品ですがQrio Lock(キュリオロック)が一番有名です。最近ではスマートリモコンでおなじみのSwitchbotもスマートロック(SwitchBot ロック)を販売しています。

最近ではApple Watchで家のカギを開けたい!といったニーズもあるので、スマートウォッチでの解錠も一つのポイントと言えるでしょう。

暗証番号(テンキー型)による解錠の特徴・利用シーン

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RemoteLOCK(リモートロック) 製品ラインナップ

続いてご紹介するのは「暗証番号(テンキー)式」です。こちらは扉の室外側に暗証番号を入力するキーパッドがついていて、事前に設定しておいた番号を入力することで解錠できるタイプです。分かりやすくいえばダイヤル式の南京錠のようなものですが、暗証番号式のスマートロックは利便性・セキュリティ確保に特色があります。

例えば弊社が販売しているRemoteLOCK(リモートロック)の場合は、この暗証番号をクラウド上(インターネット上)から自由に設定することができます。入室できる曜日や時間帯を限定した番号を発行することもできるので、実は荷物の配達業者や介護のヘルパーさんなどの訪問にも活用できます。

詳細は後述しますが、暗証番号の入力は年齢を問わずに簡単にできるところがメリットで、暗証番号式のスマートロックはビジネスでも様々な用途で活用できます。なお、このタイプのスマートロックは機械式(キーレックスなど)もあれば、電源・電池式もあります。

カードキーによる解錠の特徴・利用シーン

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ビジネス用途ではカードキー型のスマートロックもあります。職場での入退室にカードキーを利用されている方は多いと思います。カードキーは財布の中に入れたり、首からカードホルダーを下げたりと様々ですが、カードキーに対応するスマートロックもあります。

また、ホテルなどの宿泊施設でもカードキーによる入室は一般的です。意外と知らないところで、カードキータイプのスマートロックが導入されている施設もあるかもしれませんね。スマートロックではAkerun(アケルン) のAkerun Proがオフィス向けでは有名です。

なお、RemoteLOCKも「RemoteLOCK 8j-F」というFeLiCa対応のスマートロックを販売しています。

QRコードによる解錠の特徴・利用シーン

続いてご紹介するのはQRコードによる解錠です。不特定多数の出入りがある施設ではその場限りのカギとしてQRコードを用いることがあります。最近流行りのサウナ・スーパー銭湯などでも、チェックアウト時にはQRコードをもらってゲートから退場する仕組みを導入している施設が増えています。

QRコードのメリットは、レシートサイズで紙を1枚発行するだけで良い手軽さ、メールやWEBページに掲載することで、スマホからの読み取りができる点でしょうか。

RemoteLOCKではコワーキングスペースやQRコードをアプリ上で読み込むことでセルフチェックインを実現している導入事例があります。

別の記事でQRコード認証のメリット・デメリットについてもまとめておりますので、よろしければこちらの記事もご覧ください。また、 RemoteLOCKでは「RemoteLOCK 8j-Q」というQRコードを使った解錠に対応したスマートロックを販売しています。こちらもぜひご覧ください。

指紋・顔認証による解錠の特徴・利用シーン

事例はまだそう多くありませんが、指紋認証・顔認証で施錠・解錠ができるものもあります。コロナウィルスの影響や、認証精度の向上による後押しを受け、さまざま場面で採用されるようになっています。特に完全な「非対面・非接触」が実現する顏認証は、ホテル業界でも新築やリノベーションの際に、最新のチェックインシステムとして採用する施設が増えています。

そもそも顔認証って何?という方は以下の記事もぜひご覧ください。

利用者に合ったスマートロックの解錠方法を考える

Businessman stressed out at work in casual office

それでは改めて利用者・施設用途に合ったスマートロックの解錠(認証)方法についてご紹介します。おおまかに分類すると、①特定少数(自宅など)、②特定多数(オフィスなど)、③不特定多数(ホテル、レンタルスペースなど)という3つに分類されると思います。

それぞれどのようなスマートロックを導入するのがよいのでしょうか。

入室者がごく少数に限定されている扉(自宅など)

まず紹介するのは①特定少数(自宅など)のケース。例えば自宅のように入室者が家族に限定されていて、出入りがあまり多くない場合です。この場合に重視されるのはカギを出さずに手ぶらで施錠・解錠できることです。

この目的に合ったスマートロックはスマホアプリや暗証番号(キーパッド式)です。ただし、スマホアプリの場合は結局スマホを取り出すので、一番目的に近いのは暗証番号式かもしれません。(前述の通り、Bluetooth接続で扉に近づいたら自動解錠できるスマートとロックもあります。)

特定の多数の出入りに限られている扉(オフィスなど)

続いては②特定多数(オフィスなど)のケース。例えばオフィスの執務フロアは多数の出入りがありますが、大半は社員であるため人は特定されています。この場合に重視されるのは施錠・解錠を警備システム等と連携できること、物理鍵のように複製されにくいことです。

この目的に合ったスマートロックはカードキー型がよいでしょう。ただし、業者や来館したお客様の出入りについては、その場限りの入室手段があればよいので、QRコード型のスマートロックを併用することもおすすめです。

不特定多数の出入りがある扉(ホテル、レンタルスペースなど)

最後に紹介するのは③不特定多数(ホテル、レンタルスペースなど)のケース。これらの施設の場合はスタッフが出入りすることもありますし、施設利用者による不規則・多数の出入りがある点が特徴となります。この場合に重視されるのは施設の予約システム等と連携できること、効率よく利用時間外の入室を制限できることです。

この目的に合ったスマートロックは暗証番号(キーパッド式)、QRコードから選ぶのがよいでしょう。一般的によく導入されているのはカードキーを使った電子錠ですが、カードキーの場合は入室権限の書き込みの手間が発生してしまうので、業務効率化やフロント業務の省人化を目的としている場合はあまりおすすめできません。

RemoteLOCK(リモートロック)は暗証番号式のスマートロックですが、宿泊系だとAirHost(エアホスト)ねっぱんといったPMSやサイトコントローラーなど、レンタルスペースだとInstabase(インスタベース)STORES 予約 などの予約システムと広くシステム連携しております。予約から暗証番号を自動発行・通知するなど、システム連携によるメリットは非常に大きいので、該当する施設を管理・運営している方は下記のページも参考にしてみてください。

【まとめ】スマートロックを活用して施設の入退室を管理しよう

いかがでしたでしょうか。スマートロックの製品も増えてきておりますので、「どのようなシーンでスマートロックを活用したいか」、スマートロックを導入して「何を効率化したいのか」を明確にすると、費用対効果をより高めることができそうですね。

RemoteLOCK(リモートロック)も多様な製品を提供しておりますので、興味を持たれた方はぜひ資料のダウンロードをお願いいたします。

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